パリーグはソフトバンクの優勝が決まりましたが、西武と楽天がCS1stステージをホームで開催できる2位をめぐって争っています。もちろん、この1stステージに勝っても、西武にとっては大の苦手のヤフオクドームで、ソフトバンク相手に4勝2敗以上の成績を収めないと日本シリーズに行けない狭き門が待っていますが、それでもソフトバンクに少しでも嫌なイメージを残しておこうと、西武はソフトバンク相手に2試合連続サヨナラ勝ちと結果を出しました。
この2試合は、ロースコアだった昨日の試合、点の取り合いだった今日の試合と、内容は正反対でした。それでも、四死球を選んで塁を埋めたり、勝負の展開になったら代走を送って次の塁を狙う、辻監督の積極策が功を奏しました。そういう、接戦に持ち込むことが可能になった要因には、犠飛が打てることと、下位打線が強化されたことが挙げられます。
昨年までのライオンズでは、3塁に走者を送っても犠飛も出ず無得点の場面はよくありました。今年のライオンズでは、クリーンアップの浅村や山川穂高はもちろんですが、下位打線でも犠飛が打てることが多いです。特に、今季評価できるのは大卒3年目の外野手、外崎修汰選手です。
彼はもともとは内野手で、去年は遊撃のポジション争いをしていました。今季、盗塁王にも輝いた金子が開幕から負傷で出遅れたので、その代役に外崎が外野手で起用されます。それまでの野球人生で外野は経験がないという思い切った起用でしたが、俊足という特徴を生かし、そのポジションを粘り強く守ります。
開幕から1か月ほどで、外崎の打率は2割ちょうどくらいでした。7,8番で起用されることが多かったですが、正直辻監督が我慢して起用している印象でした。それでも、外崎と源田にはできるだけ代打を出さず、相手の勝ちパターンの継投の投手の球筋も見させた結果、打率も少しずつ上がっていき、今は2割5分前後まで来ました。
この外崎が下位打線に定着したことで、課題だった下位打線の強化はある程度成果を出しました。今は本来4番打者の中村剛也が7番を打つほど打線は強化された印象はあるので、あとは守備です。大事なところで失策で献上する点がまだ多いので、そこを鍛えてCSでヤフオクドームの「鬼門突破」を期待したいです。
この2試合は、ロースコアだった昨日の試合、点の取り合いだった今日の試合と、内容は正反対でした。それでも、四死球を選んで塁を埋めたり、勝負の展開になったら代走を送って次の塁を狙う、辻監督の積極策が功を奏しました。そういう、接戦に持ち込むことが可能になった要因には、犠飛が打てることと、下位打線が強化されたことが挙げられます。
昨年までのライオンズでは、3塁に走者を送っても犠飛も出ず無得点の場面はよくありました。今年のライオンズでは、クリーンアップの浅村や山川穂高はもちろんですが、下位打線でも犠飛が打てることが多いです。特に、今季評価できるのは大卒3年目の外野手、外崎修汰選手です。
彼はもともとは内野手で、去年は遊撃のポジション争いをしていました。今季、盗塁王にも輝いた金子が開幕から負傷で出遅れたので、その代役に外崎が外野手で起用されます。それまでの野球人生で外野は経験がないという思い切った起用でしたが、俊足という特徴を生かし、そのポジションを粘り強く守ります。
開幕から1か月ほどで、外崎の打率は2割ちょうどくらいでした。7,8番で起用されることが多かったですが、正直辻監督が我慢して起用している印象でした。それでも、外崎と源田にはできるだけ代打を出さず、相手の勝ちパターンの継投の投手の球筋も見させた結果、打率も少しずつ上がっていき、今は2割5分前後まで来ました。
この外崎が下位打線に定着したことで、課題だった下位打線の強化はある程度成果を出しました。今は本来4番打者の中村剛也が7番を打つほど打線は強化された印象はあるので、あとは守備です。大事なところで失策で献上する点がまだ多いので、そこを鍛えてCSでヤフオクドームの「鬼門突破」を期待したいです。