今日は、西武ライオンズはヤクルトとの交流戦で7-5と競り勝ちました。もっとも、映像は有料放送で手に入らなかったので、NHK総合で放送されていた中日対日本ハムの映像を時折見ていました。もちろん、楽しみは日本ハムの先発、大谷翔平投手です。皆さんご存知のように彼は「二刀流」で投手として登板のない試合は野手としても出場します。そのため、この日は「5番投手」という異例のオーダーが組まれました。
今季は野手の方が結果が出ており、3割3分、9本塁打と申し分のない成績です。そのため、クリーンアップに置いて問題ないという判断がなされたのですが、確かに打ち方を見ているとフォームも安定してどっしりとしており、スイングスピードも速く、投手のバッティングのレベルではないです。
それでも、彼がメジャーを目指そうとするなら、投手としての可能性の方が賭けたくなります。メジャーと日本の実力差が大きかった時代、日本人が160kmの速球を投げることはありえないとされ、実際145km出れば十分速球投手だった時代は長いです。しかし、大谷翔平はそのありえないことを実際にやっています。
先週の阪神戦では、日本最速の163kmを何度も投げており、「ど真ん中のストレートで空振りを取れる」日本人唯一の存在です。ストレートに絞り打撃をコンパクトにして、変化球が来たら仕方がないというバッティングをするしかないというのが、ある解説者の見解です。
今回は160kmが最速で、大谷本人も「いつも163kmを連発できることはない」と認めています。それでも、その目いっぱいのボールが来れば中日の4番ビシエドが真ん中高めのストレートで空振りしていました。今回は変化球でストライクが取れており、変化球だけで見逃し三振を取った投球もあります。
こういう、大谷翔平のような才能が育ってきた背景には、昔の日本のプロ野球は農業や漁業のために作った筋肉を野球に転用していたのが、現在は野球のための筋肉を作れるようになったというものがあると思います。今は、日本人の150km投手は珍しくないです。そうやって計画的に体を作っていけば、メジャーリーグで日本人が投げているのは当たり前になる、そんな時代はすぐに来るでしょう。
今季は野手の方が結果が出ており、3割3分、9本塁打と申し分のない成績です。そのため、クリーンアップに置いて問題ないという判断がなされたのですが、確かに打ち方を見ているとフォームも安定してどっしりとしており、スイングスピードも速く、投手のバッティングのレベルではないです。
それでも、彼がメジャーを目指そうとするなら、投手としての可能性の方が賭けたくなります。メジャーと日本の実力差が大きかった時代、日本人が160kmの速球を投げることはありえないとされ、実際145km出れば十分速球投手だった時代は長いです。しかし、大谷翔平はそのありえないことを実際にやっています。
先週の阪神戦では、日本最速の163kmを何度も投げており、「ど真ん中のストレートで空振りを取れる」日本人唯一の存在です。ストレートに絞り打撃をコンパクトにして、変化球が来たら仕方がないというバッティングをするしかないというのが、ある解説者の見解です。
今回は160kmが最速で、大谷本人も「いつも163kmを連発できることはない」と認めています。それでも、その目いっぱいのボールが来れば中日の4番ビシエドが真ん中高めのストレートで空振りしていました。今回は変化球でストライクが取れており、変化球だけで見逃し三振を取った投球もあります。
こういう、大谷翔平のような才能が育ってきた背景には、昔の日本のプロ野球は農業や漁業のために作った筋肉を野球に転用していたのが、現在は野球のための筋肉を作れるようになったというものがあると思います。今は、日本人の150km投手は珍しくないです。そうやって計画的に体を作っていけば、メジャーリーグで日本人が投げているのは当たり前になる、そんな時代はすぐに来るでしょう。