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昇格一年目の快挙(2000年FC東京)

2014-11-20 07:57:29 | 他チーム
今季、ガンバ大阪が昇格一年目でナビスコ杯のタイトルを取るなど活躍しています。もちろん、ガンバ大阪はJ1で十分な実績のあるチームなので、そんなに驚いてはいませんが、過去に昇格一年目で旋風を起こしたチームと聞いて思い出すのは2000年のFC東京です。当時、FC東京はJ1初挑戦のチームだったので、その旋風には驚きました。

当時のFC東京は「キング」アマラオとツゥットのブラジル人2トップでした。この2トップは運動量が多いのが売り物で、浅利、小池の守備的なダブルボランチで守りを固めて空いているトップ下の位置に、アマラオかツゥットのどちらかが下りてきてゲームメーカーになる戦略でした。

ゲームメーカーにもストライカーにもなれる彼らの柔軟性が奏功した、FC東京の快進撃で、アマラオは13点、ツゥットは17点を決める活躍でした。当時の監督、大熊清氏の手腕も話題になりました。当時、NHK-BSのアナウンサーが「こんな(運動量の多い)サッカーをして90分持つのかと思うでしょうが、FC東京は運動量が落ちません。」と実況したほどでした。

私は当時、浦和がJ2で土曜日が空いていたので、7月にアマラオがハットトリックを決めた国立競技場の試合を生で見ています。まだ、あの当時は味の素スタジアムは完成しておらず、FC東京の試合は国立競技場や駒沢陸上競技場などで行われていましたが、遊びに行きたくなるくらいの面白いサッカーでした。

もっとも、大熊監督はこのサッカーを「あまりにも2トップに頼りすぎた」とあまり評価していませんでした。当時は1999年にJリーグが2部制になったばかりで、海のものとも山のものともわからないJ2の実力は誰もが知らない時代でした。このFC東京の快進撃で、J2の実力は確かだと印象付けたので、今でも覚えている理由です。
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