北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

5日間の禁酒 ~ AIチャットに若者がお酒を飲まない理由を聞いてみた

2023-05-31 22:52:34 | 健康

 

 大腸のポリープを切除したため、病院から「今日から三日間はお酒、香辛料などの刺激物は控えるように」とのお達しがありました。

 内視鏡検査前日の月曜日もお酒を飲んでいないので、月~金曜日の5日間にわたってお酒を飲まない日が続きます。

 最近は日本酒でもワインでも晩酌をするのが癖になっていて、休刊日なしで一週間毎日飲むようになっていました。

 しかもお酒の味が分かってきたというか、日本酒もワインも種類による違いを面白いと思うようになっていて、酔うことに加えて美味しさを味わうのが楽しみなのです。

 もっとも量は大したことがなく、日本酒なら1合、ワインでもグラスにせいぜい3杯といったところでしょうか。

「大量に飲むわけじゃないから」というのが毎日飲むことへの言い訳になっていましたが、やはり夕食時にお酒を飲むとついつい眠たくなって9時くらいに一度寝てしまうことが多いです。

 しかしそうするとそこから起きてまた夜に眠ろうとすると眼が冴えていたりして、やはり決して良い睡眠状態とは言えません。

 本来なら週に一度は休刊日を設けて体を休められると良いのですが。


     ◆


 一方で最近の若者はお酒を飲まなくなった、と言われます。

 その理由を検索ソフトBingにフィーチャーされているAIチャットで質問をしてみました。

 その答えは、「最近の若い人たちがお酒を飲まなくなっている理由は、アルコールに対する認識の変化や、健康志向の高まり、運転免許取得年齢の引き上げ、経済的な理由などが挙げられます。 また、若者の間で「飲み会」が減少していることも理由の一つとされています」と出ました。

 BingのAIチャットはその文章をどこから引用したかが下部に示されるので興味があればそちらを見ると良いでしょう。

 しかし判断や価値観の異なるオリジナル文書から引用すれば答えは当然変わってくるわけで、出てきた回答が本当かどうかを見極める、一段上の読み書き判断能力(=リテラシー)が必要になってくると言えそうです。

 最後に「お酒を飲まない休肝日を設けた方が良いですか?」と訊ねてみるとAIチャットの答えはこんなものでした。

 

「お酒を飲まない休肝日は、肝臓に負担をかけるアルコールの代謝物質を排出するために、肝臓の機能回復に役立つとされています¹。また、休肝日を設けることで、アルコール依存症やアルコール関連疾患のリスクを減らすことができるとされています²。ただし、休肝日を設けることで、アルコールの代謝能力が向上するわけではないため、飲酒量を増やすことは避けるべきです³」


【以下引用元】
¹: [お酒を飲まない休肝日の効果とは? | お酒の健康効果・効能](https://www.osake-kenkou.com/entry/kankou-kyuukanbi)
²: [お酒を飲まない休肝日の効果とは? | アルコール依存症・アルコール関連疾患のリスク低減にも効果的](https://www.kenko.com/healthcare/2019/06/21/000000.html)
³: [お酒を飲まない休肝日の効果とは? | 休肝日で代謝能力が向上するわけではない](https://www.kenko.com/healthcare/2019/06/21/000000.html)

ソース: Bing との会話 2023/5/31(1) 【休肝日メリットと過ごし方】30年間飲み続けた筆者が週5日減 .... https://kuchikomi-rescue.net/3days-a-week-merit/ アクセス日時 2023/5/31.
(2) 休肝日は必要?何日おきが最も効果があるのか? - NONBE .... https://www.sake-nonbe.com/other/resting_day/ アクセス日時 2023/5/31.
(3) 1週間に2日?飲酒をやめて肝臓を休める期間はどの程度必要 .... https://www.sakemania.com/13892/t12521/ アクセス日時 2023/5/31.
(4) 休肝日って本当に大事なの?肝臓を休めるとどのようなことが .... https://www.rakuten-card.co.jp/minna-money/fun/article_2108_00001/ アクセス日時 2023/5/31.
(5) 休肝日を設けるメリットは?効果的な日数や過ごし方も紹介 .... https://www.e-hakutsuru.com/blogs/column/kyuukanbi アクセス日時 2023/5/31.

 

 お酒は歳と共にほどほどに。

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やってきました、大腸内視鏡検査 ~ 腸内洗浄用下剤を飲むのがそれほど辛くなかった話

2023-05-30 21:31:48 | 健康

 

 やってきました大腸内視鏡検査。

 今日は検査が15時からということで、腸内洗浄用の下剤を飲むのは11時スタートです。

 下剤は、まず粉が二種類はいったプラスチック容器です。

 大きな容積の方に約1リットルの水を入れて粉と混ぜ、次に小さな粉容器との境目を押し込んで破りそちらの粉を混ぜてまた混ぜます。

 そこで一体になった容器にさらに水を足して2リットルの溶液が完成。

 これを11時スタートで200mlを15分かけて飲み、次にもう200mlを15分で飲み、二杯飲んだら200mlの水を飲む…を繰り返します。

 しかし薬は2リットル作りましたが飲むのは1リットルで良いとのことで、200mlを飲む回数は5回です。

 薬の効果は絶大で、3回目を飲み終えたころには便意が始まって、そこからは飲んでは出しを繰り返します。

 病院からの指示で、便にカスが出なくて色も淡黄色になるまでとのことでしたが、最後の5杯目を飲み始めたころにはもう十分腸内がきれいになったのが分かりました。

 下剤を飲むのも思ったほどつらくはありませんでした。

 以前ならもっとたくさんの量を飲まされていたような気がしますが、薬1リットルに水400mlくらいなので、かなり改善されているように思います。

 また、15時からの検査という事で14時30分には病院に来てください、という指示がありそのとおりにしましたが、11時から薬を飲んで腸内を洗浄するのに、14時の段階でもう便意はピタッと止まっていて、出すものは全部出した感じ。

 薬の効き方もものすごく正確にタイミングが取れるようになっていたのにも驚きました。

 最近の薬の進歩はすごいですね。


      ◆


 検査は、服を専用の服に着替えてから検査台に載せられたところで鎮静剤を打ちます。

 前回も腸の左上側の、横行結腸が下行結腸に折れ曲がるところでカメラが進むのに苦労したという記録があって、ドクターからも「鎮静剤を打ってやりましょう」と言われていたのです。

 結果、最初のうちは意識があったものの終始夢ごこちのうちに検査は終了、目が覚めたのは移されたベッドの上でした。

 ポリープも一個取ったようで、検査結果は来週聞きに行く予定です。

 大腸検査もだいぶ患者の負担が軽減されていることを改めて知りました。

 皆さんも体の調子が気になったらすぐに受診されるようお勧めします。 

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明日は大腸検査の一日です

2023-05-29 21:56:00 | 健康

 

 明日は午後に4年ぶりとなる大腸内視鏡検査が予定されています。

 今日は朝食から病院で渡された食事セットで3食を過ごしました。

 朝と昼はレトルトパウチのお粥と粉末の味噌汁、夜はコーンポタージュスープだけで、あとはおやつにビスケットが出ていました。

 量的にはちょっと少なくて、三食のカロリーも1,200kcalほどです。

 夜8時には下剤を飲み始めて、これで朝までに便通があれば次には11時からいよいよ水薬を飲み始めて午後の内視鏡の準備に入ります。

 コロナ後は病院でこの手の水薬を飲むことが無くなったのだそうで、ぎりぎりまで自宅で準備をして15時からの検査に間に合うように病院に向かいます。

 4年前の前回の検査時にはポリープが2個あるという指摘を受けていましたが、その時には特に何もしませんでした。

 今回は、「大きくなっているようなら内視鏡と同時に取りますよ」と言われていて同意しました。

 年齢的には一定期間ごとに受信しておきたい大腸内視鏡検査ですが、下剤による検査準備が辛かった思い出があります。

 最近は少し楽になったのでしょうか。

 今日は早めに寝て準備します。

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介護スクール14回目 ~ 自分で考えて支援技術を駆使してみよう

2023-05-28 21:53:13 | 介護の世界

 

 2月から始まった毎週土曜日の介護スクール、先週の土曜日で全部で15回のスクーリングの14回目が終わりました。

 14回目の課題は「総合生活支援技術」というテーマで、これまで習った様々な介護技術を駆使して、想定した要介護者への介護の仕方を考えるというもの。

 介護の仕方を習うだけでなく、自分たちでどのような工夫ができるかを考えさせるということが目的です。

 今日の受講者は臨時で加わった50代の女性を交えて全部で5名でしたが、5人で意見を交わしながら与えられたテーマに対して方向性を出し、それを先生が論評するという形の授業でした。

 具体的には右半身まひの女性を車いすで食堂に連れて行き、車いすから食堂の椅子に移乗させ食事ができるようにする、という一連の動作が課題。

 車いすから立たさず、腰を浮かしたところで食堂の椅子にスライドさせるのですが、机との間に作業スペースを取れるかとか、椅子に座らせた後に食卓まで椅子を近づける手伝いなど、今まで考えたことのない介助方法に頭がくらくらです。

 
 また午後からの課題は、電動ベッドに寝ている利用者の足を洗うという支援のやり方を考えます。

 足を洗うには膝を立ててもらってそこで枕などを使って固定するというのがポイントです。

 ただ電動ベッドって、背もたれと膝の部分を電気で持ち上げると背中やひざ下にシーツとの摩擦で不快なヨレが生じます。

 そういうのに気がついて直してあげるのも心遣いの一つですが、実際に電動ベッドに寝て背もたれを上げてもらわないとそんなことにも気がつきません。

 利用者の不快な思いを察知する気遣いこそとても重要なポイントでした。


     ◆


 今回臨時に参加された女性に、「介護のお仕事につかれるんですか?」と訊いてみると、「いえ、主人が脳出血で半身まひになって介護が必要になったものですから、ちゃんと勉強しようと思って」とのこと。

 なんでも海外の仕事が多くこの奥様も一緒について海外での暮らしが長かったのが、最近北海道に転勤になりそこでご主人が倒れられたのだと。

「いい歳になったらゆとりをもって一緒に旅行をしようね、と言っていたのですが、どうやら叶わなくなりました。皆さんも楽しめるときに楽しんでおかれる方が良いですよ」

 家族の介護って、いつ終わるかもわからず大変な立場になってしまうものです。

 そういう家族の介護の大変さを施設での預かりで気晴らししてもらうというのも介護事業の組み立ての一つです。

 ご主人が快癒されて少しでも日常が戻ると良いですね。

 
     ◆


 さて、これでいよいよ残りは来週の土曜日となりました。

 来週は午前中が振り返りの授業で、午後に終了評価試験を受けて合格ならばそれで終了、不合格ならば後日再試験という形になります。

 一通りの基礎的な介護について学んだ4か月でした。

 年寄りこそ余生の一部を自分たちの先輩世代の介護に貢献すべきではないか、という思いで始めた受講でしたが、初めて知ることが多くいろいろな気づきと考えさせられることの多い日々でした。

 来週も無事に終わることを祈ります。

 さあて、試験対策、試験対策…と。

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3年ぶりの琴似神社例大祭は大賑わい ~ 祭りは臨時のサードプレイスか?

2023-05-27 23:16:39 | Weblog

 

 今日は地域の氏神であることに神社の春の例大祭。

 コロナのために例大祭は3年ぶりという事で、琴似神社が面する琴似本通りには3年ぶりに露店が数多く出て大賑わい。

 特にお好み焼きや焼きそばなどの食を提供するお店には出来上がりを待つ客がずらりと並んでいました。

 北海道ではお神輿を担いだり山車を引くようなお祭りへの参加はあまり盛んではありませんが、露天の出る賑わいはやっぱり楽しみです。

 露店は本通りの歩道上に並んでいますが歩道が狭くなっているところに大勢の客が押し寄せるのですし詰め状態です。

 しかし老いも若きも子供連れの親たちも、こういう雰囲気は久しぶりなだけに大いに楽しんでいる様子。

 若いアベックたちなんかも多かったけれど、彼らは青春時代のこの3年間にこういう機会がとんとなかったわけですから、そりゃ楽しみなわけです。

 
 最近、若者たちにとって『家』と『学校or職場』以外に安心して集える第三の居場所『サード・プレイス』が注目されています。

 普段暮らす家(=家庭)はファースト・プレイス、そこから出かけて行かなくてはならない学校や職場はセカンド・プレイスというわけですが、自分が過ごす場所がこの二つしかなくて、そこでの居心地が悪くなったらどうなるでしょう。

 家でもなく学校でもないところで息抜きができたり、義務的に向かうのではなく自発的に行きたくなるような魅力のある場所があれば、人生は少し気楽なものになるでしょう。

 最近は子供たちのためにも行政がサードプレイスを用意してはどうか、といった議論も出始めています。

 昔なら学校の前に必ずあった駄菓子屋なんかはそんな場所だったのではないでしょうか。

 
 そんなサードプレイスが恒常的に用意されていれば良いけれど、地域のお祭りやイベントなどは臨時の期間限定のサードプレイスと呼んでも良いかもしれませんね。

 天気も良くて涼しくて楽しい時間になりました。

 6月の北海道神宮例大祭は札幌市民がこぞって露天に出かけて大変なことになりそうな予感がします。

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ポートレートを替えました ~ 歳の変化がわかるなあ

2023-05-26 22:43:18 | Weblog

 今回の釧路出張では、二日目のちょっと空いた時間を利用して久しぶりにポートレート(肖像写真)を撮ってきました。

 訪れた写真館は釧路駅北側にある「山一写真館」さん。

 以前釧路にいたときにもこちらにお願いをしてポートレートを撮ってもらったのが気に入っていたのですが、今回もこちらにお願いしました。

 以前からフェイスブックで使っている写真もこちらで取ってもらった写真をトリミングしたものなのですが、何しろもう11年前の写真なので実年齢とのギャップが激しくなってきていました。

 そこでこのタイミングを利用して、今成の写真を撮ってもらおうと思った次第。


     ◆


 予約の電話をするのに「札幌の小松という者ですが…」というと、「以前釧路にいらっしゃった小松さんですか?」となんと覚えていてくれました。

 そのうえ撮影に先立って、もう11年前に撮った写真はどんな雰囲気だったかとかどんな小道具だったかとかいったことを調べてくれて、似たような雰囲気の中での撮影になりました。


    【11年前の写真】

 山一写真館の山口さんはお父さんの代からの写真屋さんですが、ほぼ同世代の二代目。

 前回もそうでしたが、二人でぺちゃくちゃと会話をしながら感心したり笑っている自然な表情の写真を何枚も撮影し、そこから必要なものを選んで購入するという形です。

 その自然な感じの会話の時間が好きで、そういう信頼関係があるからこそ表情も自然になるのでしょう。


  【今回の写真の中からの一枚】

 札幌にも同じような写真を撮るというお友達がいるというので両親を連れて行ったことがあるのですが、やっぱり親近感を形作るまでにはいかず、離れてしまいました。

 写真一つでも相性ってあるんですね。


     ◆


 写真を購入するのにあたって、「分厚いアルバムを購入するという事はないのですか?」と訊くと、「もうそういう時代ではないですね。前回もそうでしたが、データをCDに焼いてお渡ししますし、そうした方がもらう方もいろいろと使えますでしょう」

 会話の中で驚いたのは、実はアメリカではもう30年前から写真館が潰れては売業しているのだそう。

 日本と韓国はまだ節目の写真が好きという国民性があってまだなんとかやれていますが、それにしてもデジカメやスマホ、動画撮影などが当たり前になってくるとわざわざプロにお願いするほどの写真はいらない、という人が増えてくるのでしょう。

 
     ◆


 撮影した写真の中から選んで購入したものをCDにtiffとjpegの形で焼いたものを受け取って札幌まで帰ってきました。

 今日からフェイスブックのプロフィール写真も変わりました。

 比べるとやっぱり歳を取ってますが、まあこんなもんでしょう。

 昔の写真を使う心苦しさが消えて胸のつかえが一つ取れました。

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バー文化はなくならない、を売りにする ~ 釧路には古いバーがある

2023-05-25 23:45:43 | Weblog

 

 釧路での二日目、今日は飲み会の二次会で馴染みのバーへ行きました。

 こちらのバーに関していえば、コロナがほぼ終息してお客さんも戻ってきた、とのことで喜ばしい限りですが、繁華街の末広としてみるとかなりお店が減ってきた印象です。

 こちらのバーは、マスターとお嬢さんがバーテンダーとしてカウンターの向こうにいてお客からのいろいろな要望に応えてくれます。

「お店が残るにはどうしたら良いでしょうか」とお嬢さんバーテンダーが訊いてくるので、「繁華街としては衰退するかもしれないけれど、そことの差別化で『バー文化は来得ません』という路線はどうでしょうかね」というのが私の提案です。

 バーって、メニューから選んだようなカクテルを作ってお終いというものではなく、バーテンダーとの会話を楽しむという事が大切です。

 カクテルも会話の中で「お別れのカクテルを作ってくれますか」とか「今日は幸せだったので、楽しいカクテルをお願いします」といった謎かけをして、それにバーテンダーがどういうカクテルで返してくるかといった丁々発止のやりとりも楽しめます。

「chatGPTならレシピまでは調べて書き出すだろうけれど、それを実際にシェイクしながら作るのは人間業ですからね、おいそれとなくなることはないでしょう」

 人間がその手で作ってこそナンボのものはデジタル時代にもなくなるものではありません。

 さらに私からは「昭和レトロを感じさせるようなバー文化、を若者にもっと教えてあげると良いと思うんですよね。昔の釧路はこうだった、というような物語も、博物館ではなくバーで聴くというのが良いじゃないですか」

 地方都市のバーは心の灯台のようなもので、そこへ立ち寄ることで懐かしさを味わえるとともに地域の情報が得られる。

 するとマスターが「これ、昭和35年の末広町界隈の地図なんですよね」と古い地図を見せてくれました。

「丸三鶴屋があるでしょう、そして栄町公園もあって今と基本的な構図は変わりませんよね」

 でもビルのありようやテナントの入れ替わりなど、昔の姿ではいられないのが今の現状です。

 釧路も姿を変えて今日に至っています。

「ここへ来れば、博物館とはまた違った釧路の繁華街の歴史が語られるというそんな文化拠点にしてほしいなあ、と思いますけどね。

 当たり前の居酒屋は消えていっても、ここならではのバー文化は消えずにいてほしいものです。

 釧路の夕焼けは一瞬遅くて見られませんでした。 
 

 ChatGPTには負けない人間的要素がふんだんに盛り込まれているのがバーです。

 

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ジンギスカンは新聞紙を敷いてやりましょう ~ 今日から釧路出張

2023-05-24 22:45:00 | Weblog

 

 今日から二泊三日で釧路出張。

 昔一緒だった後輩たちと末広の飲み屋街で一杯やりました。

 ジンギスカンがメインのこのお店、テーブルには新聞紙を引いてその上にガス台を置いて肉を焼くスタイルは、昔ながらの北海道のジンギスカンのしきたりを踏襲しています。

「新聞紙が引いてあるなんて懐かしいですね」
「これがないと机が汚れるんだよね」

 昔の北海道でのジンギスカンと言えば、机が汚れるので新聞紙を敷いてその上にコンロを置いて鍋を置いてじゅうじゅうと焼きました。

 このお店もそういうやり方なのだと思って懐かしく思っていました。

 するとメンバーの一人がトイレから帰ってきて、「面白い張り紙がトイレに貼ってありましたよ」と教えてくれました。

 曰く、「トイレには『男性も座って用を足してください』とあるので便器に腰かけたところ、目の前に机に新聞紙を引いてある理由が書かれていました」とのこと。

 どれどれ、と他のメンバーもトイレに行って帰ってくると、「なるほど、ですね」と感心した様子。

 私もトイレに立ってその張り紙を見てみるとこうありました。

「当店が、テーブルん位新聞紙を敷いているのは北海道の昔ながらのジンギスカンスタイルを表現、演出するためです…」

 なんと、新聞紙が敷いてあるのは汚れ防止のためというよりは、北海道らしさの演出のためなんだと!

 続いては「決して片付けが大変だからと楽をしているわけではございません」とも。

 敢えてこのような演出を説明するというスタイルが面白い。

 北海道らしさってこういう事なんだな、と昔を思い出して再認識しました。

 皆さん、家でジンギスカンをやりますか?

 新聞紙なんて敷いてますか?
 

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目薬が三つ必要な理由とは

2023-05-22 23:10:51 | Weblog

 

 もうこれは性格でしかないのですが、私は日常生活で使いたいものは身近にないといやだと思う質です。

 道具を使いたいときに、道具を置いてある場所にわざわざ向かうのが面倒くさくてたまりません。

 なので、例えばボールペンとシャープペンはセットにして、通勤時のジャケットにワンセット、職場で着替える作業着にワンセット、机の引き出しにワンセットという形で置いてあります。

 ボールペンとシャープペンシルのワンセットを着替える度に移し替えるのが面倒くさくて仕方ないのです。

 シラカバ花粉症が続く今頃は、しょっちゅう目薬を使います。

 それもまた、ジャケットや作業着などを着替えるたびに移し替えるのが嫌なので、目薬も三つ用意しています。

 実は中身は全部同じで、写真の一番右側のものを左と真ん中の一度使い終わった容器を利用して移し替えているだけ。

 これを一つは職場の机の引き出しに、一つは作業着のポケットに、一つは一日履いているスラックスのポケットに入れています。

 これだけあれば、いつ何時、(あ、目がかゆい)と思っても大抵はすぐに目薬を取り出せるというわけです。


     ◆


 身の回りの埃を掃除するクイックルワイパーという商品がありますが、これも我が家には4~5個あります。

 家が二階建てということで一階と二階にあるのはまあそうだとして、車庫に一つ、私の部屋に一つなど、そこここにある感じ。

 こういう道具が家に一つしかなくて、使いたいときにそのたびに取りに行くというのが嫌なので、つい次々に買い求めてしまいます。

 置き場所を決めて、使ったら常にそこに戻せばどこにあるかわかりやすくなるということもよく言われるのですが、どうにもそれは私の性格には馴染みません。

 クイックルワイパーはしばしば使いたいときに目の届くところに見つからなくて探し回ることや、いざ探してみたらおなじようなところに2本ある、ということもしょっちゅうです。

 まあなんともならない凝り固まった癖なんでしょうね。

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欲しいのは収穫ではなく ~ 老いた母がなお畑をいじる理由

2023-05-21 23:26:09 | Weblog

 

 実家に電話をして「何か用事があるかい?」と訊くと、「ちょうど良かった買い物に行きたいんだよ」と母。

 実家に車でついて「何を買いたいの?」と言うと「野菜の苗さ」とのこと。

 もうちょっと歩いただけでも「こわいこわい(疲れてしんどい)」という母ですが、それでもまだ庭を空にしておくことは許されないのです。

「どこへ行く?」
「いやあ、もう午後だから近くのホームセンターじゃあいい苗がなくなっているわ」

「どうする?」
「花のとびつかならあるかもしれないけどね」

 良く聞けば、なんと実家のすぐそばに「花のとびつか」という、北海道で一番大きな花の苗を売っているところがあるとのこと。

「じゃあそこに行こうよ、どうせ車なんだから」

 母はまず近いところで用を足そうとしていたので、車でちょっと遠くへ行くという発想がなかったのです。

 
     ◆


 「花のとびつか」は札幌と石狩市を結ぶ四番通り沿いにある大型のフラワーグリーンショップです。

 舗装がされていない砂利敷きですが広い駐車スペースがあり、そこにこれまた大きな温室が広がっていて、花から野菜まで実にたくさんの苗が置かれています。

 確かにこれはちょっとしたホームセンターとは比べ物にならないくらい大きな売り場面積です。

 逆に言えば、苗を探すのが一苦労。

 カートを支えにしながら歩くのがやっとの母には右から左まで歩くのはちょっとしんどそうでしたが、それでもトマトからキュウリ、ししとうなどの苗を数個買って思いは達せられたようです。

「苗なんか買ったらまた畑の面倒を見なくちゃならないでしょ」
「だってしょうがないじゃない」

 確かに畑があるのに何も植えずにいているのは、日本人としては許されがたい行為だということに、歳を取ってくると気がついてきました。

 収穫を得るというよりも、なにもせずに雑草を生やすことに対して罪悪感を感じるのでしょう。

 そういう私も今年の菜園を賑やかにするために、キュウリ、ズッキーニ、ししとう、トマト、いちごなどの苗を買ってきました。

 今日は朝からトマトをプランターに植えて、小さな庭にはキュウリやいちご、ズッキーニを植えました。

 いずれ子供に「もう野菜を植えるのはよしたら?」と言われるかもしれませんが、そのときにはきっと「だってしょうがないじゃないか」と言い返すような気がします。

 野菜を植えて今年も土に接する夏です。 
    

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