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宇佐美貴史、ドイツ1部アウクスブルク移籍

2016-06-21 22:56:15 | 他チーム
昨日のサッカーニュースでは、日本代表FW宇佐美貴史選手のドイツ1部、アウクスブルクへの完全移籍が話題です。アウクスブルクはミュンヘンの近くのバイエルン州のチームです。5年前にチーム史上初の1部昇格を成し遂げてから、昨年まで5年連続で1部残留しており、少しずつ力をつけているチームです。かつては、元日本代表の細貝選手が在籍したこともあります。

アウクスブルクの映像は見たことがないので、宇佐美がこのチームでどういう役割になるかははっきりと断言できないですが、日本人選手のテクニックはドイツで高く評価されており、左のMFという起用が多くなるのでしょう。バイエルン時代にフランス代表MFリベリーから「お前はドリブルがあるのだから先にパスを考えなくていい」というアドバイスが生きるかもしれません。

宇佐美はドイツに19歳で挑戦した過去があります。当時のチームは強豪バイエルン・ミュンヘンで、本人は「バロンドール(世界最優秀選手)を狙う」というような強気なコメントを残していましたが、試合にはほとんど出ることができずに、当時1部のホッヘンハイムに移籍しており、そこでも後半戦で出番を失って古巣のG大阪に戻る苦悩を味わっています。

しかし、このG大阪復帰の判断は正解でした。J2のG大阪を1年でJ1に戻すと、翌年はチームの三冠に主力選手として10ゴールを挙げて日本代表にも選ばれるようになります。無理に海外にこだわっていれば、この成功はおそらくなかったのではと思います。

プレースタイルはトップ下気味に相手プレッシャーから逃げて、高いテクニックをMFの位置で発揮する方が得意です。パスを出しても精度よく配給できますし、スピードもあるのでウイング的な役割も可能です。岡崎慎司がシュツットガルトで成功したのは守備の際に一番早く帰陣するという地味な貢献でした。宇佐美にもそれは期待されることになるでしょう。

もちろん、アウクスブルクは通過点くらいに本人は考えているでしょう。それくらい強気でいる方がいいでしょう。強豪チームでプレーする宇佐美も、見てみたいと期待しています。
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