今日は職場の人間ドックを受けてきました。
医師との問診最中に、「ところであなたはB型肝炎・C型肝炎の検査は受けたことがありますか?」と訊ねられました。
「肝炎は大丈夫だと思っていますが、検査を受けたかと言われると記憶がありません」
「そうですか、あなたの年齢だと札幌市の制度で一度だけ無料で受けられるんです。覚えていないなら検査を追加しておきましょうか」
「あ、はい」
なんだか無料で受けられるのならいいか、と思ってその場で検査の追加をお願いしました。
検査の待合で待っていると、検査追加の指示を受けた担当の女性がやってきて、「肝炎検査の追加なんですが…」と言います。
「はい、なにか」
「検査を受けた記憶がないとのことですが、検査を受けて後から実は以前この補助制度を受けたことがあった、と分かったら改めて有料で4千円ほどかかるんです」
「ははあ、そういわれると受けたことがあるように思うんです。でも自分が過去にその制度で検査をしたのかどうかはどこに行けば分かるのでしょうか?市役所ですか?」
「保健所ですね」
保健所!ううむ、今このコロナの時期に、そんなことだけを訊ねるというのも大変かな。
とりあえず検査は止めておくことにして、状況をみて自分の医事歴を確認することにしました。
翌々考えると、こういう健康情報って自分自身の履歴に紐つけされているべき情報ですが、それを外部の組織がばらばらに管理していて自分自身がアクセスできないというのもおかしな話です。
最近はようやくお薬手帳で薬の履歴が自分で記録できるようになりスマホアプリなども出ていますがそれも義務ではありません。
こういうのを統一的に記録するベースがマイナンバーカードなんじゃないかな、と思いますが、政府の言うデジタル社会になればこういう不便が少しは改善されるのでしょうか。
情報はインフラと考える時代に日本社会は馴染めるのでしょうかね。
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