昨日の横浜FM戦のヒーローは、間違いなく決勝点の関根貴大選手です。関根は今季ユースから昇格した新人です。2007年まで小学生ですから、ハートフルクラブの経験者の可能性もあります。キャンプの練習試合ではトップ下で起用されていて、こちらが本職のようですが、ミシャには右のアウトサイドで起用されています。
確かに、鹿島戦でカイオに仕掛けられて失点した事実を見ても、守備面はまだまだです。森脇が相当フォローする必要があります。それでも、関根はミシャが使いたくなるのがわかる明確な長所があります。それはスピードです。かつてスピードで魅せた野人岡野と比較したくなります。
脚質は100mで10秒台を出した長い距離が速い岡野とは違って、どちらかといえば短い距離に強いタイプです。岡野はスペースを狙うのが得意でしたが、関根は1対1を積極的に仕掛けられます。それでも、関根の長い距離も決して悪くはなく、カウンターで前に残しておくと威力を発揮します。
キャンプの練習試合でハットトリックを決めたこともあり、決定力という意味でも期待していました。今季は2得点で、途中出場が主体の新人としては合格点の数字です。ただ、その2得点が両方とも1-0の勝利の決勝点というところは大いに評価できるところです。
前節の鹿島戦で、李の同点ゴールが本人いわく「100回走って1回こぼれてくるかどうか」でしたが、この関根のゴールも100回に1回くらいの確率です。ただ、以前読んだ元アルゼンチン代表監督ビエルサの本に書いてありましたが、たとえ100回に1回の確率でも、1回でも走らない選手がいたら許さないというのがビエルサのやり方です。
そういう意味では、関根はプロ意識は既に身につけていると見てよく、あとはオフに肉体改造をして怪我をしにくい体を作ることを要求したいです。切れで勝負する選手なので怪我が一番怖いです。以前、元日本代表監督の岡田武史氏が口にしていたのは「全てが80点の選手より、何か一つでも100点がある選手を使う」というコメントでした。
関根は既に100点は持っていますから、残りの足りない部分を補うのがこれからの課題です。まだ19歳で、これからの伸びしろに期待しています。
確かに、鹿島戦でカイオに仕掛けられて失点した事実を見ても、守備面はまだまだです。森脇が相当フォローする必要があります。それでも、関根はミシャが使いたくなるのがわかる明確な長所があります。それはスピードです。かつてスピードで魅せた野人岡野と比較したくなります。
脚質は100mで10秒台を出した長い距離が速い岡野とは違って、どちらかといえば短い距離に強いタイプです。岡野はスペースを狙うのが得意でしたが、関根は1対1を積極的に仕掛けられます。それでも、関根の長い距離も決して悪くはなく、カウンターで前に残しておくと威力を発揮します。
キャンプの練習試合でハットトリックを決めたこともあり、決定力という意味でも期待していました。今季は2得点で、途中出場が主体の新人としては合格点の数字です。ただ、その2得点が両方とも1-0の勝利の決勝点というところは大いに評価できるところです。
前節の鹿島戦で、李の同点ゴールが本人いわく「100回走って1回こぼれてくるかどうか」でしたが、この関根のゴールも100回に1回くらいの確率です。ただ、以前読んだ元アルゼンチン代表監督ビエルサの本に書いてありましたが、たとえ100回に1回の確率でも、1回でも走らない選手がいたら許さないというのがビエルサのやり方です。
そういう意味では、関根はプロ意識は既に身につけていると見てよく、あとはオフに肉体改造をして怪我をしにくい体を作ることを要求したいです。切れで勝負する選手なので怪我が一番怖いです。以前、元日本代表監督の岡田武史氏が口にしていたのは「全てが80点の選手より、何か一つでも100点がある選手を使う」というコメントでした。
関根は既に100点は持っていますから、残りの足りない部分を補うのがこれからの課題です。まだ19歳で、これからの伸びしろに期待しています。