Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

神戸戦プレビュー

2014-03-26 18:45:30 | 浦和レッズ
今週末に、浦和は敵地ノエビアスタジアムで神戸と対戦します。前節で全勝のチームがなくなり、J1は早くも混戦の予感で、浦和の2勝1敗1分は決して悪くない位置です。神戸は今季J2から昇格したチームですが、新外国人にマルキーニョス(前横浜FM)、シンプリシオ(前C大阪)、ペドロ・ジュニオール(元新潟)とJリーグ経験のある選手を補強しています。

神戸の成績は1勝1敗2分の勝ち点5です。昇格チームとしてはまずまずの位置ですが、巨大なノエビアスタジアムを満員にするためにはもっと上位を狙いたいでしょう。監督はJ2時代から指揮を執る安達監督ですが、試合を見ていないのでどういうサッカーをするかはわかりません。

注目はマルキーニョスです。38歳の大ベテランですが、運動量の多さは衰えを知らず、少なくとも去年の横浜FM時代はチームで一番走る選手でした。個人技よりは空いたスペースに反応するプレーが得意で、浦和は槙野が上がった裏に気をつける必要があります。

90年代から2000年代前半にかけては、浦和にとって神戸はカモでしたが、最近は2010年のリーグ最終戦の1-4の惨敗など神戸は強くなっています。特にアウェイのノエビアスタジアムでは前にいつ勝ったか思い出せないほどです。

浦和の前節の無観客試合では、新人関根が大きくアピールしました。これだけやれば年代別(U-19)代表入りは必然で、代表のキャンプに呼ばれているので、ミシャサッカーの練習ができない嬉しい悲鳴です。浦和のアウトサイドは、体力型の平川、宇賀神と技術型の関口、梅崎が争う格好ですが、関根もその争いに割って入る勢いです。

神戸は長身FWの田代がいますが、前節の清水のように極端なパワーサッカーはして来ないと予想しています。浦和の最終ラインは出場停止から戻る森脇を普通に最終ラインに入れるいつもの形でしょう。変に相手を意識するより、ミシャサッカーのストロングポイントのアウトサイドをうまく使うことができれば、勝利に近づけると思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西武オープン戦動向

2014-03-26 07:55:12 | 他スポーツ
今年はレッズがアウェイの週はいろんなことをしてアクティブに楽しむつもりでいます。今週末もレッズがアウェイなので、西武ドームでの野球観戦を予定しています。そのため、少しは西武のオープン戦の動向も見ておこうと思って、スカパーの無料放送を利用して何試合かチェックしました。

西武は監督が渡辺監督から伊原監督に交代しています。最大の変化は昨年の打点王、浅村の二塁手へのコンバートです。昨年までの二塁手、片岡の巨人FA移籍で後任は注目でしたが、早い段階で伊原監督は浅村のコンバートを明言していました。

浅村の将来を考えると、一塁手しかできない選手だと打力に相当のレベルが要求されるので、ここで二塁手ができるようになっておくことは選手寿命を延ばすことになると思います。もともと、昨年のキャンプの時点では浅村は中島裕之のメジャー移籍で空いた遊撃手を狙ったくらいですから、動きの適性という意味では問題ないと思います。

それでも、オープン戦の映像を見る限りでは、片岡が名手だったので比較すると浅村の守備は危なっかしい面も見られます。一番怖いのは守備を意識するあまり、打撃に影響が出るリスクですが、昨年も何度か二塁や遊撃も試合途中から守っているので、できると信じたいです。

また、遊撃手もオープン戦では二年目の金子が一歩リードです。昨年は渡辺監督に認められて開幕スタメンで、持ち味の打力で一時活躍しましたが、体力の不足で当たりが止まり二軍落ちしました。今年もオープン戦は好調で、開幕スタメンは濃厚です。(もっとも、昨年に「この守備はプロのショートストップでない」と酷評していたのが、当時評論家だった伊原監督ですが)

捕手炭谷、中堅秋山、左翼栗山は不動ですが、誰が出るかわからないのが一塁、三塁、右翼です。一塁はおかわり君中村が脇腹を痛め二軍スタートとなり、巨人から移籍の脇谷、投手から転向の木村が争っています。特に木村はオープン戦で3割を打ち好調で、是非スタメンで見たいです。三塁は新外国人のランサムがオープン戦1割台と打撃不振で、脇谷、鬼崎の可能性があります。

右翼は熊代がリードの感ですが、大崎や斉藤にもチャンスがあります。投手は十亀がリリーフに回って、岸、菊池、レイノルズ、野上が先発ローテーションに入ります。今年は野球でも楽しめる年になるといいなと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新星誕生(関根貴大)

2014-03-25 18:17:48 | 浦和レッズ
無観客試合になった清水戦ですが、一人の若き才能が次世代の浦和を担うアピールをしたのが唯一の収穫です。それは平川と交代で後半開始から途中出場した右アウトサイド、関根貴大選手です。関根は今季ユースから昇格した18歳の新人です。

関根はキャンプ中の練習試合で点を取ってアピールしており、その端正な顔立ちもあってきっと人気が出るだろうと思っていましたが、想像より早く出てきました。関根の売り物は簡単にはボールを失わない粘りと、重心の低いドリブルです。

清水戦であそこまで通用したのは、もちろん相手の左SBが本来トップ下の河井だった理由もあります。しかし、関根のドリブルは瞬間的なスピードがあり、相手を一歩出し抜ける魅力があります。クロスの精度も高く、原口のゴールになった場面以外にも、李忠成の頭にピンポイントで合わせています。

また、関根は相手に当たられても倒れない魅力があります。バランスを崩しながらも強引に持っていったプレーが値千金の同点アシストになりました。ユース上がりは最初からフィジカルを備えているケースは稀ですが、このプレーは「関根いいじゃん」とサポーターに思わせるインパクトがありました。

課題は90分持つかどうかでしょう。このプレーが90分できるなら、一気に平川を押し退ける可能性もありますが、同じようにユースから昇格した高橋峻希も新人時代は90分持たなかったので、関根もまだまだ平川ほどの体力はないと予想しています。ミシャサッカーではアウトサイドはよく交代するので、関根はまずは安定してベンチに入るところからのスタートでしょう。

また、守備も改善の余地があります。今回は球際の粘りで抜かれながらもぎりぎりボールに触って難を逃れましたが、相手の左アウトサイドが身体能力に任せて出るタイプだと、力で振り切られる恐れがあります。関根は体力面の準備を怠らず、一年間切り札の役割ができれば、今年は成功だと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鶴竜、横綱昇進

2014-03-24 20:07:35 | 他スポーツ
最近はサッカー以外のスポーツで書きたいネタが続出しています。終わったばかりの大相撲春場所からのネタです。春場所は大関鶴竜が14勝1敗の成績で優勝して、今日の横綱審議委員会を通過すれば横綱に昇進します。

この昇進は幸運もありました。横綱昇進の内規は「2場所連続優勝またはそれに準ずる成績」ですが、昭和の昔に優勝なしで横綱に昇進した北尾が、不祥事で角界を去る事件がありました。それ以来横綱昇進の基準が厳しくなり、なにがなんでも2場所連続優勝しないと横綱には上げないと相撲協会は頑なになっていました。

しかし、ちょっと前に大関が6人できた異例の番付を受けて、大関が乱立するのは横綱昇進の基準が厳しすぎるからだという意見が協会内部で出ていました。そのため、日馬富士、稀勢の里あたりから「準ずる成績」でも上げようというムードができました。鶴竜も成績は2場所連続14勝1敗と見事ですが、連続優勝はしておらずこの基準が緩んだのに救われた昇進です。

鶴竜はモンゴルから来日して関取になっていた元小結旭鷲山や、今でも現役の旭天鵬の姿をテレビで見て力士を志し、井筒部屋に日本語で手紙を書いて入門したエピソードで知られます。事実、鶴竜の日本語能力は相当高く、日本語の新聞を読めるほどです。

元関脇逆鉾の井筒親方は鶴竜の将来性を高く評価していて、「逆鉾のもろ差しと寺尾の突き押しを兼ね備えた」力士になって欲しいと夢を語っていましたが、正直入幕した頃は横綱になれる力士だとは思っていませんでした。理由は当時の体重が110kgほどの軽量力士だったからです。

当時の鶴竜は、速攻を繰り出したときの相撲のうまさは持っていましたが、突き押し相手に軽量を突かれて押し出される相撲が目立った印象です。こういうタイプが強くなるためには、井筒部屋の先輩、元大関霧島や、モンゴルの先輩、元横綱朝青龍のように筋肉で増量して130kg以上の体を作る必要がありました。

実際、最近の鶴竜は体重も140kgを超え、容易には土俵を割らない粘りを手に入れました。白鵬には全然勝てませんでしたが、先場所の本割りでもろ差しになって勝ち、今場所は立ち合いで突いて勝ち、まさに逆鉾と寺尾の長所です。朝青龍のように、力強い横綱になることを期待したいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無観客試合(3/23浦和対清水)

2014-03-24 08:29:36 | 浦和レッズ
昨日は浦和の無観客試合、清水戦でした。もちろん私は非合法に潜り込んだりはできないので、自宅でテレビ観戦でした。プロサッカーの公式戦は、サポーターの声が既にBGMになっているので、まったく声のしない試合は非常に違和感がありました。こんな試合は二度と繰り返してはならない、そんな思いが強いです。

試合は、清水の2ラインコンパクトサッカーに浦和は苦しみました。普通の4バックのチームが相手なら浦和のアウトサイドが面白いように空くという、浦和のストロングポイントは既に知れ渡っているので、相手の浦和対策は5バックか2ラインコンパクトサッカーが多いです。

5バックだとアウトサイドを数的同数で消しますが、2ラインコンパクトサッカーは浦和の1トップ2シャドーを消すことが目的で、片方のアウトサイドは空きます。Jリーグのレベルなら逆のアウトサイドに正確なロングキックで通すことはできないという前提です。

そのため、1トップ2シャドーに入れられない浦和の攻撃はどうしてもDFへのバックパスが多くなってきます。マークが空くアウトサイドにはもちろん浦和も気づいていますが、この日は右の平川、左の宇賀神の両アウトサイドが不調でした。

また、前半に決められた長沢のゴールも浦和の守備の不徹底が原因でした。ショートコーナーからの大前のクロスに対し、ファーサイドの六平が空く、痛恨のマークミスでした。六平が余裕を持って上げた以上失点は必然と言えました。

清水はトップ下に置いたノバコビッチも機能していました。早めに入れた縦パスを、ノバコビッチはダイレクトで素早くさばいて起点になり、浦和はもっと失点してもおかしくない場面はありました。負けると無観客試合が影響したと言われるだろうと気にしていました。

そんな試合を1-1の引き分けに持ち込めた理由は、平川に代わって後半頭から投入された新人の関根です。清水が引いて守っている以上、後ろを気にするより思い切って仕掛けていいという状況だったのが関根には幸いしました。もちろん、相手の左SBが本来トップ下の河井だった理由はありますが、関根は瞬間的なスピードのあるドリブルで思い切って仕掛け、浦和はチャンスを作れました。

関根は原口の同点ゴールのアシストという明確な成果を出し、途中出場の切り札としてなら使える感触です。あとは90分これを続けられるかどうかですが、新戦力の台頭という明るい要素があった引き分けは、浦和にとって前向きに捉えていいと思います。

また、ミシャ采配では原口の左アウトサイド投入のギャンブルが成功しました。後半に入ると清水の2ラインコンパクトが緩み始め、原口は守備を免除して前に張らせて問題ない状況でした。新たなオプションとして使えそうな感触です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田島ヶ原の現在

2014-03-23 14:35:16 | 埼玉
浦和の無観客試合で時間が空いたので、今日は田島ヶ原を散歩していました。トップの画像は桜草自生地で見つけたつくしです。若い方はわからないでしょうが、キャンディーズの名曲「春一番」を思い出しました。まだ、主役の桜草は開花していませんでしたが、いろいろ春の息吹を感じた植物を撮ってきました。



ユリ科の白い花、アマナです。田島ヶ原では一番最初に咲く花です。小さな花なので見過ごされがちですが、春の到来を感じさせてくれる花です。



トウダイグサ科の黄色い花、ノウルシです。桜草に負けないくらい田島ヶ原で咲き誇るので、桜草を知らない方はこのノウルシを桜草と勘違いする方もいます。名前の由来は、漆のように触るとかぶれるからで、決して漆塗りができるからではありません。



桜草の現状です。桜草の葉はギザギザでわかりやすい形状をしていて、花が咲いていなくてもどこにあるかはわかります。まだ、ようやく芽吹いた程度ですが、桜草はソメイヨシノより開花が遅いので、いつもの通りです。



失敗した写真ですが、右上にヒロハハナヤスリという、水芭蕉に似た植物があります。この植物は大きくなれない植物で、こういう周辺の草の背が低いタイミングでした目立たない植物です。



ユキヤナギです。これは公園内の植え込みで、春の今の時期に白い花を咲かせます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホームアンドアウェイの攻防(マンチェスターU対オリンピアコス)

2014-03-23 12:10:18 | ワールドサッカー
今日は浦和が無観客試合になったので、午前中の過ごし方は思案しましたが、たまっているワールドサッカーのビデオから、マンチェスターU(以下マンU)対オリンピアコスの映像を見ていました。このカードは欧州CLの決勝トーナメント1回戦で、第1戦はオリンピアコスが2-0で先勝しています。

日本にいると、ホームアンドアウェイのトーナメント戦はナビスコ杯決勝トーナメントとACL決勝トーナメントしか経験できないので、こういう1点ごとに状況が刻々と変わっていく試合には憧れます。2点リードされたマンUは最初からプレスに行くしかありませんが、注目はオリンピアコスの戦い方でした。

オリンピアコスは1トップのキャンベル(26番)とトップ下のドミンゲス(35番)がスピード型でした。落ち着かせるよりは縦に速いサッカーをやりたい意図で、事実サイドからの仕掛けで前線にポイントを作れていました。解説の清水秀彦氏がマンUの守備の不徹底を何度も指摘したこともあり、1点取れば決定的リードになるオリンピアコスは意図通りに戦えていました。

しかし、この試合の結果はマンUが3-0で試合をひっくり返し、逆転で8強進出を決めています。それはハットトリックを決めたファンペルシーのテクニックが大きいです。最初のPKを落ち着いて決めてから流れに乗り、カウンターからのルーニーのパス、FK直接と、バリエーションのある3ゴールでマンUを勝利に導きました。

それを生んだ要因としては、大ベテラン、ギグス(11番)のボランチ起用もあったでしょう。ダブルボランチを組んだキャリック(16番)をアンカーに残して左右にポジションを取り、少し前目でさばくようにしたギグスのパスが、一つの潤滑油になったと思います。

ただ、マンUはサイドのMFにウイングタイプを好むモイーズ監督の癖があります。マタがチェルシーで欧州CLに出場していて、マンUでは欧州CLに出られないレギュレーションの壁はあるとしても、右のバレンシア(25番)、左のウェルベック(19番)はどちらもウイングタイプで、サイドの守備の弱さでオリンピアコスにチャンスを与えた場面もありました。

この試合で出られなかった香川真司なら、少しは変化を与えられるのではないかと、ちょっと文句も言ってみたくなりますが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二つの奇跡(大相撲春場所14日目)

2014-03-22 22:15:11 | 他スポーツ
今日は西武のオープン戦と大相撲春場所を見ていました。その中では、今日書いておかないと賞味期限切れになる、大相撲春場所のネタを書いておきます。今場所は大関鶴竜の横綱挑戦の場所と言われていましたが、条件は優勝が絶対条件と厳しく、正直私も前半で挑戦はついえると予想していました。

しかし、昨日の取組で、全勝をキープして盤石の体勢だった横綱白鵬が、肩を痛めて6勝6敗と低迷していた大関琴奨菊の寄りに、まさかの完敗を喫するという、最初の奇跡が起きました。この結果、今日の結び前の白鵬と鶴竜の直接対決を勝利した方が優勝に大きく近づくという、鶴竜にとってはビッグチャンスがやってくることになりました。

しかも、昨日の取組で白鵬が土俵下に落ちたときの手の付き方が悪く、手の指を痛めて右手にテーピングが巻かれるという、白鵬にとってはピンチで土俵に上がります。それでも、白鵬対鶴竜の対戦成績は白鵬30勝、鶴竜3勝と大差があります。白鵬は鶴竜のような、正攻法で四つに組んでくる相手は徹底的にカモにしていて、右手の力さえ入れば負けることはないだろうと思っていました。


支度部屋で、鶴竜が突き押しの練習をしていたという情報が入りました。確かに、鶴竜を育てた元関脇逆鉾の井筒親方は、「逆鉾のもろ差しと寺尾の突き押しを兼ね備えた力士に育てたい」と以前話していたことがあります。その、「寺尾の突き押し」が大一番で発揮されます。

立ち合い、鶴竜は先手を取り、白鵬相手にもろ手突きで入ります。これで白鵬は前傾姿勢を取れなくなります。もちろん、鶴竜の突きは白鵬を一気に押し切れるほどではありませんが、先手を取ったのが効いて、白鵬は右下手一本の苦しい体勢になります。ここで鶴竜はまわしを引いて一気に寄り立て、なんと白鵬を寄り切ってみせました。

これで単独トップになった鶴竜は、千秋楽の琴奨菊戦を勝てば優勝と横綱昇進が手に入ります。もっとも、手負いで楽勝かと思われた琴奨菊は、昨日の白鵬に続き、今日は日馬富士を寄り切って、調子を上げてきています。勝ち越しは決めた琴奨菊ですが、この勢いを鶴竜にぶつければ、また奇跡を起こす可能性はあります。

優勝の可能性は1敗の鶴竜と2敗の白鵬に絞られましたが、まだ明日の土俵を見ないとなんとも言えない展開で、またテレビの前で楽しみに相撲を見たいと思います。だから大相撲は面白いのですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

組織サッカー対決(スウェーデン対ポルトガル)

2014-03-22 22:01:40 | ワールドサッカー
今日はW杯欧州予選プレーオフ、スウェーデン対ポルトガルを見ていました。欧州予選はグループリーグ1位は通過、2位はプレーオフのルールで、プレーオフの4カードの中で一番見たかった試合でしたが、NHK-BSはフランス対ウクライナを中継したので、もう見られないだろうと諦めていた試合でした。

そんな試合がスカパーの視聴者特典の1ヶ月無料放送で、偶然にも見られることになったので、休日に早起きして映像をチェックしました。スウェーデンは南アフリカW杯で予選落ちしたので、最後に見たのがドイツW杯です。知っている選手はGKイサクソン(1番)、ボランチのシェルストレーム(9番)、FWイブラヒモビッチ(10番)だけです。

それに対し、ポルトガルは3大会連続でW杯に出場しているのでお馴染みのチームで、Rマドリードのエースストライカー、Cロナウド(7番)が中心のチームです。もっとも、Cロナウドは3トップの左で、ターゲットにする真ん中のFWにはアルメイダ(9番)がいます。

私がこのカードに興味があった理由は、両チームともにパスを回す組織サッカーで、前線にロナウドとイブラヒモビッチというワールドクラスのストライカーを持っているところが似ているからです。この試合はホームアンドアウェイの2戦目のスウェーデンのホーム戦で、第1戦はポルトガルがCロナウドのゴールで1-0と先勝していました。

どうしても2点差が必要なスウェーデンが、立ち上がりは積極サッカーを見せました。決してイブラヒモビッチのワンマンチームではなく、速いパス回しとシェルストレームからのレンジの長い浮き球で、うまくボールを回していました。むしろシェルストレームのチームといえるくらいの前半の展開でした。

これに対し、3トップを引くポルトガルは引き気味に入り、サイドに出してCロナウドやナニ(17番)のスピードを生かす展開で、引き分けでもいいことを意識して入った前半でした。前半は0-0で折り返します。ここでスウェーデンが仕掛けを見せ、ボランチのエルム(6番)を下げて2002年に埼スタに来ていたベテラン、Aスベンソン(8番)を投入してきます。当時、スベンソンは攻撃の切り札だったので、おそらく攻撃的な狙いと推定できます。

結果的には、これがあだになりました。後半にCロナウドが3点、イブラヒモビッチが2点を決めてこのストライカーの点数がそのまま最終スコア(3-2ポルトガル勝利)につながるのですが、Cロナウドの3点はすべてカウンターからスウェーデンのDFライン裏に抜け出した形でした。Cロナウドのスピードも要因ですが、バイタルエリアでラストパスを出されたスウェーデンの守備の隙も理由だったように思えます。

もっとも、シュート技術の確かさはCロナウドもイブラヒモビッチもさすがで、Cロナウドは先制点で抜け出せばチップキックでGKの上を正確に抜いていますし、2点目では転がしても枠ぎりぎりに当たり前のように決めてみせます。イブラヒモビッチもCKを頭で合わせた同点弾も、FKをねじ込んだ2点目も、さすがのテクニックを持っています。

これだけの試合ができるチームのどちらかがW杯で見られないというのは残念ですが、それでもワールドクラスがW杯を賭けて対戦する貴重な映像を見られたことには感謝しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の終わる日

2014-03-22 15:54:49 | 埼玉
今日は2kmほど離れた体育館にトレーニングをしに行きました。さいたまシティマラソン対策で、最近は走るトレーニングが中心だったので、久しぶりの筋トレです。重量こそ以前と同じですが、肉体改造の成果が出ており、同じトレーニングをしても疲れにくくなっています。仕事をしていると、頻繁に体育館には通えませんが、体力チェックの意味で続けていきたい習慣です。

さて、その2kmの道のりは、冬が終わり本格的な春の到来を感じる写真がたくさん撮れました。快晴で写真撮影日和だったので、トップのコブシ以外にもいろいろ撮れました。



あまりいい写真ではありませんが、開花の早い大島桜です。花が小さく、かつ白い花なので、曇り空だと写真ではほとんど見えないのですが、晴れならわかるだろうと写真にしました。



梅が何本かまとめて植えてありました。土手沿いの道で、桜並木にはまだ早いと期待していませんでしたが、いろいろな春の息吹が見つかってシャッターを切りました。



富士山はまだ雪をかぶっています。今年は雪の多い年だったので、富士の裾野まで雪があります。



体育館脇の河津桜です。河津桜は開花が早く、既に葉桜になりかけています。



春の到来を告げる、オオイヌノフグリです。以前はオオイヌノフグリの青色はカメラでは撮りにくく、白い花になってしまいましたが、今日ガラケーカメラで撮ったら少しは青色が出ていました。こんな小さな花でも、写真に撮れる時代なのですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする