仕事で現場調査に行ってきたのですが、工事区域をgoproで撮影して、帰ってきてから動画編集を行いました。
車には車載のドライブレコーダーもありますが、いちいちマイクロSDカードをとりはずすのも面倒です。
それになにより、撮影の設定が、何もなければ途中はカットされることになっていて一定の区間を最初から終わりまで連続撮影できません。
設定を変えればよいのでしょうが、本来の設置目的と異なる形にするとこれまた何かあった時の面倒が心配です。
結局は専用に動画を撮影して、編集をして専用の3分動画にまとめるのが一番良いと判断しました。
動画編集ソフトは家にしかないので自宅での作業となりましたが、全部で30分、ファイル数で20本ほどの動画が素材です。
これをいらないシーンを大胆にカットして、信号待ちの停車もカットしてつなぎ、どこを走っているかや車内から見えて気がついたことをテロップや字幕で画面に貼り付けると、まあまあ見られる動画クリップができました。
平面図を写真で取り込んで、どのあたりの場所かをイメージすることもできました。
さすがにBGMは貼り付けませんでしたが(笑)、平面図やグーグル・ストリート・ビューの静止画よりはずっと臨場感が伝わります。
問題がある個所は、車を降りてさらに注意を払った動画を撮影しておけば、あとから様々なポイントを指摘することもできます。
まだまだ編集ソフトそのものに慣れていないので、画面のつなぎや微妙な技術が追い付いて行きませんが、回数をこなしてゆけば慣れてゆくでしょう。
現場にいない人たちに何が問題なのかを伝えるには写真より動画、動画より編集された動画クリップ、という時代の変化を感じます。
プレゼンテーションのためのパワーポイントというソフトが出たときも、「こんな電子紙芝居みたいなことができるんだ!」とびっくりしたものですが、今は動画でプレゼンテーションができる時代。
それも撮影機材や編集ソフト、パソコンの性能向上などが相まって、素人でも見様見まねである程度のことができる時代になったのだと、感動もひとしおです。
次の時代を担う若者なら、もっと簡単に動画資料も作れる時代がすぐそこに来ています。
資料も紙で配る時代から、その場でタブレットで動画で見せる時代になるのでしょう。
自分が生きている間に、3Ⅾでプレゼンができる時代が来るでしょうか(笑)。