浦和関連では、MF駒井善成選手のコンサドーレ札幌へのレンタル移籍もあります。ご存知の通り、札幌の監督はミシャなので、誰か一人は戦術の理解者を連れて行くのではと予想していました。おそらく、3-6-1は今回もやると予想できるので、右アウトサイド向きの駒井はミシャサッカーの浸透に役立つと判断したのでしょう。今回は駒井の記憶を書きます。
駒井はジュニアユースからの京都サンガ育ちです。小柄ですがスピードあるアタッカーとして、J2の京都では右MFの主力でした。京都時代の彼を、2013年の昇格プレーオフで見たことがあります。当時は4-1-4-1の右ウイングで、相手徳島の左SBが本来MFのアレックスだったので、そこを仕掛けるミッションが与えられていました。
京都時代は右SBやボランチまでこなしましたが、浦和に加入した2016年は右アウトサイドとしての期待でした。当時の右アウトサイドは関根がポジションを確保していましたが、関根は体力面に課題がありACLとの掛け持ちは厳しいことから、バックアッププレーヤーに駒井がいたことは浦和に大きな援軍となりました。
駒井はドリブラーですが、縦に行くプレーが得意な関根と違って、中へ切れ込んでいくドリブルが得意でした。ボランチができることもあって、真ん中でのプレーを苦にしないので、思い切って打ってくれるシュートも彼の武器でした。左はあまり得意ではなさそうですが、関根を左に回して右アウトサイドで出る試合も多く見られました。
そんな駒井にとって、大きな転換点となったのはミシャの解任でした。ミシャ解任後も、堀監督はしばらく3-6-1を続けましたが、その試合で結果が出なかったこともあって、堀監督の自分の戦術とも言える4-1-4-1にシステムを変えました。これで、右アウトサイドが得意だった駒井にはポジションがなくなってしまいました。
札幌に行く以上、もちろん右アウトサイドとしての期待でしょう。頭が疲れるというミシャサッカーを、札幌の選手に伝えていく役割が待っています。札幌でも認められるよう、活躍を期待しています。
駒井はジュニアユースからの京都サンガ育ちです。小柄ですがスピードあるアタッカーとして、J2の京都では右MFの主力でした。京都時代の彼を、2013年の昇格プレーオフで見たことがあります。当時は4-1-4-1の右ウイングで、相手徳島の左SBが本来MFのアレックスだったので、そこを仕掛けるミッションが与えられていました。
京都時代は右SBやボランチまでこなしましたが、浦和に加入した2016年は右アウトサイドとしての期待でした。当時の右アウトサイドは関根がポジションを確保していましたが、関根は体力面に課題がありACLとの掛け持ちは厳しいことから、バックアッププレーヤーに駒井がいたことは浦和に大きな援軍となりました。
駒井はドリブラーですが、縦に行くプレーが得意な関根と違って、中へ切れ込んでいくドリブルが得意でした。ボランチができることもあって、真ん中でのプレーを苦にしないので、思い切って打ってくれるシュートも彼の武器でした。左はあまり得意ではなさそうですが、関根を左に回して右アウトサイドで出る試合も多く見られました。
そんな駒井にとって、大きな転換点となったのはミシャの解任でした。ミシャ解任後も、堀監督はしばらく3-6-1を続けましたが、その試合で結果が出なかったこともあって、堀監督の自分の戦術とも言える4-1-4-1にシステムを変えました。これで、右アウトサイドが得意だった駒井にはポジションがなくなってしまいました。
札幌に行く以上、もちろん右アウトサイドとしての期待でしょう。頭が疲れるというミシャサッカーを、札幌の選手に伝えていく役割が待っています。札幌でも認められるよう、活躍を期待しています。