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サウジアラビア対日本前半

2017-09-07 22:27:37 | ワールドサッカー
日本時間で夜中の試合だったので、なかなかビデオを確認できなかったアウェイのサウジアラビア戦、ようやく前半だけ見ることができました。ジェッダの暑さは相当だったようで、レポーターも選手も流れるような汗をかき、選手の動きにもそれは反映していました。

この日の日本は、4-3-3にしたかったようですが、試合を見ると4-1-4-1のように見えました。それだけ、攻撃にも守備にも絡む必要がある両サイドのウイングの本田圭佑と原口のところはきついという証明です。彼らが思い切って前に行けなかった分、中盤に吸収されて4-1-4-1に見えたのでしょう。

これに対し、サウジアラビアは堅守速攻を狙ったようです。日本のスルーパスをカットしてから速攻を仕掛ける場面もあり、走る人数が少なくても機能させられる速攻で、日本の守備が整わない隙を狙うものでした。もちろん、暑さには慣れているサウジは、勝負所と見ると上がって来られるので、運動量より勝負勘を重視する中東サッカーの長所を出しやすい気候でした。

サウジの布陣はいつもの4-2-3-1でした。サウジはもともと、トップ下のタイシール(17番)に収める中盤を生かしたサッカーをするチームで、タイシールから出したパスに両サイドのナワフ(18番)とヤヒア(8番)が絡んでくる攻撃を見せます。また、埼スタではあまり機能していなかった1トップのアルサハラウィ(10番)も、得意のスピードから抜け出しかける場面もありました。吉田がたまたまファウルで止めましたが、独走できるポテンシャルは示した場面でした。

日本が動けていない印象は、DFラインでつまらないミスが出た点にも現れていました。ボールがうまく回せず、前線でキープして欲しかった大迫がベンチ外だった影響もあり、どこへ収めてどのような攻撃がしたいか、少なくとも前半の映像からは伝わってきませんでした。特に本田圭佑はタスクが守備になってしまい、攻撃で機能することはできませんでした。

こうなってくると、相手は勝てばW杯出場、日本は既にW杯出場を決めているという心理的な影響が出てくる可能性は感じました。後半のビデオは明日見るつもりですが、この悪条件ゆえ、動きは相当落ちたのではないかと思っています。
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