Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

フットサルW杯プレビュー

2012-10-28 17:07:42 | ワールドサッカー
カズの挑戦で話題を呼んでいるフットサルですが、アジアカップで優勝するなど話題の下地はありました。皆さんご存知の通りフットサルは体育館で試合が行われるミニサッカーで、ブラジルなどで盛んなサロンフットボールを縮めた言い方です。

フットサルのコートの面積はサッカーの1/9前後で、GK一人を含めた五人1チームです。布陣はサッカーの言い方をすれば1-2-1が一般的で、カズのコメントによればこぼれ球が多いのでゴール前にどれだけ詰められるかが勝負とのことです。

フィールドの面積が狭いということは、DFやGKでもゲームメークができますし、初心者でも点が取れる可能性があるので、サッカーのサポーターの懇親会には向いているスポーツでもあります。

懇親会向きというのは、選手交代が自由という理由もあります。20分ハーフでサッカーより点が入りやすく、入り口は広いスポーツですが、見るスポーツとしてはよほどレベルが高くないと面白くはないらしく、カズの挑戦という話題がなければ代々木体育館が満員になることはなかったと思います。

ブラジルのサロンフットボールやドイツの冬のオフシーズンに行われるインドアサッカーなど各地で行われているスポーツで、サッカーからのコンバートはカズ以外にも例があります。逆にフットサルからサッカーにコンバートしたのも21歳で初めてサッカーをした元大宮アルディージャのFW、ホドリゴ・ピンパオンの例があります。

体育館でできるスポーツなので、サッカーでは最も手間がかかる芝生の育成がないので、いろんな国にW杯開催の可能性があります。今回のW杯もサッカー先進国ではないタイの開催です。

日本が入っている組はブラジル、ポルトガル、リビアが相手で、一度も1次リーグを突破したこともない日本はリビア戦を勝つことを前提としても、引き分ける確率はサッカーより低いので、ブラジルかポルトガルから金星を挙げる必要があります。

今回のカズの挑戦は、もちろん代表監督ミゲル・ロドリゴ自身の指名によるもので、カズが一度だけフットサルのFリーグの公式戦に出た1月の試合を見て評価したはずです。カズもブラジルで経験があったこともあって、W杯に出られるならと意欲的です。

フジテレビで録画放送もあるので、カズのゴールシーンを映したダイジェスト映像しか見たことがない私にとって、フットサルの日本代表を見る初めてのチャンスで楽しみにしています。
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カウンターは有効だったが(10/27浦和対C大阪)

2012-10-28 10:05:38 | 浦和レッズ
浦和にとっては、C大阪のような普通の4バックのチームが相手なら、持ち味のアウトサイドが空くサッカーができると期待していました。序盤は互角でした。C大阪は五輪代表の杉本のポストプレーや柿谷のドリブルで勝負し、浦和もマルシオや槙野がシュートを放ちますがC大阪のGKキム・ジンヒョンが好調で無得点で推移しました。

この試合が動きかけたのは、浦和DF永田の負傷交代でした。代わりに入ったのはベテランの山田暢久で、うまいけれど持ちすぎの傾向がある選手です。CBの選手の負傷なので本職の浜田を入れるのではとの予想とは違った選手の投入だっただけに、少し気になって山田を見ていました。

山田は予想以上にこのポジションに合っていました。緊急出場にも落ち着き払っているのはさすがベテランで、ボールもしっかり収まるし、パスも正確で浦和史上最年長出場(37歳)になるこの試合をしっかり引き締めました。これで、あとは点を取るだけという状況にはしました。

アウトサイドがなぜか空くというこれまでの必勝パターンとはちょっと違いましたが、この試合では相手ボランチやCBにプレッシャーを掛けて奪うカウンターが有効でした。ポストプレーを要求されるとフィジカルの弱さが出てしまう原口も、思い切ってドリブルで勝負していいとなればいいプレーもできるようで、何度かゴール前に侵入してチャンスを作っていました。

ただ、この日はシュートが入りませんでした。相手GKキム・ジンヒョンが好調だったことと、マルシオのシュートがクロスバーをヒットしたようなわずかな運が足りませんでした。試合全体の流れなら、浦和の方がプラン通り戦ってはいましたが、入らないときはこんなものなのでしょう。結局0-0で試合は終わりました。

ちょっと厳しいことを言えば、梅崎の右アウトサイドはどうかと思ったのも確かです。右利きだけに右アウトサイドはできるはずと思っていましたが、意外にも右サイドに固定されると思ったようにシュートを放てません。左足でのシュートが得意ではないようで、梅崎は槙野をうまく使えることやシュートを次々放てるという理由で左アウトサイドが合っていましたが、右ではあまりいいプレーを出せないのは残念でした。
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