今日は、強風の中、鴻巣までレッズレディース(以下浦和L)対TASAKIペルーレ戦を見に行きました。女子に関しては情報量がマスコミなどでは全然足りないので、スタジアムに行って自分の目で確かめないと、何もわかりません。
まず、新戦力の見極めから始めました。現役なでしこジャパンということで、話題になっていた矢野ですが、26番をつけてCBで出ていました。昨年までの浦和Lの弱点に、CBの2人が両方ともカバーリングタイプで、個の強さが足りないというものがありました。その穴を埋めるのが矢野の役割で、フィジカルが強くロングキックを蹴れる特徴を持っています。
相手FWは代表の大谷ですが、決して負けていません。矢野は大学を出たばかりの新人ですが、既にDFリーダーの風格があります。また、昨年までの浦和Lの弱点の右SBにも、土橋(22番)という即戦力を補強しています。昨年、私が見た3試合で、相手チームは浦和Lの右サイドを仕掛けてきました。
しかし、土橋はどちらかと言えば攻撃型の右SBです。右サイドから何本もクロスを上げたのは評価できますが、守備の安定感が増したというほどではありませんでした。そのため、右MFの木原がカバーして対応していました。
庭田(13番)は、ボランチで、昨年までのボランチの高橋彩子をサイドの攻撃的MFにコンバートして、その豊富な運動量を攻撃に生かそうという狙いがあったものと思われます。しかし、庭田とダブルボランチを組んだ相手が攻撃的な柳田なので、後ろのスペースを正確に埋めないといけません。しかし、庭田は攻めに色気を出してしまい、ボランチとDFラインの間を空けてしまいました。庭田が途中で下げられたのは、そんな理由があったと思います。
しかし、この浦和L対TASAKIというカードは、日本女子のトップレベルのカードです。縦に安藤や高橋彩子を走らせた浦和Lと、代表二人のCBコンビで守備の強さを見せて、カウンター気味のサイドチェンジを主体に攻めるTASAKIとの攻防は見応えがありました。
しかし、北本が消された浦和Lと、大谷がある程度機能したTASAKIとは多少ながら差がありました。それが、大谷のヘディングシュートで0-1という結果につながったと思います。
TASAKIで印象に残ったのは、攻撃的MFの阪口です。普段はボランチ気味に引いていて、相手の警戒から逃れていて、ボールが出ると突然スピードアップして攻撃参加するところにセンスを感じました。まだ19歳の若さですから、代表でも将来の中心選手になるでしょう。(今も代表には入っていますが、サブの選手です。)
まず、新戦力の見極めから始めました。現役なでしこジャパンということで、話題になっていた矢野ですが、26番をつけてCBで出ていました。昨年までの浦和Lの弱点に、CBの2人が両方ともカバーリングタイプで、個の強さが足りないというものがありました。その穴を埋めるのが矢野の役割で、フィジカルが強くロングキックを蹴れる特徴を持っています。
相手FWは代表の大谷ですが、決して負けていません。矢野は大学を出たばかりの新人ですが、既にDFリーダーの風格があります。また、昨年までの浦和Lの弱点の右SBにも、土橋(22番)という即戦力を補強しています。昨年、私が見た3試合で、相手チームは浦和Lの右サイドを仕掛けてきました。
しかし、土橋はどちらかと言えば攻撃型の右SBです。右サイドから何本もクロスを上げたのは評価できますが、守備の安定感が増したというほどではありませんでした。そのため、右MFの木原がカバーして対応していました。
庭田(13番)は、ボランチで、昨年までのボランチの高橋彩子をサイドの攻撃的MFにコンバートして、その豊富な運動量を攻撃に生かそうという狙いがあったものと思われます。しかし、庭田とダブルボランチを組んだ相手が攻撃的な柳田なので、後ろのスペースを正確に埋めないといけません。しかし、庭田は攻めに色気を出してしまい、ボランチとDFラインの間を空けてしまいました。庭田が途中で下げられたのは、そんな理由があったと思います。
しかし、この浦和L対TASAKIというカードは、日本女子のトップレベルのカードです。縦に安藤や高橋彩子を走らせた浦和Lと、代表二人のCBコンビで守備の強さを見せて、カウンター気味のサイドチェンジを主体に攻めるTASAKIとの攻防は見応えがありました。
しかし、北本が消された浦和Lと、大谷がある程度機能したTASAKIとは多少ながら差がありました。それが、大谷のヘディングシュートで0-1という結果につながったと思います。
TASAKIで印象に残ったのは、攻撃的MFの阪口です。普段はボランチ気味に引いていて、相手の警戒から逃れていて、ボールが出ると突然スピードアップして攻撃参加するところにセンスを感じました。まだ19歳の若さですから、代表でも将来の中心選手になるでしょう。(今も代表には入っていますが、サブの選手です。)