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GWに予定したスペイン旅行のその後。
とっくの昔にもうスペイン旅行は諦めていて、残る問題は予約した飛行機代金が戻ってくるかどうかだけ。
バルセロナへ向かうために、2月に予約したフィランド航空便は、先日既に航空会社から『日本への便は当面東京発着に限定する』という方針が示されていました。
私の予約した飛行機は新千歳発の便だったので、この便は欠航という事。
(ああ、もう飛行機が欠航と言うことはキャンセル料はかからずにキャンセルできるな)と思ってはいたのですが、申し込んだサイトをパソコンで見てみるとまだ『キャンセルは自己都合ならほとんどお金が戻らない』というような表示になっています。
旅行会社もキャンセルの嵐で、まだ1か月以上先の客の事まで考えていられないのだろう、と思って、特にせっつくようなこともしていなかったのですが、今日ふと携帯のメールを見ると、その旅行サイトから『欠航のお知らせ』というタイトルのメールが入っていました。
開いてみると、私の予約した便が(コロナ騒動のために)欠航になったのでキャンセルまたは便の変更ができます、というお知らせです。
キャンセルをして返金をしてもらおうと思いましたが、携帯上で"キャンセル"を選んで私と妻の二人分のチェックボックスと、旅行保険にもチェックボックスを入れると、返金総額の欄に既に支払った金額が表示されて、あとは送信するだけ。
やがて「航空券キャンセル」と「旅行保険キャンセル」のメールが来て、これにてキャンセルと返金申請は終了です。
実はパソコン上でこの旅行サイトを開いて、自分のアカウントでなんとか返金の手続きをしてみようと思ったですが、なかなか目的のページにたどり着けなくて困っていました。
それが、私の登録メアドをスマホにしていたために、携帯に欠航の知らせが来てそれとともに携帯でのキャンセルの手続きまで全てスマホで行えたのです。
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ここで感心したことが2点ありました。
一つ目は、まだ1か月以上先の客に対して飛行機欠航の連絡とキャンセル・変更の手続きを促してくれるという旅行サイト側の誠実な姿勢です。
何百人もいる顧客に対して煩雑な作業がまだまだあるのだろうと思いつつ、デジタルによる情報処理で迅速な連絡と対応が可能になっています。
素晴らしい効率化の成果とはいえ、こちらからの要求にこたえるのではなく、旅行サイト側から欠航の情報提供とそれに伴う手続きを促すあたり、非常に迅速な情報処理と返金を厭わない会社の姿勢が見て取れました。
今回は『Trip.com』というサイトでのやりとりでしたが、誠実な姿勢には好感が持てます。機会があれば次もここなら使ってあげたくなります。
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感心したことの二つ目は、この情報のやり取りとキャンセル手続きがスマホで簡単にできたこと。
正直なところ、キャンセルなどの複雑なやりとりはパソコンの方が便利なんだろうなと思っていたのですが、パソコンよりもスマホの方があっさりとできてしまったのです。
いまやスマホを介してどれだけ便利なツールを提供できるかが企業の魅力に直結するということを改めて感じました。
もう時代はパソコンよりもスマホなのです。
いずれにしても、無事に旅行費用のキャンセル手続きも終わり、スペイン旅行は夢と消えました。
さて、本当に行けるのはいつになることか。