Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

仙台戦プレビュー

2012-10-18 18:38:11 | 浦和レッズ
今週末、浦和はアウェイのユアテックスタジアムで目下2位のベガルタ仙台と対戦します。仙台は今年のJリーグの流行りの4-4-2の2ラインをコンパクトに保って縦に速いサッカーをしてきます。

それまでのJリーグがオリベイラ監督の鹿島や、西野監督のG大阪のように、サイドハーフを高く張らせて個人技で勝負するサッカーだったので、こうしたチームに勝てる戦術をいろんなチームが研究しました。手倉森監督の仙台は一番最初に成功させたチームで、昨年の時点でACL出場権まであと一歩のところまで行きました。

ただ、浦和はまったく違ったアプローチで従来型サッカーに勝とうとしてきたチームで、3バックのアウトサイドが4バックのチームにはマークしにくいというギャップを突くサッカーです。最終ラインがコンパクトな仙台のDFは、そのまま守り切れる可能性もありますが、梅崎と槙野が組織的に仕掛けてくる左サイドには苦しむと思います。

仙台は攻撃陣の層は厚いです。普段のFWは赤嶺とウィルソンですが、中原や柳沢が出ても結果を出すことができています。また、磐田時代の切れを思い出した感のある太田吉彰のサイドアタックも脅威です。

弱点があるとすればCBでしょう。鎌田、上本のコンビが多いですが、代表歴はなく、浦和では原口は潰せてもマルシオや柏木に出し抜かれる可能性はあります。

また、仙台の武器の一つは右SB菅井の攻撃参加です。埼玉スタジアムでの仙台戦で菅井の動きを観察したら、周りの選手がこの縦横無尽の動きに慣れていて、普段は攻撃の中心の梁勇基も右SBをカバーする動きに慣れていました。菅井自身も「何であいつがここにいるんだ」というのは武器にしたいとのコメントで、しかもゴール前でのヘディングの競り合いも強いです。

代表選手こそ共和国代表の梁勇基くらいですが、組織力は強くいいチームなので、浦和としてはこういうチームに勝てれば自信がつき勢いが出るでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする