映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を観てきました。
強盗めいた盗みを働いた若者三人組が、一時の隠れ場所として選んだのが、今や空き家となっている「ナミヤ雑貨店」。
昭和45年頃からの昭和の時代、この雑貨店には日用品が置かれているほか、子供たちが集って駄菓子を買いに来る、そんなお店です。
ここの店主だった波矢雄治(西田敏行)は、長年、手紙で寄せられる様々な相談に手紙で回答をしてきました。
この三人組が逃げ込んだ夜に、シャッターの向こうから身の上相談の手紙が寄せられるのですが、明けてみるとそれは過去からの手紙で、表に回っても誰もいないという不思議な夜となります。
3人組がいたずらに回答をするとそれは過去につながって、昔の人の相談への回答になっています。
そうして過去の人たちとの繋がりはやがて今の三人組の思わぬ形で繋がっていることが次第にわかってくる一夜の不思議な時間が過ぎてゆきます。
劇中歌として山下達郎の作詞作曲による「REBORN」という曲が使われていて、このドラマを象徴するような歌詞がまた生きています。
伏線の回収も上手に収められていて、昭和の街並みや風景も懐かしくて、何度もホロリとする映画になっています。東野圭吾さんの原作がしっかりしているからでしょうね。
ロケ地となったのは、大分県の豊後高田市。地元の紹介ビデオでもこの映画にちょっと触れています。こう見せられると豊後高田市に行ってみたくなりますね。
私は楽しく観られました。
【昭和の町へおかえりなさい ~ 豊後高田市】
https://www.youtube.com/watch?v=x7Vel_-gi40
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映画の後は義父母の家へ行って、ブドウ狩りをしてきました。
種なしにするホルモン処理をしていないので、デラウェアにも種がありますが、今年も甘くておいしいブドウができました。
秋ですねえ。