今日の浦和のアウェイ広島戦、2-4の敗戦に終わりました。こういう、内容の悪い試合のときは分析の手が進まないのがいつもですが、この試合に関しては早く言いたいことを言っておきたいので即日更新します。
浦和は今季、高い位置から取り返してボール支配率を上げるサッカーを目指してきました。それがはまって勝てた試合もたくさんあります。相手も浦和のプレスを恐れて、5-4-1で引いてくるなどの対策を立て始めるようになってきました。しかし、このサッカーは選手にとってきついサッカーです。連戦続きのコンディション、全国で30度を超えた猛暑の気候などを考えると、「なぜ今、このサッカーにこだわる?」という疑問が湧いてきました。
前半はその意図がうまく機能しました。広島も中2日できついのは一緒だったようで、面白いように広島DFラインの裏を取れました。1点先制されたものの相手左アウトサイド清水のパスミスを追いかけた関根のゴールで追いつくと、興梠のポストプレーから森脇のグラウンダーのパスを宇賀神が決めて2-1としたところまでは狙い通りの内容でした。
しかし、後半の戦い方はひどいものでした。最初は興梠や武藤がGKにまでプレスに行っていましたが、単発のプレスで連動していませんでした。結果論になってしまいますが、慎重に落ち着かせて体力の温存を狙うサッカーの方が正解だったことになります。点を取りに行くか、落ち着いて時計の針を進めるか、中途半端だった浦和はなかなか交代枠を使わないという、ミシャのもう一つの采配ミスを見ることになります。
このきつい条件の試合で、しかも関根あたりは明らかに動きが落ちていました。早めに交代が必要な選手は代えて、運動量を補強する考えがミシャになかったとすれば残念です。そんな中途半端だった浦和は、塩谷に2点取られて試合をひっくり返されることになります。2-3になって、慌てて柏木、ズラタン、李をいっぺんに入れて流れを変えに行きますが、その柏木のミスで4点目を入れられて万事休すとなりました。
最後のレッズは、連動していないのにスルーをしたり、前が動いていないのでバックパスをしたりとサッカーになっておらず、体力が切れたと感じます。ここは、夏が厳しい日本ですから、現実的なオプションがあってもいいのでは、そう感じた試合後でした。
浦和は今季、高い位置から取り返してボール支配率を上げるサッカーを目指してきました。それがはまって勝てた試合もたくさんあります。相手も浦和のプレスを恐れて、5-4-1で引いてくるなどの対策を立て始めるようになってきました。しかし、このサッカーは選手にとってきついサッカーです。連戦続きのコンディション、全国で30度を超えた猛暑の気候などを考えると、「なぜ今、このサッカーにこだわる?」という疑問が湧いてきました。
前半はその意図がうまく機能しました。広島も中2日できついのは一緒だったようで、面白いように広島DFラインの裏を取れました。1点先制されたものの相手左アウトサイド清水のパスミスを追いかけた関根のゴールで追いつくと、興梠のポストプレーから森脇のグラウンダーのパスを宇賀神が決めて2-1としたところまでは狙い通りの内容でした。
しかし、後半の戦い方はひどいものでした。最初は興梠や武藤がGKにまでプレスに行っていましたが、単発のプレスで連動していませんでした。結果論になってしまいますが、慎重に落ち着かせて体力の温存を狙うサッカーの方が正解だったことになります。点を取りに行くか、落ち着いて時計の針を進めるか、中途半端だった浦和はなかなか交代枠を使わないという、ミシャのもう一つの采配ミスを見ることになります。
このきつい条件の試合で、しかも関根あたりは明らかに動きが落ちていました。早めに交代が必要な選手は代えて、運動量を補強する考えがミシャになかったとすれば残念です。そんな中途半端だった浦和は、塩谷に2点取られて試合をひっくり返されることになります。2-3になって、慌てて柏木、ズラタン、李をいっぺんに入れて流れを変えに行きますが、その柏木のミスで4点目を入れられて万事休すとなりました。
最後のレッズは、連動していないのにスルーをしたり、前が動いていないのでバックパスをしたりとサッカーになっておらず、体力が切れたと感じます。ここは、夏が厳しい日本ですから、現実的なオプションがあってもいいのでは、そう感じた試合後でした。