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DFライン裏狙い(6/7日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ)

2016-06-07 22:37:40 | ワールドサッカー
今日の日本代表対ボスニア・ヘルツェゴビナの試合、1-2と日本敗戦で終わりました。ボスニアは平均身長で10cm近く相手の方が高いというチームで、FWのジュリッチ(18番)は199cmという高さがあります。このジュリッチに2ゴールと活躍されて敗れたのですが、ポストプレーだけという前評判でしたが意外にも足元での2点でした。

決勝点の場面では、右MFの7番が交代出場したばかりで特徴をつかめておらず、フリーでボールを持たれてパスを出されました。そういう、状況に応じて戦い方を変えるような試合運びは日本代表の課題です。せっかく先制点を入れながら直後に失点するなど、非常にもったいない試合でした。

それでも、得たものもあった試合でした。ボスニアのような、体の強い相手ではボールをトップ下やFWでキープするのは難しく、特にFWの岡崎は徹底的に相手に潰されていました。清武が引いてきて受けたタイミングがチャンスになりましたが、それでもこの日の日本は別の場所に攻略ポイントを見つけていました。

それは徹底的なDFラインの裏狙いでした。オフサイドにも何度もかかりましたが、宇佐美、浅野がフリーランニングをするタイミングはチャンスになりました。裏へ出て、低いクロスを入れて、大柄ながら細かい動きへの対応に課題があるボスニアDFの隙を狙うという考え方は見て取れました。

日本の先制点もそんな形でした。クロスだけでなく、思い切って仕掛けたのが良く、宇佐美の突破からダイレクトで清武が合わせたゴールでした。ボスニアのDF相手に点を取るとすればこれだろうと、一つの解を見つけたのではと、決まった直後は満足していました。

最終予選は厳しい戦いになると選手は口にしていますが、ボスニアのような出てくる相手はそれほどいないと予想しています。初戦で当たるUAEもアジアカップでは徹底的に引いてきました。このボスニア戦の敗戦で、相手が日本を恐れてくれるだろうという目論見は外れましたが、きっと半分の相手は守ってくると予想しています。
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