Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

鋼の肉体(ポポ)

2012-10-16 19:08:20 | 浦和レッズ
今日は日本代表のブラジル戦ですが、平日夜の試合の即日更新は例によって勘弁していただき、柏戦、讃岐戦とロスタイムにゴールを決めて一躍浦和の救世主になっているポポ選手を取り上げます。ポポといえば浦和のチームメイトがシャワールームで一緒になると一斉に驚く、強靭な肉体が売り物です。

34歳と年齢的にはもうベテランですが、プレースタイルを見ていると若手のような運動量を見せます。実際、柏時代はテクニックはあるものの運動量が足りなかったフランサをフォローする脇役でした。柏時代はフランサがいたのでFKを蹴ることはありませんでしたが、神戸時代はそのキック力を生かして遠目のFKを蹴っていて、そのFK一発で浦和を破ったこともあります。

浦和に来て、初めて味方としてプレーをじっくり見てみると、最適なポジションはミシャが監督をやることを前提とすれば2シャドーです。運動量も多く、シュートレンジが長いことを考えると、少し引きぎみの位置から思い切り打った方が彼の持ち味は出そうです。

しかし、このポジションは点を取っているマルシオとアシストを決めている柏木がいて、なかなか空かないポジションです。そのため、ポポを使うとすれば1トップということになりますが、伸び盛りの原口のポジションをベテランが弾いてしまうのはどうかという判断なのか、ポポはベンチに置かれることが多いです。

それでも、ポポはベンチに置かれても腐らずにベストは尽くしてくれます。走る能力は高いので、味方がいいボールを出してくれればいい位置でボールを受けることはできます。あまりにもシュートのスピードが速いので、コントロールが効かず至近距離を外すこともありますが、ボールを止める技術はしっかりしていて、1トップも可能というところは見せています。

上背が160cm台なので、CKなどを頭で合わせるのは厳しいですが、追い込まれたときに思い切りシュートを狙うには最適な資質を持っています。諦めずきわどいボールを拾える能力があることは柏戦、讃岐戦で実証されました。できれば結果を出した以上、それに応えて先発で使って欲しいですが、たぶんベンチに置いてもポポはベストは尽くしてくれると信じています。
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