大学ラグビー選手権の準決勝、帝京大対東海大をテレビで見ていました。帝京大は大学選手権を9連覇しており、今回は前人未到の10連覇を賭けての準決勝です。試合は波乱含みの展開で、いきなり東海大がノーホイッスルトライを決めて、7点リードする展開で始まります。この両チームは、二人の外国人枠を使って強化しているチームです。
帝京大はロックとCTB、東海大はロックとNo.8が外国人というチーム編成です。FWの平均体重で10kg近く帝京大が重いという対戦ですが、外国人選手を入れているので東海大もFW戦ではある程度戦えます。もっとも、東海大はその後のチャンスをなかなか攻撃につなげられませんでした。
帝京大が強いと感じるのは、寄せの速さと当たりの強さです。帝京大のプレッシャーの前に、東海大はボールこそ回せるものの肝心なところでノックオンやノットリリースザボールの反則でチャンスを潰す場面が続きます。ボール支配率では東海大が上で、帝京大にとってはここまで苦しんだ相手は初めてだったように感じますが、カウンター主体の攻めがうまく機能します。
試合を分けたのは、帝京大のバックスの個人技やサインプレーからの攻撃でした。東海大の反則で得たセットプレーから、帝京大はうまくボールを回してウイングに回し、両サイドのウイングが圧倒的な個人技で東海大を翻弄します。東海大は、疲れてくる終盤に、これだけのプレーを見せられては、対応が後手に回り、終わってみれば12-31の差がついていました。
大学ラグビーのレベルという意味でも注目しました。普段はスーパーラグビーや日本代表を見ているので、もちろんレベルの差はあります。しかし、大学生の中には代表入りする選手もいるので、うまい選手は代表レベルのプレーを見せてくれることもあります。ただ、日本代表のように皆がうまいわけではないところが差だと感じます。
うまくチャンスになりそうな場面が、もったいないノックオンで潰れることも、どうしてもあります。それでも、東海大のFBが華麗なタッチキックを見せるような面白い場面もありました。たぶん、うまい選手にとって、代表を初めて意識するのがこの大学ラグビーなのだろうと感じます。
帝京大はロックとCTB、東海大はロックとNo.8が外国人というチーム編成です。FWの平均体重で10kg近く帝京大が重いという対戦ですが、外国人選手を入れているので東海大もFW戦ではある程度戦えます。もっとも、東海大はその後のチャンスをなかなか攻撃につなげられませんでした。
帝京大が強いと感じるのは、寄せの速さと当たりの強さです。帝京大のプレッシャーの前に、東海大はボールこそ回せるものの肝心なところでノックオンやノットリリースザボールの反則でチャンスを潰す場面が続きます。ボール支配率では東海大が上で、帝京大にとってはここまで苦しんだ相手は初めてだったように感じますが、カウンター主体の攻めがうまく機能します。
試合を分けたのは、帝京大のバックスの個人技やサインプレーからの攻撃でした。東海大の反則で得たセットプレーから、帝京大はうまくボールを回してウイングに回し、両サイドのウイングが圧倒的な個人技で東海大を翻弄します。東海大は、疲れてくる終盤に、これだけのプレーを見せられては、対応が後手に回り、終わってみれば12-31の差がついていました。
大学ラグビーのレベルという意味でも注目しました。普段はスーパーラグビーや日本代表を見ているので、もちろんレベルの差はあります。しかし、大学生の中には代表入りする選手もいるので、うまい選手は代表レベルのプレーを見せてくれることもあります。ただ、日本代表のように皆がうまいわけではないところが差だと感じます。
うまくチャンスになりそうな場面が、もったいないノックオンで潰れることも、どうしてもあります。それでも、東海大のFBが華麗なタッチキックを見せるような面白い場面もありました。たぶん、うまい選手にとって、代表を初めて意識するのがこの大学ラグビーなのだろうと感じます。