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井手口陽介、英2部リーズ移籍

2018-01-04 22:43:13 | 他チーム
今日のサッカーニュースでは、G大阪MF井手口陽介選手のイングランド2部、リーズユナイテッドへの移籍があります。リーズは今でこそ2部ですが、かつては強豪として知られ、現リバプールMFのミルナーが若手時代に在籍してプレミアリーグ最年少得点記録を達成したチームです。今回は井手口の記憶を書きます。

井手口と聞いて、真っ先に思い出すのは2017年8月のW杯予選、豪州戦での活躍です。豪州のポステゴグル監督が中盤でつなぐポゼッションサッカーを導入していたのを利用して、ハリルホジッチ監督がダッシュ力に優れた井手口を4-3-3のMFで起用してカットしてからの速攻を狙うゲームプランでした。それが当たり、日本は2-0で勝利し、見事W杯切符をつかみます。

また、井手口はシュート力にも光るものがあります。2016年にはベストヤングプレーヤー賞を得ていますが、このときの決め手だったのがペナルティーエリアの外からの豪快なミドルシュートでした。変化させるより、スピードのあるシュートを放つのが得意で、前述の豪州戦でも代表初ゴールを決めています。

それでも、今回の移籍は、リスクもあります。理由は2部でプレーすることで代表に選ばれなくなる恐れがあるからです。しかも、リーズは井手口をレンタルで他チーム(スペイン2部)へ放出するという予定も立てており、本当にこの移籍が井手口を成長させることになるか、一抹の不安があります。

もっとも、井手口は21歳の若さで既に結婚しています。義母が病気だったので早く結婚して安心させたかったと語っていますが、これは一人では自己管理が難しい欧州では強みになる可能性もあります。欧州のチームは、日本では当たり前とされる独身寮がなく、一人暮らしでコンディションを崩す選手も過去には見ています。

賭けだとは思いますが、こういう身体能力の高さを武器にするタイプの選手が、欧州のスタイルに慣れることで伸びる可能性もあります。今は、それに期待して、代表に是非とも呼びたくなる選手でい続けられることを願っています。
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