両国国技館まで、大相撲初場所初日を見に出かけていました。両国の街も軽く散歩しましたがその「ブラコビー」はあとにして、まずは土俵上で起こったことから書きます。私は幕下上位から見る相撲マニアですが、幕下に面白い取組があり、小兵の炎鵬対元小結の常幸龍というカードでした。
経験でも体の大きさでも上の常幸龍が力の差を見せるのではという予想は外れ、突きをうまく外した炎鵬が常幸龍の後ろに回って送り倒しで常幸龍を破ります。炎鵬は舞の海を彷彿させるほどの小兵ですが、既にファンも現れており、新たな業師が誕生する可能性も見せました。十両では新十両の水戸龍に注目しました。元学生横綱のモンゴル人、本名トゥルボルトですが、重い突きを持っており楽しみな力士です。
幕内下位では、遠藤が宝富士相手にうまく下から入って、宝富士をすくい投げで破るスタートを切りました。遠藤はイケメン関取という理由で、結びの一番並みの歓声が起こる力士です。その期待には応えた内容で、今場所の番付の西前頭5枚目を考えると、来場所は上位全員と当たる位置に上がれる可能性も持っています。
3横綱の土俵は、鶴竜は立ち合いから北勝富士を押し込んで引き落とす、横綱の相撲としては内容のある相撲を取れました。去年は6場所中5場所を休場しており、今場所は進退がかかりますが、そうやって先手を取って相撲が取れればピンチを脱することも可能でしょう。稀勢の里の相手は難敵貴景勝で、相手の突きに対して慌てたような相撲になってしまい、逆転の突きを見せましたが土俵際ではたかれ、行司差し違えの微妙な結果ながら痛い黒星を喫しました。
白鵬は3横綱の中では最も結果を出していますが、暴行問題で日馬富士を止められなかったという理由で今場所の報酬が出ない処分を受けています。立ち合いのかちあげも横審から指摘されており、何とか圧倒して阿武咲に勝とうとしてようですが、押し込まれて土俵際で回り込む、辛勝に終わりました。かつての千代の富士も結構引き技で勝っているので、すべて良くないとは言えませんが、課題の残った初日の土俵でした。
余談ながら、今場所は不祥事の後なので、八角理事長の協会ご挨拶は注目しましたが、不祥事には一切触れませんでした。相撲ファンは優しい人が多いようで、あまり野次などは飛んでいませんでしたが、観客の入りが悪くなるなどの影響が出る恐れはあります。今は、発売初日に買わないと手に入らないチケットですが、今後どうなるかは気になります。









経験でも体の大きさでも上の常幸龍が力の差を見せるのではという予想は外れ、突きをうまく外した炎鵬が常幸龍の後ろに回って送り倒しで常幸龍を破ります。炎鵬は舞の海を彷彿させるほどの小兵ですが、既にファンも現れており、新たな業師が誕生する可能性も見せました。十両では新十両の水戸龍に注目しました。元学生横綱のモンゴル人、本名トゥルボルトですが、重い突きを持っており楽しみな力士です。
幕内下位では、遠藤が宝富士相手にうまく下から入って、宝富士をすくい投げで破るスタートを切りました。遠藤はイケメン関取という理由で、結びの一番並みの歓声が起こる力士です。その期待には応えた内容で、今場所の番付の西前頭5枚目を考えると、来場所は上位全員と当たる位置に上がれる可能性も持っています。
3横綱の土俵は、鶴竜は立ち合いから北勝富士を押し込んで引き落とす、横綱の相撲としては内容のある相撲を取れました。去年は6場所中5場所を休場しており、今場所は進退がかかりますが、そうやって先手を取って相撲が取れればピンチを脱することも可能でしょう。稀勢の里の相手は難敵貴景勝で、相手の突きに対して慌てたような相撲になってしまい、逆転の突きを見せましたが土俵際ではたかれ、行司差し違えの微妙な結果ながら痛い黒星を喫しました。
白鵬は3横綱の中では最も結果を出していますが、暴行問題で日馬富士を止められなかったという理由で今場所の報酬が出ない処分を受けています。立ち合いのかちあげも横審から指摘されており、何とか圧倒して阿武咲に勝とうとしてようですが、押し込まれて土俵際で回り込む、辛勝に終わりました。かつての千代の富士も結構引き技で勝っているので、すべて良くないとは言えませんが、課題の残った初日の土俵でした。
余談ながら、今場所は不祥事の後なので、八角理事長の協会ご挨拶は注目しましたが、不祥事には一切触れませんでした。相撲ファンは優しい人が多いようで、あまり野次などは飛んでいませんでしたが、観客の入りが悪くなるなどの影響が出る恐れはあります。今は、発売初日に買わないと手に入らないチケットですが、今後どうなるかは気になります。









