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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

大相撲秋場所7日目

2017-09-17 21:51:34 | 他スポーツ
昨日、大相撲秋場所を観戦しに、両国国技館に出かけていました。今年は初めての相撲の生観戦でしたが、これで国技館に通うのは5年連続です。最近、コンパクトデジカメを最新機種に更新したことで、これまでは巡業に行かなければ撮れなかった力士の写真が、本場所でも十分可能とわかったのが大きな発見でした。

取組では、いつも幕下から見る私のパターンで、3戦全勝同士の対戦だった常幸龍対水戸龍に注目しました。常幸龍は元小結の実績あるベテランで、一時三段目まで落としていた番付をようやく幕下上位まで戻してきました。水戸龍は学生横綱のモンゴル人「トゥルボルト」君です。幕下15枚目格付け出しから3場所目の若手です。

この取り組みは水戸龍がうまく立ち合いで先手を取り、常幸龍に何もさせず押し倒し、全勝優勝での十両昇進に望みをつなぎました。また、幕下最後の一番の貴源治対琴太豪の取組も印象的で、貴源治が思い切りよく突っ張ったものの琴太豪も粘って大相撲になりますが、最後貴源治が寄り倒して勝利しました。

相撲は、幕下からずっと見て行くと、レベルが上がっていくのがわかります。幕下では力強さは出てくるものの攻防はあまりないですが、十両になると攻防が出てきます。これが幕内になると、立ち合いから寄りなどのスピード感が相当です。テレビ観戦では幕内のレベルが当たり前のようになってしまいますが、このレベルの違いは国技館に行って初めてわかると感じます。

十両では、希善龍対琴恵光の取組が印象的でした。琴恵光が両差しの絶対優位な体勢で寄り切ったかに見えましたが、希善龍が小手に巻いた左で投げを打って土俵際でもつれ、同体取り直しの判定になります。取り直しの一番でも同じように琴恵光が両差しになり、奇跡を二度狙った希善龍でしたが、今度は琴恵光は投げを食わないように真っ直ぐに寄って決着しました。

上位は大関豪栄道と横綱日馬富士だけでしたが、豪栄道は正代相手に押しに徹し、押し出しで番付通りの力を見せました。日馬富士は相手松鳳山の押しに苦しみますが、粘りながら前みつを引いて最後は寄り切って勝利しました。稀勢の里人気や4横綱という話題性はあったものの蓋を開ければ休場者続出というのは残念でしたが、それでも相撲の持つスピード感や力感を、生で見ておけたので、楽しめた一日でした。





































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オフサイドトラップを仕掛けた磐田(9/17磐田対浦和)

2017-09-17 20:47:16 | 浦和レッズ
今日の磐田対浦和のアウェイ戦は、1-1の引き分けに終わりました。上位追撃には勝ち点3が欲しかった浦和にとっては残念な結果でしたが、それでも柏木や阿部勇樹を温存しての結果ですから、ある程度やむを得ない一面もあります。チーム事情として、リーグ戦で3位以内を狙うのが難しくなったので、ACL出場権が得られる天皇杯を優勝したいという思いもあったと思います。

この日の浦和は、前節と同じ4-1-4-1を採用してきました。磐田相手にボールを支配して勝つという意図だったと思います。川崎戦が出場停止だった武藤を、1ボランチの青木のサポート役につけて、守備を安定させながら左サイドの高木俊幸を使いたいという狙いだったと思います。右サイドのベテラン、平川も普段出ていないためここでの活躍を期待したでしょうが、前半の接触プレーで負傷して後半頭に梅崎と交代しました。

対する磐田は、川又を1トップに置く3-6-1でしたが、両アウトサイドの小川、宮崎を最終ラインまで下げて5バック気味に守ってきました。しかし、ただ引いて守るだけでなく、シャドーのアダイウトンにアンカーの青木のところを狙わせる、最終ラインは正確にラインコントロールして浦和の攻撃をオフサイドに掛けるなどの戦術的な徹底をしてきました。

ボール支配率は60%を超えた浦和でしたが、前半は持たされていたような印象で、逆に磐田のカウンターが冴えて中村俊輔のFKから川辺の頭に合ってこぼれたところをムサエフが詰めて磐田が1点を先制して前半を折り返します。このゴールを見て、磐田は守り切るゲームプランに決めたらしく、しっかり引いてカウンターと決めたように見えました。

前半もクロスは上がっていたものの、矢島が決定機を外して追いつけなかった浦和ですが、矢島outズラタンinで流れが変わりました。
クロスの放り込む場所が決まったことで興梠も動けるようになり、同点ゴールは青木の縦パスから興梠が頭ですらして、GKカミンスキーの頭上を抜く見事なシュートでした。

惜しむらくは、もう少し同点ゴールが早ければ勝つことも可能だったと思います。それでも、堀監督の4-1-4-1が少しずつですが成熟してきており、相手にカウンターで攻められるピンチが減ってきています。おそらく、ACLと天皇杯にある程度狙いを絞ったのでしょうが、そこで結果を出すことを、サポーターとしては期待するだけです。
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