今夜のACLグループリーグ初戦、ブリーラム(タイ)戦は3-0と浦和の勝利に終わりました。相手は5-3-2気味に引いて、浦和にボールを回される分には構わない、あわよくばカウンターで1点を狙うという戦い方でした。前半はボール支配率79%という浦和のボールキープができましたが、なかなかシュートに至ることができず、消化不良の内容で前半を0-0で折り返します。
解説の都並氏によれば、アンカーのエベルトンが後ろを意識しないで上がることがあるので、サイドの宇賀神、橋岡が思い切って前に行けないと分析していました。興梠が、ボールが来ないのに苛立ってサイドや中盤に動き出すあたり、浦和にとっては良くない試合展開でした。もっとも、この日はナバウトがスタメンなので、前から追うことはできていました。
チャンスはCKからでした。中央でジャンプしたマウリシオに相手DFは釣られ、その先にいた槙野はまったくのフリーで、ヘディングシュートを決めて後半5分といういい時間で浦和が1点をリードします。ブリーラムもさすがにビハインドになったら攻めてきました。FKを蹴った11番が枠内に飛ばし、GK西川が手に当てて辛くもポスト直撃という際どい場面もありました。
開幕から無得点が続いていた浦和にとって、この1点はチームを緊張から解放してくれました。右アウトサイドの橋岡が機能し始め、クロスから興梠が惜しいシュートを放つと、上がってきた長澤のシュートの跳ね返りに橋岡が詰めて、浦和はセーフティリードとも言える2-0というスコアにすることができました。これで余裕ができた浦和は、長澤に代えて柴戸を投入し、柴戸をアンカーに入れ、エベルトンを攻撃的MFに上げてきました。
この形の方が機能していました。柴戸がアンカーの位置で回収してくれるので、エベルトンは思い切って前に行けました。また、84分に投入された汰木(ゆるき)もインパクトを残しました。かつての永井雄一郎を思い出すようなドリブルで相手DFを振り切り、クロスから橋岡がゴールを決めて3-0として、完全にこの試合を終わらせるゴールにつなげました。
オリベイラ監督は「同じメンバーで試合をこなしたい」という考えの監督で、この試合では札幌戦からスタメンを3人しか入れ替えませんでした。しかし、今回は入れ替えたメンバーが結果を出しました。さすがのオリベイラ監督も、これを見たら松本山雅戦でメンバーの入れ替えを決断するのではないかと思わせる勝利でした。
解説の都並氏によれば、アンカーのエベルトンが後ろを意識しないで上がることがあるので、サイドの宇賀神、橋岡が思い切って前に行けないと分析していました。興梠が、ボールが来ないのに苛立ってサイドや中盤に動き出すあたり、浦和にとっては良くない試合展開でした。もっとも、この日はナバウトがスタメンなので、前から追うことはできていました。
チャンスはCKからでした。中央でジャンプしたマウリシオに相手DFは釣られ、その先にいた槙野はまったくのフリーで、ヘディングシュートを決めて後半5分といういい時間で浦和が1点をリードします。ブリーラムもさすがにビハインドになったら攻めてきました。FKを蹴った11番が枠内に飛ばし、GK西川が手に当てて辛くもポスト直撃という際どい場面もありました。
開幕から無得点が続いていた浦和にとって、この1点はチームを緊張から解放してくれました。右アウトサイドの橋岡が機能し始め、クロスから興梠が惜しいシュートを放つと、上がってきた長澤のシュートの跳ね返りに橋岡が詰めて、浦和はセーフティリードとも言える2-0というスコアにすることができました。これで余裕ができた浦和は、長澤に代えて柴戸を投入し、柴戸をアンカーに入れ、エベルトンを攻撃的MFに上げてきました。
この形の方が機能していました。柴戸がアンカーの位置で回収してくれるので、エベルトンは思い切って前に行けました。また、84分に投入された汰木(ゆるき)もインパクトを残しました。かつての永井雄一郎を思い出すようなドリブルで相手DFを振り切り、クロスから橋岡がゴールを決めて3-0として、完全にこの試合を終わらせるゴールにつなげました。
オリベイラ監督は「同じメンバーで試合をこなしたい」という考えの監督で、この試合では札幌戦からスタメンを3人しか入れ替えませんでした。しかし、今回は入れ替えたメンバーが結果を出しました。さすがのオリベイラ監督も、これを見たら松本山雅戦でメンバーの入れ替えを決断するのではないかと思わせる勝利でした。