Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ミスは起こるもの(11/3横浜FM対浦和)

2014-11-03 20:46:19 | 浦和レッズ
今日は浦和の天王山、アウェイ横浜FM戦でした。結果は1-0と浦和勝利で、2位G大阪との勝ち点差は5に開きました。次のG大阪戦を勝てば2試合残して優勝が決まります。こういう試合は技術や戦術より気持ちかなと思っていましたが、その通りの熱い試合になりました。

相手の横浜FMは、ボランチの富澤、中町が負傷で離脱しており、本来CBのファビオをボランチで起用してきました。この起用は戦術的には当たっており、派手なパスは狙わず落ち着かせる、浦和が5トップにしたら最終ラインに入って、平川についている左SB下平の裏のスペースを埋めるといったベンチの狙いは十分果たした格好です。

浦和にとっては、シュート数で相手の12本に対し浦和は8本と少なかったように、決して会心の試合ではありません。それでも、この日は全員が集中していました。昔、オシム時代の千葉が強かった理由が、ミスは起こるものとして誰もがカバーを考えていることでしたが、この日の浦和もそれに似た雰囲気でした。

特に圧巻だったのは、槙野のタッチライン際でのクリアミスから相手右MF、佐藤に独走されたピンチです。ここで2対2の数的同数を作られ、阿部勇樹の戻りも間に合わないかに見えた大きなピンチを、GK西川が止めてくれました。ミシャサッカーはDFやボランチに高度な信頼性を要求する戦術ですが、破たんしかかったときに他の選手がカバーする意識は重要です。オシムのシュトゥルム・グラーツ時代にアシスタントだったミシャはもちろんオシムの指導方針も熟知しているでしょう。

この日は、ミシャが早めに仕掛けを見せ、ハーフタイムに鈴木啓太を青木に代え、梅崎に代えてマルシオ、平川に代えて関根と次々に交代カードを切ってきました。プレビュー記事で「アウトサイドをどう使うか」を試合のポイントに挙げましたが、前半一杯はほとんどアウトサイドを使えておらず、ミシャサッカーのストロングポイントは消されたかに思えました。

しかし、関根のスピードは通用していました。瞬間にも速く、長い距離でもある程度はいける関根の脚力を使ってクロスを上げればと思っていましたが、自ら内に切れ込んで阿部勇樹のシュートを引き出し、それに自分で詰めてゴールになる展開は予想以上の成果でした。ミシャ采配がズバリ当たった結果で、今季2得点ですがその2点が両方とも決勝点という、関根の勝負強さはこれからも伸ばして欲しいと思います。

今日はいい気分で床に就けそうと、上機嫌で今の文章を書いています。
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格下戦術の脆さを突く(バルセロナ対アヤックス)

2014-11-03 15:06:53 | ワールドサッカー
今日は時間があったので、スカパーの無料放送の欧州CL、バルセロナ(スペイン)対アヤックス(オランダ)を見ていました。最近忙しかったですが、たまにはワールドサッカーのビデオを見て、世界のトップレベルがどれだけすごいか自分の目で確認しておくと、ちょっとした刺激になります。

今回のバルセロナは、スアレスこそW杯のかみつき事件で出場停止でしたが、メッシ(10番)もネイマール(11番)もいる、ほぼベストメンバーで、戦術もグアルディオラ時代から残る4-3-3の布陣でした。監督は元バルサの選手、ルイス・エンリケになりましたが、このバルサというチームは奇策を打つ必要はなく、今いるメンバーの力を気持ち良く出させてやるのが監督の仕事になります。

対戦相手のアヤックスは、かつてファンハール時代(1995年)に欧州CLを制した当時の強さはなく、今は普通のチームです。世界最強チームのバルサ相手には格下戦術を発動する必要があります。その格下戦術は、4-4-1-1で後ろの2ラインをコンパクトにする、Jリーグでも流行になっている戦術です。

この日は、その格下戦術の脆さをバルサに突かれました。最終ラインが4枚の場合、バルサの3トップに対して数的優位を作ろうとすると、どうしても最終ラインの4枚を横にスライドして守る必要があります。つまり、5バックとは違って最終ラインにスペースを与えるので、バルサはポジションチェンジを多用してそのスペースを狙うサッカーを見せました。

個人技のイメージが強いバルサですが、このような戦術的な崩しも得意で、前半7分でネイマールがスペースに出る動きで先制点を得たことで、この試合の勝利は間違いないものになりました。また、バルサの試合を見るときは、メッシの個人技は常に注目しています。メッシのドリブルはタッチ数が多いのが特徴で、細かいタッチで密集を切り裂いていく動きができます。

そのため、相手はメッシのドリブルするスペースを消そうと、人数をかけてきますが、空いたところに身体能力で勝負するタイプの違ったドリブラーのネイマールがいるのですから、バルサの強さも納得です。また、バルサの新戦力、クロアチア代表MFラキティッチ(4番)もいい選手でした。

4-3-3のMFは、ボランチタイプが望ましいという過去の例に漏れず、ラキティッチもボランチですが、無理に出て行かずアンカーのマスケラーノ(14番)とバランスを取りながら相手にチャンスを与えない、完成度の高い選手です。こういう情報が少しずつ入ってくると、Jリーグのないオフの時期も楽しめることになると思います。
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高沼川散歩

2014-11-03 14:36:52 | 埼玉
今日のマリノス戦は参戦しないことにしたので、運動を目的に近所の川を散歩してみました。風も冷たくなり、いよいよ秋本番の雰囲気です。最近購入したコンパクトデジカメを持って散歩に出ると、何かブログに使えそうな写真はないかと、いろいろアンテナを張って観察してみるのでいい効果があります。



氷川神社でやっていた、獅子舞の練習です。獅子の頭は持っていましたが、笛の奏者も獅子舞の踊り手も、普段着というところが面白いです。笛の音に惹かれて、近づいてみたら大発見でした。



椿の花です。以前のガラケーカメラでは望遠の倍率を上げるとピントが合いにくくなるという欠点があり、思うような写真は撮れませんでしたが、コンパクトデジカメなら倍率が上がってもピントが合うので実現した一枚です。



古墳です。一見、ただの丘に見えますが、これは関東の豪族がさいたま市の一帯を支配していた証明です。副葬品が見つかればニュースになるでしょうが、こういうものはだいたい過去に盗掘されているケースが多いです。



ケイトウの花です。秋が深まってくると、だんだん花は少なくなってきますが、最近ケイトウをよく見かけるので、秋の花なのでしょう。



柿の木です。後ろが青空なので、よく見栄えがします。
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