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大相撲秋場所総括

2017-09-24 21:28:06 | 他スポーツ
大相撲秋場所は、横綱日馬富士が豪栄道との決定戦を制して、11勝4敗で9度目の優勝を決めました。白鵬が39回も優勝する、この単独天下の時代に、9回も優勝できたことには敬意を表します。しかし、日馬富士は序盤戦で3日連続の金星献上、レベルも高くない11勝4敗の優勝ということに、物足りなさも感じた優勝です。

この結果を生んだのは、優勝争いをリードしていた大関豪栄道の突然の失速でした。押しの強さと相撲のうまさで、11日目までに10勝1敗と大きくリードしていた豪栄道の優勝を、多くの相撲ファンは疑わなかったと思います。そこから、豪栄道が松鳳山と貴景勝に連敗したことで、優勝争いは一転混とんとすることになりました。

それでも、本割か決定戦のどちらかを勝てば優勝だった豪栄道は、まだ有利な立場にいました。しかし、両方の相撲で日馬富士に低く入られ、抵抗らしい抵抗も見せられずに敗れた豪栄道の相撲内容は残念でした。それでも、3横綱2大関が休場するなど、上位陣が戦わずして総崩れだったこの場所で、残った大関と横綱が優勝争いを展開したことだけは、わずかな救いです。

この場所は、相撲界を一気に世代交代に持っていくきっかけになる場所かもしれません。豪栄道と日馬富士を倒した前頭5枚目の貴景勝、3場所連続で10勝を挙げた前頭3枚目の阿武咲らの若手が、上位力士のいないチャンスの場所で大いに活躍し、相撲界にニューヒーローが出現する可能性が出てきました。

三役争いは、関脇御嶽海が8勝7敗、関脇嘉風が8勝7敗で関脇を守りました。大関照ノ富士が関脇に陥落してきますが、小結の玉鷲と栃煌山が負け越して枠は二つ空きます。一つは西前頭筆頭の琴奨菊が10勝を挙げて当確で、もう一つは東前頭3枚目の阿武咲が10勝を挙げて有力です。

また、来場所は妙義龍、安美錦、琴勇輝という、幕内で実績十分な十両力士が幕内に戻ってくることが有力です。特に安美錦は、幕内でも「曲者」ぶりをもう一度発揮することができるか楽しみで、来場所は前頭下位の土俵が面白くなるのではと予想しています。
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鳥栖戦マニアック分析

2017-09-24 20:03:44 | 浦和レッズ
長澤の投入で、武藤が右ウイングに回ったことで右サイドからの攻撃が可能になりましたが、同点ゴールがなかなか得られなかったので、堀監督は森脇を下げてズラタンを投入してきました。最終ラインを遠藤航、マウリシオ、槙野の3バックにして、阿部勇樹、長澤のボランチ、右アウトサイドに武藤、左アウトサイドに高木俊幸、トップ下に矢島、2トップに興梠とズラタンという布陣変更です。

ミシャ時代の3-6-1に似ているように見えますが、両アウトサイドが武藤と高木俊幸というのはあり得ないくらい攻撃的な布陣です。もちろん、左ストッパーの槙野は今までと同じように上がってきます。実質、後ろは遠藤航、マウリシオ、阿部勇樹で何とかしてほしいくらいの考え方です。

鳥栖は守備に援軍を与えようと、攻撃的MFの小野裕二に代えて守備的MF藤田を入れて守りを固めます。ますます、浦和が攻め、鳥栖が守る展開が続くことになりました。そんなときに、高木俊幸が蹴ったCKをマウリシオが頭で合わせてゴールを決めて、浦和は同点に追いつき、逆転勝利に望みをつなぎます。

その後の試合運びのまずさが、勝ち点3を逃した大きな要因となりました。鳥栖のカウンターは前半よりつながるようになっていましたが、浦和ボールのFKの処理から、クリアしようとした矢島とGK西川の連係ミスを田川に押し込まれる、痛恨の2失点目はかなり浦和の戦意を落とすものでした。無理につなごうとせず、矢島がタッチラインに蹴り出していれば問題なかった場面です。

その後は、浦和もズラタンの頭狙いのロングボールが多くなり、苦しい展開になります。85分に右クロスを武藤がシュートし、GK権田の背中に落ちていたボールを執念で押し込んで同点として、最後の意地は見せましたが、あと5分で勝ち越すのは難しく、試合は2-2の引き分けに終わりました。

鳥栖がこれだけ引いてくるのは予想外だった印象ですが、それならなおさら勝っておかねばならぬ試合でした。この引き分けは、上位追撃が厳しくなる痛い引き分けで、ACL以外に目標を見出しにくくなってしまいました。それでも、準決勝に進出したACLに最後の意地を賭け、アウェイの上海上港戦での好結果を願うほかにありません。





























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