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Kobby loves 埼玉&レッズ

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引いて守った鳥栖(9/23浦和対鳥栖)

2017-09-23 23:11:26 | 浦和レッズ
今日のホーム鳥栖戦は2-2の引き分けに終わりました。スコアだけ見ると攻め合った試合のように見えますが、実際の試合展開は鳥栖が自陣に引き、浦和はボールを回して何とか鳥栖の守備に穴が空くのを狙うという展開が続いた試合でした。鳥栖の出方で、その狙いは理解できました。鳥栖はイバルボを前に一人だけ残して、中盤の5人を真横に並べてDFの4人とラインをコンパクトに引き、浦和の前の5人と数的優位を作る狙いでした。

そういう展開が狙いなら、なおさら最初の失点が惜しまれます。縦パスをカットされてからの速攻で、DF遠藤航が裏のスペースを狙われて田川に走られた痛すぎる失点でした。その後も、小野裕二のシュートがポストをヒットするなど、浦和が立ち上がりにうまく試合に入れていない問題点が見えました。

それでも、堀監督の4-1-4-1は相手を押し込んでボールを回すという意味では機能しています。もっとも、この日は右サイドの駒井がバックパスばかりで機能しておらず、浦和はどうしても左ウイングの高木俊幸のクロスだけが頼りという展開が続きました。もちろん、高木俊幸は左利きではないので、左足で上げたクロスはどうしてもピンポイントで興梠の頭を狙えるほどの精度はありませんでした。

鳥栖は、イバルボのボールキープが頼りの展開でした。とにかく守ると決めた戦術で、イバルボめがけて縦パスを入れて、フォローに来る小野裕二や田川のスピードで走らせたい狙いでした。イバルボにはマウリシオがつくことが多かったですが、少なくともイバルボに前を向かせていなかったので、守備はある程度落ち着きを取り戻しました。

そうなると、得点をどう狙うか次第ですが、堀監督の采配は右サイドの駒井を下げて、長澤をインサイドハーフに置き、武藤を右のウイングに回すものでした。天皇杯の鹿島戦では、敗れてものの武藤がウイングに向いているとわかったのは数少ない収穫でした。それを継承して、そういう采配を打ったのでしょう。

ミシャ時代はほとんど試合に絡めなかった、長澤と矢島に出番を与えている堀采配はいいと思います。もともと、彼らは柏木の代役ができる選手がいない課題を解決するための補強だったと思います。柏木がベンチに入れない今、彼らに中央でゲームメークしてもらうことが、浦和の窮地を救うのではと期待していました。

続きは明日のマニアック分析で。







































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