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インテル対ローマ

2018-01-30 22:51:23 | ワールドサッカー
仕事でいろいろあったので、気分直しにセリエAのインテル対ローマのビデオを見ていました。インテルは右にカンドレーバ(87番)、左にペリシッチ(44番)というウイングを誇るチームですが、トップ下が課題でした。そのトップ下に、フィオレンティーナからスペイン人のバレーロ(20番)を引き抜いてきています。

しかし、この試合は序盤のアクシデントで狂います。カンドレーバがシュート体勢に入ったところで、フロレンツィと接触して足首を痛めてしまいます。これ以降、カンドレーバの動きが落ち、インテルの右サイドの攻撃は右SBのカンセロ(7番)のクロスが頼みになってしまいました。また、インテルの最終ラインのパス回しもぎこちなく、決定的なピンチも招くほどでした。

これに対し、ローマは運動量の多さを買われてFWで起用されたナインゴラン(4番)を中心に、高い位置からプレスをかけるサッカーで試合を優位に運びます。CFのジェコ(9番)こそインテルDFに消されましたが、ローマの先制点はGKアリソンからのロングボールが、右FWのエルシャーラウィ(92番)の足元に入って独走したものです。

これで、追いかける立場になったインテルは、ボランチのガリアルディーニ(5番)を下げてトップ下のブロゾビッチ(77番)を入れますが効果は限定的で、なかなか組み立てられないもどかしい展開が続きます。しかし、スパレッティ監督がカンドレーバを下げてFWのエデル(23番)を入れた交代で流れが変わります。

エデルが入ることで2トップ気味になって合わせられるポイントが増え、いきなりエデルがシュートを打ってリズムを出すと、これまで消えていたCFのイカルディにもシュートが出ます。その勢いを感じたローマは、DFのファンを入れて守りを固めて、1点差を守り抜くことを意図した交代を見せます。

最後の後半41分、もう行くしかないと割り切っていたインテルが、上がっていたボランチのベシーノ(11番)のヘディングシュートで追い付き、攻めるインテル守るローマで最後の数分は進みますが、試合は1-1の引き分けに終わりました。イタリアらしい、ファウルをあまり取らないジャッジと、SBの上げ方などにレベルを感じ、長友はこんなレベルで試合をしているんだ(この日はベンチ入りも出場せず)と感心した試合でした。
コメント
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