Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

リオネル・メッシの記憶

2018-01-16 23:05:49 | ワールドサッカー

しばらく、平日の夜は記憶だけで書ける思い出のオフネタが続きます。今回は、バルセロナが誇るカンテラ(育成組織)出身の名FW、リオネル・メッシ選手の思い出を書きます。今や、メッシの個人技が世界一なのはよく知られており、バルセロナと‪対戦する相手は懸命にメッシ対策を立ててきます。

私は、一度だけメッシを生で見たことがあります。それは、2010年の親善試合、日本対アルゼンチン(埼スタ)です。当時、メッシは右FWに固定されており、ブレ球で落ちてくるFKの弾道を生で見られたことは大きな記憶です。もっとも、メッシは守備をしないので、守備専門のボランチ、マスケラーノをメッシの裏に影のように張り付かせてカウンターを食らわないようにしていました。

メッシの個人技の威力を知ったのは、映像で見た衝撃的な場面でした。バルセロナボールのCKの場面で、メッシはショートコーナーからドリブルで切れ込んでマイナスのクロスを狙ってきました。これは普通はありえないプレーです。理由はCKはCBを上げてヘディングシュートを狙わせるので、もし取られてしまえばCBのいない自陣の守備は弱くなります。メッシが、絶対に取られないという自信がなければできない、驚異的なプレーでした。

その後、メッシの映像を見て行くと、圧倒的な個人技はいつの試合でも見ることができます。相手3人に囲まれてもドリブルを選択する強気なプレーと、シュートの振りが小さくほとんど振りかぶらずに強烈なシュートを放てるという大きな特徴を持っています。そのため、世界のいろんなチームはいろんなメッシ対策を立ててきました。

欧州CLのローマ戦で相手が見せた「6バック」、クラブW杯決勝でリバープレートが見せた「4バック2ボランチの守備」などを思い出せますが、去年12月のクラシコでレアルが見せたメッシ対策は最も印象的でした。強気にボールを支配し、メッシにマンツーマンでつけてメッシの位置を後ろにするという、レアルのような強いチームでなければできない対策でした。

確かに、メッシはFWとしては強力ですが、MFの下がり目ではそれほど怖くないという特徴もあります。それでも、この策は打ち破られ、メッシのスルーパスから1点取れています。長く続く「メッシ対ロナウド」まだまだ続きそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする