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大惨敗(3/2浦和対札幌)

2019-03-02 22:47:37 | 浦和レッズ
今日の浦和対札幌戦、結果は0-2と浦和の完敗に終わりました。この試合は攻撃も守備も、どちらもいいところがありませんでした。サポーターがブーイングをするのも当然かなという試合です。浦和は、開幕戦の仙台戦と同じメンバーで臨んできました。川崎戦では課題が見られたものの、仙台戦で修正できたとオリベイラ監督が判断したのでしょう。

しかし、この日の浦和は最初のピンチで失点してしまいました。相手左アウトサイドの菅のパスから、アンデルソン・ロペスがさばいて、鈴木武蔵が裏に抜けると、マークに付くはずだったDF岩波が後ろを回られるミスでフリーにしてしまいました。これは、開幕戦で無得点だった浦和の攻撃に不安があるだけに、重くのしかかることになります。

この日の浦和は、特に中盤のバランスが悪かった印象を受けます。浦和の3-5-2で、中盤に柏木と長澤を前目に置き、アンカーにエベルトンを置く形は、バランスの取り方が難しいです。柏木が立ち上がりで負傷したこともあって、アンカーのエベルトンが孤立する場面が多く見られ、もともとエベルトンにとってアンカーは本来のポジションではないこともあって、このスペースを札幌に使われてしまいました。

札幌の3-6-1ですが、かつての浦和時代のミシャサッカーのような4-1-5のような極端に前がかるサッカーではありませんでした。4-3-2-1気味に、1トップの鈴木武蔵の後ろにアンデルソン・ロペスとチャナティップを置いてダイレクトパスから浦和のDFラインの裏を狙っていました。裏へ抜けるボールでの「競走」となるとスピードのないマウリシオのところが狙われ、札幌の攻撃はほとんどがシュートで終わり、逆に浦和の攻撃はシュートまで行かないという前半が続くことになります。

また、浦和の攻撃のリズムの悪さも気になりました。ダイレクトプレーを狙ってもつながらないからです。杉本健勇が興梠の近くにポジションを取ることができず、興梠は孤立する場面が目立ちました。また、2点ビハインドになっても相手DFに追いかけに行かない、浦和FW陣の覇気のなさも気になりました。このままでは大量失点してしまうと直感したほど、この試合は浦和にとって最悪の内容でした。

後半、多少修正されるのですが、それは明日マニアック分析で補足します。



















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