Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ブログ9周年

2015-07-09 18:28:09 | 雑記
今日はネタがないので、穴埋め記事ですが、来週の金曜日に当ブログが9周年の節目を迎えます。9年間、ほぼ毎日平均1000字の文章を書いてきたので、最近のアクセス数は昔の記事が上位に入ることもあります。好きだから書いている、私の趣味にお付き合いいただき、ありがたい限りです。

このブログを書き始めた頃は、100分くらいの長い通勤時間で会社に通っていました。この通勤は座れないことも多く、何か有意義なことに使えないか考えた結果が、ガラケーメールからのブログ更新でした。帰りの電車の中で仕事のことを考えるより、好きなサッカーのことを考えた方が精神衛生にいいと考えました。

今は少し通勤時間は短くなりましたが、書くスピードが上がっているので今でも更新できます。それでも、やはりガラケーよりは自宅のPCで打った方が速く、ガラケー半分、自宅半分くらいのこともあります。この9年間はいろんなことがありました。

浦和レッズは優勝も残留争いもしましたし、自分自身も合計4回入院して手術もしました。体重も、最少で54kg、最大で83kgと乱高下しました。もっとも、今は5kmとはいえマラソンをするほどなので、すっかり元気になりました。

何度もあった苦しい時期に、心の拠り所にしていたのはこのブログです。病院が携帯電話使用可なら、入院中も更新しました。文章も少しずつですが、うまくなったのではと自分では思っています。サッカーを見る目という意味では、過去の試合から戦術の引き出しがたまってきており、「あのとき見た戦術だな」と振り返ることができます。

私は気持ちは若いつもりですが、生物学的には年を取っています。それでも、コンパクトデジカメ効果で、それまで文章だけだった当ブログが写真に彩られるようになるなど、新しいことも始めています。きっと、またこれからも面白いネタがこのブログに載ることを信じて、一日一日を大切に生きていければと思っています。



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松本山雅戦プレビュー

2015-07-08 18:10:52 | 浦和レッズ
Jリーグが一週間空くと、まるでオフシーズンのような気分でしたが、今週末の土曜日、浦和はアウェイ松本で松本山雅と対戦します。チケットが10分で完売しており、浦和サポが大挙して押し掛ける試合になると思います。

松本山雅とは、開幕直後に埼玉スタジアムで対戦して、終了間際の森脇のゴールで1-0で勝利しています。この試合、山雅は5-4-1のリトリートサッカーで、浦和から勝ち点1をあと一歩で取れたことを考えると、またこの手で来る可能性が高いです。

山雅は1トップに、ブラジル人のオビナを置いています。このオビナは、足が遅いので、カウンターを警戒する必要はありません。しかし、ゴールの多くがヘディングで、強さは持っているFWです。セットプレーは気をつけるべきです。

また、山雅が勝つときはGK村山がファインセーブを連発します。村山を乗せないように、シュートの嵐を浴びせるくらいのつもりで戦って欲しいです。有名な選手こそ元名古屋のSB、田中隼磨くらいですが、全員で粘って勝ち点を拾うチームになっています。

対する浦和は、先週の練習試合を見る限りではほぼいつものベストメンバーが出そうです。ボールを浦和が支配するのは間違いないでしょうから、悪いときの浦和のパターンである、1トップ2シャドーが前に張り付いて戻らない展開だけが怖いです。

それを打破できるのが、引いてボールを要求できる武藤と、瞬間的な切れで相手DFをちぎれる関根なので、この二人が万全の状態ならきっと問題ないと思います。山雅のホーム、アルウィンは2009年の天皇杯2回戦で、エジミウソンやポンテまで出しながら、当時地域リーグの山雅に敗れた地ですが、今の選手には関係ないくらいのつもりで、鬼門を打破して欲しいです。
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ミラン監督にミハイロビッチ氏

2015-07-07 18:20:18 | ワールドサッカー
女子W杯の影響?で、オフシーズンの欧州サッカーの動向はチェックできていませんが、本田圭佑が所属するミランの監督が、元ユーゴスラビア代表DFシニシャ・ミハイロビッチ氏になったことは知っていました。ミハイロビッチと言えば90年代の英雄で、サンプドリア、ラツィオ、インテルに在籍したCBです。

印象に残っている理由は左足からの強烈なFKです。セリエA通算FK最多ゴール記録を持っており、ラツィオ時代にはFKだけでハットトリックという、ギネスブックに載る快挙を達成しています。ミハイロビッチのFKは140kmのスピードが武器で、FK練習の際は味方GKを怪我させたくないと、スピードを加減していたと聞きます。

ユーゴスラビア紛争で祖国を逃れたミハイロビッチはイタリアの永住権を取得しており、イタリア人として生きていきます。監督としての実績は、下位のカターニャを中位に躍進させていますが、期待されて移ったフィオレンティーナで結果を出せず、まだ名監督の域には達していません。

インザーギ前監督時代の4-3-3は変わる可能性があります。本田圭佑はボランチでは守備力が足りず厳しいので、トップ下かサイドハーフのポジションを狙うことになります。今のミランは、世界トップレベルのチームではなくなっているので、ハメス・ロドリゲス(レアル)やイニエスタ(バルセロナ)など、本田圭佑が絶対に勝てそうもない超大物は加入しないでしょう。

また、今年も本田圭佑対長友佑都のミラノダービーを期待してもいいと、現時点での情報では思います。楽しみなのは、本田圭佑がFKの名手ミハイロビッチから直接FKのノウハウを吸収する可能性があることです。本田圭佑のFKが決まってくれれば、W杯予選を戦う日本代表はかなり楽に戦えるはずで、そうなることを期待して9月のカンボジア戦を楽しみに待ちたいと思います。
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ポジショニング(宇津木瑠美)

2015-07-06 18:18:09 | レディース
今日のなでしこジャパンの決勝アメリカ戦は、少なくとも家に帰るまでは映像を見られないので、穴埋めネタを用意しておきます。今回のなでしこジャパンのメンバーで、海外メディアの評価が高いのがボランチの宇津木瑠美選手です。「400m走者のよう」と走力が評価されています。

宇津木は、フランスリーグのモンペリエでプレーする「海外組」です。今は、海外でプレーする女子選手の生活費20万円ほどを日本サッカー協会が補助してくれるようになったので、女子選手の海外進出が盛んになっています。宇津木は日本人女性にしては上背があり、アンカーの位置に置いても相手にフィジカルで潰されない強さを持っています。

日テレで試合に出るようになった当時は左SBでしたが、アンカーの宇津木も魅力的で、派手な上がりより堅実にいいポジショニングをしてボールを引き出すセンスが抜群です。また、フィジカルがあるので、相手アタッカーのドリブルを遅らせて最終ラインに時間的に余裕を与えることもできます。

もっとも、宇津木は前回の女子W杯では澤のボランチコンバートで割を食った選手でした。安定感の宇津木より、どこまでもボールを追いかけられる、闘犬のような阪口が澤のパートナーにふさわしいと佐々木監督に判断されました。

しかし、今回は澤が絶対的な存在ではなくなっていたので、阪口に攻撃に絡んで欲しいと判断したのが宇津木起用の理由でしょう。宇津木の良さは、引きの映像で試合を映しているときによく現れており、バイタルエリアにスペースがあって危ないなと思うと、大抵宇津木がベストの位置を陣取ります。

今日のなでしこの敗戦は本当に残念でした。早い時間で次々点を入れられるのは、パワーでなでしこを潰せるアメリカだからこそできた手でしょう。試合レポートは映像を見てから改めて書きますが、それでも世界の準優勝は誇れる結果です。胸を張ってこれからの選手生活に生かして欲しいです。
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奇跡的なオウンゴール(7/2なでしこ対イングランド)

2015-07-05 17:58:40 | レディース
明日の朝、なでしこジャパンは女子W杯決勝のアメリカ戦です。その前に見ておかないと感動が薄れるという理由で、今準決勝のイングランド戦のビデオを確認しました。イングランドは強い相手でした。映像を観ている限りでは、幸運なオウンゴールの決勝点で、なぜ勝てたかわからない試合という印象です。

イングランドは4-3-3の布陣で、中盤ではあまりつながずに縦に蹴ってきます。なでしこに比べると、その精度は高くない印象でしたが、それでもJスコット(8番)、ウイリアム(4番)ら170cm台を多く揃えるイングランドは、なでしこの感覚では届かないようなボールに足が届くという優れた特性を持っています。

なでしこが、この試合で勝負できる展開に持ち込んだのは、序盤を耐えられたからでした。イングランドのような、強さを持つチームはなでしこに対してはパワーで潰しに来ます。その圧力に屈して序盤で失点すると、そのまま逃げ切られてしまいますが、なでしこは序盤をゼロでしのいで、PKで先制点を得るところまではプラン通りの戦いでした。

しかし、シビアに見てしまうとこの日のなでしこの内容は良かったとは言えません。理由はなでしこのバイタルエリアの攻防戦で敗れ、この位置から何本も決定的なシュートを打たれたからです。最初のうちは、宇津木、阪口のダブルボランチが帰陣を早くして、CBの熊谷、岩清水と連携して数的優位を作ってボールを奪っていましたが、次第にパスミスやカウンターでバイタルエリアに侵入され、クロスバーに当たったミドルシュート、GK海堀のスーパーセーブなどに辛くも救ってもらった展開でした。

この試合で良かったのは岩淵です。不利な展開で、彼女の持つキレのあるドリブルはイングランドにも通用しており、その個人技で何度もチャンスを演出してくれました。一方的に押されるのは避けたいと、苦しい状態だったなでしこに、攻撃のチャンスをつくって流れを一時的にでも持ってきたのは大きなプレーでした。

最後は川澄のクロスを、イングランドDFの6番がまさかのクリアミスでオウンゴールとなりましたが、アメリカはたぶんこのイングランドの身体能力と高い技術を併せ持っているはずです。もし可能なら、岩淵をスタメンで起用して、最初からその個人技で勝負して欲しいと、そんな期待をしながらアメリカ戦を楽しみにしています。
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炭谷のリード(7/4西武対ロッテ)

2015-07-05 15:17:05 | 他スポーツ
昨日は西武対ロッテの野球中継を見ていました。西武の先発投手は十亀でした。西武の先発投手では、球の力で抑えられる岸孝之や菊池雄星は、捕手の炭谷にとっては比較的リードしやすい投手ですが、スローボールの下手投げ牧田和久や球威はあるが制球に難がある十亀剣はリードしにくい投手でしょう。

そんな十亀の良し悪しは、比較的簡単に見分けられます。良いときはストレートでストライクが取れますが、悪いときはストレートがまったくストライクにならず、比較的コントロールの良いカーブでストライクを取ってカウントを整えざるを得ません。

悪いときは、そのカーブを狙い打たれて序盤でKOされることもありますが、炭谷は十亀のリードの仕方は既に習得した雰囲気です。この日はストレートでもストライクは取れていましたが、決め球のカーブのバリエーションが豊富でした。インコースとアウトコースに投げ分けるだけでなく、打ち気に逸る相手4番デスパイネには、意図的にボールのカーブを投げて空振り三振を取りました。

この能力は、高卒二年目の森友哉には真似できない能力で、打つ方は1割台の炭谷を外すことができない理由です。一軍の捕手は、極端な話、所属球団の全投手をリードできるくらいでなければならず、打てば何でもOKという訳にはいかないでしょう。盗塁阻止率がクローズアップされる炭谷ですが、見れば見るほど守備面の貢献に気付く、いい選手です。

ロッテでは二塁手クルーズの守備が見て面白いポイントでした。メジャーでの通算打率は2割3分と、決して強打者ではありませんでしたが、守備は自らアピールポイントに選ぶほどで、守備を生かしてメジャーで下位打線を打っていた選手です。

見ると打球への最初の一歩が早く、抜けそうな当たりを逆シングルでアウトにしています。悪い体勢からの送球も安定しています。ロッテでの打率も2割7分と、助っ人としては物足りない数字ですが、今の時代、外国人は4番とは限らず、戦力になればよしという考え方なのでしょう。
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影武者から主役へ(阪口夢穂)

2015-07-04 21:17:53 | レディース
イングランド戦、なかなか映像を見る時間を確保できないので、なでしこジャパンの選手ネタで、ボランチの阪口夢穂選手を取り上げます。阪口は若手時代から有名だった攻撃的MFで、2007年当時は名門TASAKIペルーレで、19歳の若さで背番号10をつけていました。当時の彼女のポジションはサイドハーフでしたが、浦和戦の鴻巣陸上競技場で見た彼女はあまりにもポジションが低い位置で、「そんな後ろからどうやってゲームを作るつもりなんだ」と思うほどのポジショニングでした。

しかし、その答えは試合の中にありました。阪口の身体能力が女子では群を抜いて高かったからです。逆サイドから届きそうもないように思えたボールに、阪口だけは追いつける能力がありました。この能力は、澤のボランチコンバートに伴って、どこまでもボールを追いかけてくれそうな身体能力のある選手を探していた佐々木監督の目に留まりました。

澤と阪口のダブルボランチは2008年の北京五輪からです。当時、澤は攻撃力は高いものの、守備に帰る戻りの遅さが課題でした。それをカバーする阪口は、当時は荒削りでパスミスなどもありましたが、猛暑の中国で、失ったボールをどこまでも追いかけてくれる粘りは見ていて感動的でした。

しかし、この北京五輪の4位は、一見世界を驚かせた結果のようですが、選手たちは誰も満足していないようでした。もっと上を目指すと、澤と阪口のコンビを熟成させたなでしこジャパンは、2011年女子W杯で優勝という大きな結果を残します。このあたりになってくると、阪口も本来は攻撃的MFなので、時折攻撃力を発揮する場面も出てきます。

澤の陰の存在だった阪口ですが、今大会はコンビを組むボランチが、守備が強い宇津木になりました。宇津木をアンカーに残して、セットプレーなどで相手のマークを外すのがうまい阪口は、攻撃面で大きな貢献を見せるようになりました。当初の澤の影武者が、今は真の大将になれる可能性も持っており、次のW杯決勝戦でその一端が見られるといいなと思っています。
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女版小野伸二(宮間あや)

2015-07-04 11:10:00 | レディース
なでしこジャパンのイングランド戦は、帰宅後見るとして、穴埋めネタです。今のなでしこでは、澤は試合を落ち着かせるスーパーサブになっており、今のゲームメーカーは宮間あや選手です。宮間はなでしこではNo.1のテクニシャンで、左右両足でセットプレーを蹴れる優れた特徴を持っています。

宮間は150cm台と小柄な選手です。そのため、得意なポジションは中盤の前の方です。試合前の布陣図の説明では左のサイドハーフと書かれますが、ウイングのように縦に走るよりは、ゲームメーカーとして真ん中で持った方がいいプレーをします。

女子のサッカーは、GKの身体能力が男子とは差があるので、直接FKは大きなチャンスです。宮間はFKの名手なので「女俊輔」と呼ばれたこともありますが、プレースタイルは厳しいパスを出す中村俊輔より、味方を計算して出す小野伸二の方が似ています。

宮間は足元の技術がしっかりしているので、パスを出す前に一呼吸置けます。そこから、左右どちらの足でもいいパスが出せる優れた特徴を持っています。一度、皇后杯準決勝のNACK5スタジアムで見た当時の印象では、宮間に出せば一旦ボールが落ち着く印象でした。

宮間のゴールは多くがセットプレーです。なでしこの場合、意外にも澤がセットプレーを苦手にしているので、PKやFKは宮間が蹴ります。ロンドン五輪のカナダ戦で、宮間が珍しいヘディングシュートを決めていますが、相手の屈強なDFは怖かったようで、目を思わずつぶっていた写真が新聞に載っていました。

宮間は所属チームは岡山湯郷ベルです。湯郷は温泉町で、選手の中にはホテルのフロントに立っている選手もいますが、有名や宮間とGK福元の勤務先は「岡山県体育協会」でファンの前には出ない仕事です。それでも、湯郷は小さな町なので宮間は英雄で、多くのファンに囲まれることもあると聞きます。

今回大会は宮間はMVP候補で、また日本人のMVPが実現すれば奇跡的な快挙です。宮間選手の決勝での活躍を期待したいと思います。
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なでしこアメリカ戦プレビュー

2015-07-03 22:00:15 | レディース
まだ、イングランド戦のビデオを見ていませんが、日本時間月曜日の朝、なでしこジャパンは女子W杯の決勝戦のアメリカ戦を戦います。4年前の決勝戦も同じアメリカが相手で、当時の対戦成績は2分け25敗という、なでしこに勝ち目はないと思われていた成績でしたが、見事奇跡を起こして優勝したのは皆さんご存知の通りです。

今回、なでしこは、過去4年間で1勝2敗3分けと、以前ほど絶望的な差はつけられていません。前回のなでしこの優勝の前の女子サッカーは、縦パスやアーリークロスを入れて、個人技かスピードのあるFWが自分で何とかするサッカーが主流でした。その個人技の前に、対応できなかったのが、それまでの日本の敗北の歴史でした。

しかし、前回のなでしこの優勝は、パスとグループ戦術の大切さが世界に広まる、一つの契機になりました。それまで、力任せでなでしこに勝っていたアメリカが、オールコートプレスという全員の連動性が要求される難しいサッカーをあえて採用して、日本に勝ちに行った親善試合もありました。

なでしこに勝機があるとすれば、スピードも高さも相手が上なので、そのテンポの速いゲーム感に序盤で慣れておくことです。おそらく、最初は押され気味の展開からスタートするでしょうが、それを耐えて、相手が攻めきれなくなってくると、なでしこらしいパスが次第につながってきます。

キーパーソンは宮間です。彼女が全くボールが持てないとなでしこの勝利は難しく、できればバイタルエリアで彼女がボールを持つ展開にできればチャンスも生まれるでしょう。もちろん、楽観的な私も90分で完勝できるとは思っていません。延長でもPKでも、ぎりぎりまで戦ってくれれば、見る方としては満足できる試合になると思っています。
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U-17W杯MVP(岩渕真奈)

2015-07-02 21:57:00 | レディース
今日のなでしこジャパンイングランド戦は、仕事のため映像をまったく見ていないので、穴埋めネタを用意しておきます。先日の豪州戦で決勝ゴールを決め、前回大会の川澄に続いて「シンデレラガール」と呼ばれそうなFW岩渕真奈選手を取り上げます。

岩渕が有名になったのは、U-17女子W杯の準優勝とMVPに輝いたときです。のちに澤が女子W杯でMVPに輝きましたが、日本人で初めての、FIFA主催の国際大会のMVPです。彼女は小柄ではありますが、瞬間的なキレの良さで相手DFに仕掛けられる、明確な長所を持っているFWです。なでしこリーグでは日テレ在籍でしたが、ドイツに渡り、ホッヘンハイム、バイエルン・ミュンヘンでプレーしています。

前回のW杯も、18歳でメンバー入りしていましたが、出番はほとんどなく悔しさが残りました。今回、ドイツでも中心選手という実績を引っ提げての再挑戦でしたが、大会前に膝を痛めるアクシデントに見舞われます。代わりの選手を招集する選択肢もありましたが、岩渕の切れはどこかのタイミングで切り札にできると判断した佐々木監督が、別メニュー調整をさせながらメンバーに呼び続けました。

岩渕にとっては、同タイプの安藤の負傷離脱が、出番がありそうだという予感になったでしょう。岩渕は、もともと1次リーグの最初の2戦は出られないのを覚悟でベンチに入れていたので、大儀見と菅澤のコンビが合っていない最初の2戦を見ると、岩渕待望論は自然でした。

佐々木監督は、スタメンを大野に、岩渕を途中から出す起用をします。岩渕の膝を考えて、長い時間の出場は難しいという判断なのでしょう。ただ、そのキレとシュートチャンスは岩渕の方が冴えており、可能ならスタメンで使って欲しいのが我々サポーターの夢です。

次のアメリカとの決勝戦、なでしこは押し込まれる展開が予想されます。そんなときに、一瞬のキレでチャンスを作る岩渕がいれば、何かを変えてくれそうで期待しています。
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