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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

サイドが攻略ポイント(11/1浦和L対千葉L)

2014-11-01 22:30:12 | レディース
今日は雨の中、駒場スタジアムの浦和レディース対千葉レディースの試合を見に行っていました。前回サッカーをスタジアムで見たのが10月5日(浦和対徳島)と間隔が空いていたので、少し生観戦に飢えていて雨の中でも出かけました。といっても、雨の中で合羽を着て見るほどの根性はなく、屋根のあるメインスタンド後方の席で座っての観戦でした。

試合は前半9分、千葉FW菅澤(9番)のゴールで早くも千葉が先制しました。浦和のミスがらみの得点でしたが、千葉は4-4-1-1気味の布陣で、現役なでしこジャパンのFW菅澤はある程度孤立しても個人で何とかしてくれるとの読みで、トップ下の筏井(7番)がFWと中盤を出たり入ったりしてブロックを作る戦術でした。

浦和には、菅澤のように一人で何とかできるFWはいないので、2トップの吉良(10番)と後藤(11番)がコンビプレーを見せて対抗する必要がありました。この二人は長年コンビを組んでいるので、連係は慣れたものですが、前半は吉良も後藤も惜しいシュートを外していました。

それでも、浦和には攻めの糸口はありました。それは千葉の左SB上野(2番)が堂園(6番)との1対1に勝てておらず、浦和の右サイドからはかなりの確率でクロスが上がっていたことです。このままクロスを上げ続けていれば、パワーが男子より劣る女子のサッカーの場合クリアボールがこぼれ球になれば何が起こるかわからないという期待はありました。

ベンチも、サイドの重要性は理解していて、左SBを前半良くなかった臼井(29番)から和田(13番)に交代させてきました。ピンポイントクロスを狙うタイプの臼井より、スプリント力で勝負するタイプの和田の方が、雨で条件の良くなかったこの試合には向いていて、事実後半に入ると左からもクロスが上がるようになります。

柴田(18番)、後藤のドリブルもアクセントになった浦和が、後半は優位にゲームを運び、アンカーの岸川(5番)のミドルが相手のハンドを誘ってPKになって同点に追いつくと、右サイドを後藤が崩したドリブルから、最後は加藤(20番)が執念で足を伸ばして逆転弾を叩き込みます。

最後は加藤を代えてDFの坂本を投入して3バックに変えて守り切った浦和が、優勝に近づく貴重な勝ち点3を得ました。雨の中、見に行った甲斐があると思いました。コンパクトデジカメで何枚か写真を撮ったので載せます。



今まで、再三苦労してノートに書いていたメンバー表、今ではこの写真1枚で十分です。オーロラビジョンとデジカメの解像度の向上がなせる業です。



勝利後のあいさつです。最近テレビでチェックしてファンになった和田選手、ちゃんと写っています。



後藤選手、柴田選手です。



加藤選手が記者に呼び止められているところです。



お目当ての和田選手、これが一番大きく写っています。



平尾選手の弾けるような笑顔です。こういう写真が撮れると、スタジアムに行って良かったという思いになります。
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横浜FM戦プレビュー

2014-11-01 15:34:12 | 浦和レッズ
浦和は3日の月曜日、アウェイの日産スタジアムで横浜FMと対戦します。この試合が終わると、次の試合は22日としばらく空くので、勝って気分良く中断を迎えたいです。浦和は興梠が腓骨の骨折で今季の出場が絶望になりました。

代役の1トップは李忠成が有力です。李はミシャが指揮していた広島時代に佐藤寿人の負傷中に代役の1トップに座り、11ゴールを挙げて一躍日本代表まで上り詰めた実績があります。李は興梠と違って上背があるので、早めにクロスを放り込む攻撃もできます。

柏木と組むシャドーは、マルシオと梅崎を試しています。キープ力のマルシオか、セカンドストライカーの梅崎か、どちらを起用するかでゲームプランも変わってきます。ただ、浦和の選手層も厚くなってきたので、興梠離脱というピンチもそれほど慌てないで済みます。

対戦相手の横浜FMは、今季は10位で優勝争いとも残留争いとも関係ない位置です。昨年は2位と結果を出しましたが、今季は戦力外にした1トップのマルキーニョスの穴がなかなか埋まりませんでした。このチームの良さは毎年同じで、中村俊輔のFKと中澤佑二、栗原勇蔵が受けるセットプレーです。

また、横浜FMは4-2-3-1というオーソドックスな戦術を引く相手なので、浦和のミシャサッカーのストロングポイントであるアウトサイドの攻撃力は使いやすい相手です。横浜FM対広島のゼロックス杯で観察した印象では、広島の右アウトサイドのミキッチにドゥトラが思い切って付き、裏のスペースを富沢や中町がカバーすることで対策していました。

戦術は何のためにあるかといえば、相手に「なんかやりにくいな」と思わせるためです。浦和のアウトサイドに、横浜FMが誰がマークすべきか迷ってくれれば戦術的には成功です。プロレベルなら、フリーで持てば何かしてくれるという信頼から成り立つ考えです。

そのため、浦和は長いボールを蹴って両方のアウトサイドをうまく使いたいです。4バックの相手なら、両方のアウトサイドは同時に見られないことはわかっているので、浦和勝利の鍵は後ろからのサイドチェンジと予想しています。
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