北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

今日が一番若いんだ ~ 皆様、良いお年を!

2019-12-31 23:43:34 | Weblog

 

 さて、今年もいろいろなことがありましたが無事に年の瀬を迎えることができました。

 先日ネットニュースで、野間文芸賞を受賞した作家東野圭吾さんの受賞挨拶が話題になっていました。

 東野さんは、子どもの頃に21世紀になるときに自分が何歳になるか計算したところ、43歳と分かり、「なんだそんなジジイになっているのか」と思ったのだそう。

 ところが61歳になった今、43歳を振り返ると「若かったな、と思います」と。

「ここにいる皆さんの明日からの人生の中で、一番若いのは今日です。僕もまた来年一つ歳を取りますが、今日が一番若いんだから、今日が一番これからの人生で可能性がある」

 素晴らしく、また刺激的な挨拶です。

 昔の若かった自分と比べて「歳を取った」などと言っていては、未来の自分に申し訳がありません。

 『お前はその一番若かった時にどうしていたんだ?』

 何かがもうやれなくなった未来の自分に、『それができたときにやらなかったのはもったいなかったなあ』と言われないようにした方が良いですね。


       ◆


 僕の場合は、掛川時代に感じた「生涯学習」の思いを大事にしていきたいと思っています。

 生涯にわたって「わからないことをなくしてゆけるように」と気付き、学び続ける気持ちを大切にしたいのだと。

 今年も多くの皆様に大変お世話になりました。

 来年もどうぞよろしくお願いいたします。 

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いざというとき頼りになるのは誰だろう

2019-12-30 23:11:44 | Weblog

 片づけをしていると、懐かしかった品々が出てきてつい思い出に浸ってしまいます。

(いかん、いかん)と気を取り直しての作業続行。

 思いのほか、普段手に取ることが多くて段ボールに仕舞えないような本が多いことに気が付きます。

 これが最後まで片付かなくて悩みの種。

 とりあえず見えなくしておくことにしようかなあ。


      ◆


 掃除をしながらも、年末年始のお買い物に出かけなくてはなりません。

 明日は親戚たちに蕎麦を打って配るのですが、その際に使う「打ち粉」が切れていたことに気づいて愕然。

 しかしこういうときに頼りになるのは馴染みのお蕎麦屋さんです。

 新琴似の「そば徳」さんはいつも品質の安定した更科粉を譲っていただくお蕎麦屋さんですが、今日はお昼にカレー南蛮を食べてついでに打ち粉を1㎏わけてもらいました。

 粉を快く分けてくれるような頼りになる身近なお蕎麦屋さんをみつけておくことは、蕎麦打ちを楽しむうえでは非常に大事な要素なのです。

 これで明日の蕎麦も大丈夫。

 明日は最後の追い込みです。

 

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大掃除で脳が機能マヒ

2019-12-29 23:59:53 | Weblog

 今日が大掃除の本命日ということで、朝から家の中の掃除を始めました。

 どうせなら「断捨離」ということで、思い切っていろいろなものを捨てようと頑張り始めたのは良いのですが、途中で息切れ。

 何が息切れなのかというと、最後まで捨てきれないものを改めて整理するそのことに、脳が疲れて、途中で作業のスピードが著しく落ちてしまうのです。

 脳が一つのことに集中できる時間は限られています。

 なので、目先を変えて気分を変化させながら掃除と整理整頓を進めようと思うのですが、その目論見に反して脳が反応してくれなくなります。

 どうしても広げた書類やら資料が片付かなくて、明らかに脳が拒否反応を示していることがわかります。

 もともと整理整頓が得意ではないだけに辛いところですが、今年もあと二日。

 注文してあったものが明日届くという連絡があった一方で、買い物には行かなくちゃいけません。

 そうだ、ワカサギ用の仕掛けも買っておかなくては!

 いろいろと忙しい年末。

 皆様、体調管理にだけはご注意を。

 

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今年の喪中はがきに見るご長寿の様子

2019-12-28 23:58:52 | Weblog

 

 今朝になって、その昔長野県にいたときにお世話になった方の訃報が届きました。

 この方にはダイビングの世界に導いてもらったり、環境問題のポイントやフィールドに接することの大切さなど実に多くのことを教えていただいた、我が人生でも指折りの師匠の一人でありました。

 数年前から大病をされて、日常生活にご不便であるという報に接していたのですが、先日80歳にてお亡くなりになられたということで、謹んでご冥福をお祈りいたします。


     ◆


 80歳で亡くなられたというのは、今の日本ならば少し早いなあ、と思い、今年届いた喪中はがきを調べてみました。

 今年は年賀状を219枚だったのですが、その陰には24通の喪中はがきが届いていました。

 すると、一番若かった方が63歳、最高齢が101歳でした。

 そして、喪中はがきに書かれたご逝去された方たちの年齢分布を調べエクセルに打ち込んでデータとして分析してみると、24名の皆さんの亡くなられた平均年齢は86.75歳となりました。

 最も多かった年齢の最頻値は89歳で5名。

 60歳からの5歳刻みで分布をみてみると、
 61~65歳 1名
 66~70歳 0名
 71~74歳 2名
 75~80歳 3名
 81~85歳 1名
 86~90歳 10名
 91~95歳 4名
 96~100歳 2名
 101~105歳 1名 となりました。

 これを男女の別でみると、男性が13名で女性が11名。

 平均寿命は、女性が87.55歳、男性が86.08歳と出ました。

 日本人の平均寿命は2018年時点で、女性が87.32歳、男性が81.25歳ということですので、私の周りでは少し男性が平均よりもご長寿のようです。

 グラフを見てのやんわりとした感想ですが、75歳くらいまでに一度壁があって、それを越えてしまえば大体80歳後半くらいまでは生きられる、という風に読めます。

 単なる長生きではなく、幸せが長く続く長寿でありたいですね。


        ◆

 
 訃報の届いた長野の恩人には喪中お見舞いをお送りしました。

 自然観察にかけた情熱を忘れはいたしません。ありがとうございました。

 

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世代交代を感じた忘年会

2019-12-27 23:06:22 | Weblog

 

 毎年恒例の仕事納めに合わせた年末大忘年会があって、懐かしい友人たちが揃いました。

 もう10年くらいは参加しているこの忘年会ですが、参加者も年齢を重ねるうちにこの一年の話題は、というと病気やけがの話が出るわ出るわ。

 頸椎に障害が出て手術をしたものの、しびれが残っているという人。

 肩が痛いので医者へ行き「五十肩ですね」という診断を受けたものの、実は腱板断裂ということで手術をする羽目になったという人。

 糖尿ぎみで医者にずっと掛かっているという人。

 男女にかかわらずやはり健康が第一ということですが、気になるのは男性の厄年は数え61歳ということ。

 我が身を振り返ると、今年はずっと歯の治療をしていました。

 厄年も、最近は寿命も延びているので後ろにずれるということはありがちですから、まだまだ厄年のさなかと思ったほうが良さそうです。

 
 それにしても、忘年会の顔ぶれもずいぶん若い参加者が増えました。

 若くして立派な仕事をして社会を変えようとしている方が多く、その割に『無理して頑張っているという』よりは、飄々としています。

 それでいて私の世代では理解が難しいような新しいビジネスに果敢に挑んでいたり、ビジネス相手ももう世界であったりしているわけで、まさに世代交代の頼もしさを強く感じる時間でもありました。

 いよいよ自らは、彼らの障壁にはならないように、彼らへの障壁を取り除けるように、サポートができるように、という役回りを感じました。

 時代は変わった、うん、変わりました。
 

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頑固にならずに我が身を省みる心がけ

2019-12-26 23:32:00 | Weblog

 

 最近、高齢ドライバーによる自動車事故のニュースが多く報じられるようになりました。

 高齢と言っても、十分運転が可能な方もおられるでしょう。

 しかし最近の報道姿勢は、高齢ドライバーの事故をことさら強調しているようで、「もうそろそろ免許返納したほうがよくありませんか、事故を起こす前に」と言いたいのではないかと思うこともしばしばです。

 特に大事故につながるのは高速道路での逆走です。

 (高速道路だから飛び出す歩行者もいなくて安心だ)と、ある意味油断しているドライバーにとっては、正面から車が来てはたまりません。

 ごく普通の感覚では、(どうして逆走なんかするのだろう?)と不思議に思いますが、これは「思い込んでしまった」という一語に尽きるのではないか、と思うようになりました。

 実は私自身もそれに似た経験をしたのです。


 道路にかかる立体交差に差し掛かった時のことです。

 下を走る道路に降りようと左車線から降りてゆき、T字路に差し掛かった時に、走っている二車線が一方通行の二車線だと思い込んでしまいました。

 T字路では右折をしようと思っていたので右側車線のままT字路の信号に向かったところ、下の道路から車が左折して私の車線に入ってくるのが見えました。

 一瞬(あの車は間違って侵入してきたのかな、危ない!)と思ったのですが、実は間違っていたのは私の方でした。

 そこでようやく片側一車線の対面通行の道路であることに気が付いて、左車線に戻って事なきを得ましたが、"自分は正しい"と思い込んでいると、「相手が間違っている」という論理になってしまいます。

 この「思い込み」は実に恐ろしいことです。

 自分という主観で判断するだけではなく、常に自分自身を自分以外の誰かから客観的に見てもらって教えてもらうように心がけないととんでもないことになる。

 特に歳を取ると頑固になる傾向があるので、「自分は間違っていない」という思い込みが解けないということにもつながることでしょう。

 中国の古典中の古典である「論語」の中では、孔子の弟子であった曾子が語ったこととして「日に三度我が身を省みる」とあります。

 「一日にいくたびとなく自分の身を反省してみて、正しい言動をしようではないか」ということですが、この三度省みることを「三省」と言い、書店の三省堂の由来でもあると聞きます。

 歳を取っても頑固にならず、自分のことを省みられるような心の柔軟性は失いたくないものです。

 

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オリンピックマラソン札幌大会は、環境にやさしく迎えたい ~ 中温化舗装技術

2019-12-25 22:03:14 | Weblog

 

 年末の挨拶で各方面へ回っているといろいろな情報が得られます。

 ある友人を訪ねたところ、東京オリンピックのマラソンが札幌に来たことへの東京の残念ぶりが話題になりました。

 それはやはりマラソンはオリンピックの花である、ということに尽きるのです。

 オリンピックが開催されている都市と言いながら、テレビに映る画面は競技場や体育館の中の風景がほとんどです。

 それがマラソンでは、選手を追う画像のなかで開催都市の魅力が余すところなく延々と紹介されることになるからです。

 皇居、東京駅、東京タワー、墨田川、浅草雷門…、そのほか様々な東京の観光スポットの魅力がこれでもか、と紹介されるはず…だったにもかかわらず、その栄誉が札幌に移されてしまう。

 いかにも残念なはずで、その落胆の度合いは札幌にいてはおそらく想像すらかなわないことだと思います。

 それも、なにしろ準備の深さが違います。

 聞けば東京都では、マラソンで想定されるコースを4年前から電線の地中化を進めてきており、マラソンレースの放映では、一本も電柱を映させないという準備をしてきたのだそう。

 さらに、4年前からマラソンコースの街路樹の剪定を進めて、4年後のマラソンレースの際に最も美しい街路樹の姿になるようにやはり準備を進めていたのだと。

 景観レベルまで落とし込んで入念に進めていた準備が実らなかったわけで、やはり残念であるに違いありません。


     ◆

 
 一方札幌市としては、そうした準備は全くしておらず寝耳に水の状態であったわけですが、それにしても結果としてマラソン開催が札幌になったからには、今からでもできるだけオリンピックの趣旨に沿った競技準備を早急に行わなくてはなりません。

 札幌市を中心とする、マラソン用のコース整備に関する関係者の意向や方針はまだ見えませんが、私は舗装会社にいることもあって、コースの補修やメンテナンスにあたっては『環境対策、特にCO2対策』に留意した施工を行うべきと提言したいと思います。

 マラソンコースとなる道路はほぼ100%がアスファルト舗装されていますが、北海道は寒い冬があることで寒暖の差が激しく、道路は本州よりもずっと痛みが激しいのが現状です。

 当然コースのチェックを行ったところで補修や修繕を行うことが必要になりますが、通常のアスファルト合材を用いて舗装をし直せば、アスファルト工場から160℃という高温の合材で出荷されて、約10℃ほど温度が低下したところで施工をするのが通常です。

 しかし最近は「中温化技術」といって、この合材の出荷温度を30℃ほど下げた形も施工に影響のない技術が確立しており、これを用いることで従来のやり方よりも約20%程度のCO2削減ができるとされています。

 元々東京オリンピック大会の組織委員会も、「Sports for Climate action Framework」という取り組みに参加することを表明していて、気候変動対策に貢献することをうたっています。

 当然この精神は札幌での大会にも引き継がれるべきであり、ありとあらゆる可能な技術を駆使して、気候変動対策を行った準備を行うべきです。

 建設業や舗装工事ではどうしてもエネルギーを使わざるを得ない業態ですが、そのなかでも可能な限りの気候変動対策を行うということは重要です。

 実行までの時間はありませんが、あらゆる業界が総力を結集して東京に恥じないような大会にしようではありませんか。

 関係者の皆さんの取り組みが充実することを切に願います。

 

 

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オリンピックマラソン札幌大会は、環境にやさしく迎えたい

2019-12-25 22:02:14 | Weblog

 

 年末の挨拶で各方面へ回っているといろいろな情報が得られます。

 ある友人を訪ねたところ、東京オリンピックのマラソンが札幌に来たことへの東京の残念ぶりが話題になりました。

 それはやはりマラソンはオリンピックの花である、ということに尽きるのです。

 オリンピックが開催されている都市と言いながら、テレビに映る画面は競技場や体育館の中の風景がほとんどです。

 それがマラソンでは、選手を追う画像のなかで開催都市の魅力が余すところなく延々と紹介されることになるからです。

 皇居、東京駅、東京タワー、墨田川、浅草雷門…、そのほか様々な東京の観光スポットの魅力がこれでもか、と紹介されるはず…だったにもかかわらず、その栄誉が札幌に移されてしまう。

 いかにも残念なはずで、その落胆の度合いは札幌にいてはおそらく想像すらかなわないことだと思います。

 それも、なにしろ準備の深さが違います。

 聞けば東京都では、マラソンで想定されるコースを4年前から電線の地中化を進めてきており、マラソンレースの放映では、一本も電柱を映させないという準備をしてきたのだそう。

 さらに、4年前からマラソンコースの街路樹の剪定を進めて、4年後のマラソンレースの際に最も美しい街路樹の姿になるようにやはり準備を進めていたのだと。

 景観レベルまで落とし込んで入念に進めていた準備が実らなかったわけで、やはり残念であるに違いありません。


     ◆

 
 一方札幌市としては、そうした準備は全くしておらず寝耳に水の状態であったわけですが、それにしても結果としてマラソン開催が札幌になったからには、今からでもできるだけオリンピックの趣旨に沿った競技準備を早急に行わなくてはなりません。

 札幌市を中心とする、マラソン用のコース整備に関する関係者の意向や方針はまだ見えませんが、私は舗装会社にいることもあって、コースの補修やメンテナンスにあたっては『環境対策、特にCO2対策』に留意した施工を行うべきと提言したいと思います。

 マラソンコースとなる道路はほぼ100%がアスファルト舗装されていますが、北海道は寒い冬があることで寒暖の差が激しく、道路は本州よりもずっと痛みが激しいのが現状です。

 当然コースのチェックを行ったところで補修や修繕を行うことが必要になりますが、通常のアスファルト合材を用いて舗装をし直せば、アスファルト工場から160℃という高温の合材で出荷されて、約10℃ほど温度が低下したところで施工をするのが通常です。

 しかし最近は「中温化技術」といって、この合材の出荷温度を30℃ほど下げた形も施工に影響のない技術が確立しており、これを用いることで従来のやり方よりも約20%程度のCO2削減ができるとされています。

 元々東京オリンピック大会の組織委員会も、「Sports for Climate action Framework」という取り組みに参加することを表明していて、気候変動対策に貢献することをうたっています。

 当然この精神は札幌での大会にも引き継がれるべきであり、ありとあらゆる可能な技術を駆使して、気候変動対策を行った準備を行うべきです。

 建設業や舗装工事ではどうしてもエネルギーを使わざるを得ない業態ですが、そのなかでも可能な限りの気候変動対策を行うということは重要です。

 実行までの時間はありませんが、あらゆる業界が総力を結集して東京に恥じないような大会にしようではありませんか。

 関係者の皆さんの取り組みが充実することを切に願います。

 

 

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クリスマスケーキの思い出

2019-12-24 23:58:53 | Weblog

 今でも鮮明に覚えているクリスマスイブの日があります。

 それはたった半年だけやった冬の間の夕刊配達のクリスマスの日です。

 新聞店には壁に木の板で担当地区ごとの棚がつくられています。

 その棚に自分が配達する分の新聞が置かれていて、新聞店で新聞を抱えるための"たすき"を借りてそれを配達し終わったらたすきを返すのです。

 いつも通り寒い雪の中を百数十部の新聞を配達して新聞店に戻ってきました。

 すると自分の棚のところに何かが置いてあります。

 見ると新聞店のおやじさんから配達員へのプレゼントのようで、ひねると明かりがつくボールペンとアイスクリームのクリスマスケーキでした。

 アイスクリームのケーキがあると知ったのはその時が最初のこと。

 ボールぺンとケーキを大事に抱えてもうとっぷりと暗い夜の道を家路についたことを思い出します。

 あのケーキは家族で食べたのだったかなあ。そこから先は記憶がありません。


     ◆


 あのときから約50年。

 今日のクリスマスイブは妻と二人で二つのショートケーキを分け合って食べました。

 時が経つにつれ美味しいケーキが増えました。 

 雪が少ないのがちょっと寂しいけれど、皆さん、メリークリスマス!
 
  

 

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お、奥歯が

2019-12-23 23:26:34 | Weblog

 

 朝ご飯を食べていたら、ガリっと口の中にいやな異物感発生。

(むむ?歯か?)

 案の定、上の奥歯の詰め物が取れてしまいました。

 幸いなことにしみたり、痛くなったりはしませんでしたが、奥歯には大きな穴。

 年末の休暇まで残り数日のなかで、どうしたものかと迷っている暇はありません。

 インプラント治療で通っている歯医者さんに「詰め物が取れまして…」と訴えると、「じゃあ今日の19時半に来ていただけますか」という応え。

 「地獄に仏」とはこのことです。

 おずおずと指定の時間に歯科を訪ねると、早速診て下さって「ああ、やっぱり詰め物との間が虫歯になっていたんだね」と治療開始。

 神経の治療を施してから、虫歯の部分を削って型を取り仮歯を入れてくださいました。

 とりあえずこれで今日は痛みもなく物が食べられるようになりほっと一安心です。

 歯を削られている間はなんともいえない辛い時間でしたが、緊急の時に助けてもらえる医療体制をしみじみありがたいと思いました。

 しかしながら様々な地方都市に転勤して歩いた経験で言うと、このような医療サービスには都市と地方で大きな格差があると感じます。

 人がいるからこそ成立するサービスは、都市に集中してしまいます。

 こういう格差が少しでも縮まらないと、都市に集中したくなる気持ちが薄れることはないでしょう。

 都市への人口集中問題は複雑な要因なので、たとえ収入面だけが改善されたとしても全体を解決するのは難しいことでしょう。

 さて、いかにあるべきか。

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