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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

42勝2敗(栃ノ心)

2014-11-15 22:38:04 | 他スポーツ
今の時期、大相撲九州場所が楽しみです。白鵬の史上一位の32回優勝に注目が集まる場所ですが、平幕に、ここ4場所で42勝2敗という白鵬もびっくりの高勝率を残している力士がいます。それは東前頭8枚目の栃ノ心です。栃ノ心は小結の経験もある実力者ですが、膝の靭帯を断裂する重傷を負い、4場所連続休場で一時幕下55枚目まで番付を下げていました。

今は休場に伴う「公傷制度」がなくなったので、一度全休すると全敗扱いになり、相当番付が下がります。栃ノ心も前頭11枚目→十両筆頭→十両14枚目→幕下15枚目とどんどん番付を下げ、一時は三段目目前の幕下55枚目にいました。しかし、この休場期間を栃ノ心は無駄にしませんでした。幕下優勝のときにNHKで放送したビデオで見たら、上半身の筋肉の付き方が明らかに幕下力士とは違い、一人だけ幕内力士が混ざっているような圧倒的な強さで、14連勝で幕下を2場所で通過します。

もっとも、十両は横綱になるような力士でも容易には突破できない関門で、元幕内のベテランがテクニックで相手を翻弄する難しい地位です。それは十両優勝が多くの場所で11勝4敗や10勝5敗で決まることにも表れています。しかし、栃ノ心はここでも強さを見せ、十両も13勝2敗、15戦全勝とまたも2場所で通過して、今場所は前頭8枚目まで戻ってきました。

特に、十両の15戦全勝は価値があります。過去には北の富士、把瑠都ら3人しかいない記録ですが、私が国技館で生観戦した限りでは栃ノ心にとっては十両も実力が違いすぎて相手にならない印象でした。どうやら、栃ノ心は過去に小結まで行った実力より、強くなって幕内に戻ってきた印象で、今の幕内での成績も6勝1敗と好調です。

栃ノ心は力の強い力士ですが、以前はがっぷりに組んで相手との力比べを挑むなど、相撲が正直すぎて勝てなかった印象です。白鵬には15回対戦して全敗です。しかし、今場所は課題だった立ち合いのスピードも身に着けた印象で、これは先場所の逸ノ城のように、入幕していきなり旋風を起こすこともありうると、期待を持って見ています。

以前、国技館で写真を撮らせてくれた理由で応援していましたが、先日の浦和巡業ではかなりたくさんの力士が写真を撮らせてくれました。これで、嫌いな力士はいなくなりそうです。
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別所沼公園の紅葉

2014-11-15 22:03:08 | 埼玉
トップの画像は、近所にある別所沼公園です。この公園は沼の周りをメタセコイヤの大木が囲んでいて、秋になると赤く色づいてきます。少年時代、図工の課題で何度も写生をした公園ですが、次第に木の高さが伸びており、それから経った年月の長さを感じます。私のマイブームはコンパクトデジカメで、こういう日常生活の散歩でも面白い写真が撮れることに感激して、調子に乗って何枚も写真を撮っています。以下に並べます。



銀杏です。東京はまだ緑ですが、さいたま市は少し気温が低く、色づいた木もあります。



別所沼の噴水です。これはコンパクトデジカメ効果で、ズームしても画像がぼけないからこその一枚です。



武蔵浦和まで伸びる、「花と緑の散歩道」のソメイヨシノの紅葉です。ちょっと日が西に傾いたので、会心の一枚ではありませんが載せます。



テッセンに似た、薄紫色の花です。テッセンより茎が太いので別物とは思いますが、母に聞いても花の名前は出てきませんでした。



ストックです。
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意外な「アンカー適任者」(11/14日本対ホンジュラス)

2014-11-15 21:40:54 | ワールドサッカー
‌昨日のホンジュラス戦、残業で見られなかった最初の10分を除きだいたい見ました。アンカーのポジションに注目しているので、長谷部、遠藤、香川のMFで誰がアンカーに入るかは試合の注目ポイントでした。今回はアギーレ監督がメキシコのサッカー殿堂の表彰で一時帰国して練習を見ていないので、コーチがメンバーを決めたものと思われますが、その人選には大いに驚きました。

それは、トップ下からコンバートして、本職のボランチではない長谷部のアンカー起用です。今野、田口あたりを予想していたので、これは長谷部の無名時代を知らない外国人指導者だから考えた手だと思いますが、この手は非常によく当たりました。長谷部のアンカーは本人いわく、「欧州でも2、3回しかやったことがない」ポジションです。

それでも、長谷部なりに頭を使ったポジショニングと体の入れ方を見せ、日本の3枚のMFでホンジュラスの4-2-3-1の「3」を完全に封じることができました。ホンジュラスの攻撃に、セットプレー以外は怖さを感じなかったのは、このMF陣の頑張りが理由です。また、昨日の記事で「アンカーには華麗なプレーは要らない」と書きましたが、長谷部なら華麗さを時には出すこともできます。

日本の決定打になった、本田圭佑の2点目につながったカウンターは、長谷部が出したパスからです。本田圭佑いわく、意図的に前に残っていたのがチャンスにつながったそうですが、華麗さはあるならあるに越したことはないです。事実、欧州の代表チームの強豪は極端に引いた相手から確実に勝ち点3を取るため、アンカーやCBに攻撃センスがある国が多いです。

また、本田圭佑はミランでの好調をうまくチームに還元しました。名古屋時代より運動量が多くなった印象で、しかも足元の技術はしっかりしているので、本田圭佑を信じて乾が走ったチームの4点目などは、本田効果と言ってもいい得点でした。

ホンジュラスは、スタメン11人中7人がW杯メンバーという触れ込みでしたが、拍子抜けするくらい弱かった印象です。何が長所だか、少なくとも昨日の試合を見る限りでは理解できない試合でした。結果の6-0日本勝利も、ホンジュラスがあまりコンディションが良くなかったことは考慮する必要があると思います。

次の豪州戦こそが、日本のアジア杯連覇の可能性を占う試合です。ここで、アジアレベルなら負けないと、実力を示しておけば、アジア杯の1次リーグで当たるパレスチナ、イラク、ヨルダンが日本を恐れて引いてくると思います。それなら、こちらのものです。
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