そろそろ平昌五輪が始まるので、冬のスポーツについていろいろ書き綴っていきます。第一回は、女子500mで小平奈緒選手が好調な、スピードスケートを取り上げます。私は、1998年の長野五輪の当時、スピードスケートの女子500mを見に、長野のエムウェーブに出かけたことがあります。
エムウェーブは屋内リンクですが、大きさとしては改修前の駒場スタジアムくらいです。つまり、陸上トラックと比較してもそれほど変わらない、小さな曲率を滑るのがスピードスケートです。よく私が考える遊びで、タイムと距離から、どのくらいのスピードか他の競技と比較しています。スピードスケートは、男子500mのタイムが34秒台で、1200mを1分ちょっとで駆け抜ける競馬の馬と比較してもさほど引けを取らないスピードが出ます。
しかし、競馬の馬に、陸上トラック並みの曲率を回させたら間違いなく故障してしまいます。人間だから、その曲率を回るための筋力強化とコーナリングの技術を磨くことができるので成り立っている競技です。このコーナリングが重要で、おそらくスピードスケートがまっすぐに500mを走る競技なら日本人の筋力では勝てないでしょう。
それを補う、コーナリングの技術力で勝負できるからこそ、日本勢が特に女子で世界と戦えると思います。また、今回は「女子団体パシュート」という、3人が組になって滑る競技でも日本は金メダルの有力候補です。この競技は、3人の中で一番後ろの選手がゴールしたタイムで計算されるものです。
そのため、いかに前の選手が風よけになって後ろの選手を気持ちよく滑らせるか、また負担の大きい先頭をどうやってスムーズに交代するかなど、スピードスケートにはこれまでなかった要素が加わってくる競技です。この競技は最近導入された比較的新しい競技ですが、バンクーバー五輪で銀メダルを取った実績もあります。
中距離のエース格、高木美帆を軸に、チームメンバーの4人を入れ替えながらトーナメントを勝ち抜いて行くことを目指すと思います。今回の平昌五輪は時差がないのでリアルタイムでの観戦も可能で、楽しみにしたいと思います。
エムウェーブは屋内リンクですが、大きさとしては改修前の駒場スタジアムくらいです。つまり、陸上トラックと比較してもそれほど変わらない、小さな曲率を滑るのがスピードスケートです。よく私が考える遊びで、タイムと距離から、どのくらいのスピードか他の競技と比較しています。スピードスケートは、男子500mのタイムが34秒台で、1200mを1分ちょっとで駆け抜ける競馬の馬と比較してもさほど引けを取らないスピードが出ます。
しかし、競馬の馬に、陸上トラック並みの曲率を回させたら間違いなく故障してしまいます。人間だから、その曲率を回るための筋力強化とコーナリングの技術を磨くことができるので成り立っている競技です。このコーナリングが重要で、おそらくスピードスケートがまっすぐに500mを走る競技なら日本人の筋力では勝てないでしょう。
それを補う、コーナリングの技術力で勝負できるからこそ、日本勢が特に女子で世界と戦えると思います。また、今回は「女子団体パシュート」という、3人が組になって滑る競技でも日本は金メダルの有力候補です。この競技は、3人の中で一番後ろの選手がゴールしたタイムで計算されるものです。
そのため、いかに前の選手が風よけになって後ろの選手を気持ちよく滑らせるか、また負担の大きい先頭をどうやってスムーズに交代するかなど、スピードスケートにはこれまでなかった要素が加わってくる競技です。この競技は最近導入された比較的新しい競技ですが、バンクーバー五輪で銀メダルを取った実績もあります。
中距離のエース格、高木美帆を軸に、チームメンバーの4人を入れ替えながらトーナメントを勝ち抜いて行くことを目指すと思います。今回の平昌五輪は時差がないのでリアルタイムでの観戦も可能で、楽しみにしたいと思います。