何となく長かった八月も今日で終わり。もう秋に気持ちを切り替えなくては。
さて今日は、
■立教大学のシンポジウム の1本です。
【立教大学のシンポジウム】
来る10月1日(土)の15時から立教大学が主催するシンポジウムが予定されている。
会場は札幌プリンスホテルでテーマは「創造都市札幌の可能性~世界に向け、『眠れる資源』を掘り起こす」となっている。
開催趣旨は、「札幌は人口180万人以上という大都市でありながら、自然が豊かで海が近くスキー場もあるなどの資質を有している。これらの創造的活動インフラは地域の活性化を呼び起こす資源でもある。これらの資源をどうやって活かせばよいのか?さらに眠れる資源を発見再評価してどのように付加価値をつけるのか?そのことを札幌や北海道の特性を活かした仕組み作りにいかにつなげて行くかを考えるたい」とされている。
掛川で言えば、「地域学事始め」という言い方で我が故郷の魅力を再発見し、ここに済む事への誇りを持つきっかけとしたい、ということと同じと解釈される
内容は大きく二部構成で、前半は講演で後半はディスカッション形式で進められることとされている。
講演は北海道新聞社の佐藤光明事業局長が「『文化』がビジョンを持つと~札響再生」というタイトルで、また賀来景英大和総研副理事長が「『眠れる資源』の発見と再評価」というタイトルでそれぞれ45分の講演を行ってくださることになっている。
そして後半は、上記お二人の講師に加えて立教大学の前田秀樹教授も加えての
パネルディスカッションになるのだが、コーディネーター役がなんと私という汗顔の至り。
これも関係者で固めておいて、「頼むよ」と言われているのである。
なんとも自信がないのだが、「まあ何事にも最初があるし…」と思ってお引きせざるを得ない雰囲気である。ううむ…。
* * * *
今日は立教大学のHさんがお見えになって、少し細かい打ち合わせと意見交換を行った。
そこで、「なぜ東京の立教大学が札幌まで来てこのようなシンポジウムを行うのですか」と訊いてみると、「いまだに立教大学と言えば長嶋茂雄の方が有名なんです。しかしそれではこれからの大学全入時代を生きられません。旧帝大と早稲田、慶応しか大学じゃない、などと言われかねません」
「確かに立教と言えば長島ですね。学生さんはどこから来ている方が多いのですか」
「今は8~9割が東京出身者です。しかしこれって異常だと思いませんか?学問の場に多様な人材がいないというのはやはり良くないと思いのです。このような事が続けば、本学は他の大学からの人狩りの対象になってしまうでしょう」
「少子化というのは大学にとっては大変な危機なのではないですか?」
「もちろん危機です。しかし大学というのは上がいなくなっても、もっと下に仕方なく行って人たちが上がってくるだけという側面もあります。そのときの変化は行きたいところに行けているのか、ということです。大学にとっての少子化の危機というのは、人数減などではなく大学がその質をどう変えられるかということなのですよ。そしてそのための準備として思い切り離れた地域との連携や協働なども試みているのです」
少子化の危機が「質が変わること」という視点は初めてだったので面白くお話が出来た。他に少子高齢化で、数が増えたり減ったりという視点でなく、質が変化するということがあるだろうか。
行政的にも面白い視点である。
* * * *
夜に友人と飲みに行って、団塊世代のレクリエーションの話になる。
「小松さんが中川町へ行って三泊した話を読みました。僕も旅の醍醐味の一つには、その土地に地理感や土地勘が生まれることだと思うんです」
知らないよりは知っている方が共感の対象になるに違いない。我々に必要なのは愛すべき対象だ。
それがペットだったり子供だったり恋人だったり土地だったりするだけ。その数は多いほど良くはないだろうか。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_suki.gif)
さて今日は、
■立教大学のシンポジウム の1本です。
【立教大学のシンポジウム】
来る10月1日(土)の15時から立教大学が主催するシンポジウムが予定されている。
会場は札幌プリンスホテルでテーマは「創造都市札幌の可能性~世界に向け、『眠れる資源』を掘り起こす」となっている。
開催趣旨は、「札幌は人口180万人以上という大都市でありながら、自然が豊かで海が近くスキー場もあるなどの資質を有している。これらの創造的活動インフラは地域の活性化を呼び起こす資源でもある。これらの資源をどうやって活かせばよいのか?さらに眠れる資源を発見再評価してどのように付加価値をつけるのか?そのことを札幌や北海道の特性を活かした仕組み作りにいかにつなげて行くかを考えるたい」とされている。
掛川で言えば、「地域学事始め」という言い方で我が故郷の魅力を再発見し、ここに済む事への誇りを持つきっかけとしたい、ということと同じと解釈される
内容は大きく二部構成で、前半は講演で後半はディスカッション形式で進められることとされている。
講演は北海道新聞社の佐藤光明事業局長が「『文化』がビジョンを持つと~札響再生」というタイトルで、また賀来景英大和総研副理事長が「『眠れる資源』の発見と再評価」というタイトルでそれぞれ45分の講演を行ってくださることになっている。
そして後半は、上記お二人の講師に加えて立教大学の前田秀樹教授も加えての
パネルディスカッションになるのだが、コーディネーター役がなんと私という汗顔の至り。
これも関係者で固めておいて、「頼むよ」と言われているのである。
なんとも自信がないのだが、「まあ何事にも最初があるし…」と思ってお引きせざるを得ない雰囲気である。ううむ…。
* * * *
今日は立教大学のHさんがお見えになって、少し細かい打ち合わせと意見交換を行った。
そこで、「なぜ東京の立教大学が札幌まで来てこのようなシンポジウムを行うのですか」と訊いてみると、「いまだに立教大学と言えば長嶋茂雄の方が有名なんです。しかしそれではこれからの大学全入時代を生きられません。旧帝大と早稲田、慶応しか大学じゃない、などと言われかねません」
「確かに立教と言えば長島ですね。学生さんはどこから来ている方が多いのですか」
「今は8~9割が東京出身者です。しかしこれって異常だと思いませんか?学問の場に多様な人材がいないというのはやはり良くないと思いのです。このような事が続けば、本学は他の大学からの人狩りの対象になってしまうでしょう」
「少子化というのは大学にとっては大変な危機なのではないですか?」
「もちろん危機です。しかし大学というのは上がいなくなっても、もっと下に仕方なく行って人たちが上がってくるだけという側面もあります。そのときの変化は行きたいところに行けているのか、ということです。大学にとっての少子化の危機というのは、人数減などではなく大学がその質をどう変えられるかということなのですよ。そしてそのための準備として思い切り離れた地域との連携や協働なども試みているのです」
少子化の危機が「質が変わること」という視点は初めてだったので面白くお話が出来た。他に少子高齢化で、数が増えたり減ったりという視点でなく、質が変化するということがあるだろうか。
行政的にも面白い視点である。
* * * *
夜に友人と飲みに行って、団塊世代のレクリエーションの話になる。
「小松さんが中川町へ行って三泊した話を読みました。僕も旅の醍醐味の一つには、その土地に地理感や土地勘が生まれることだと思うんです」
知らないよりは知っている方が共感の対象になるに違いない。我々に必要なのは愛すべき対象だ。
それがペットだったり子供だったり恋人だったり土地だったりするだけ。その数は多いほど良くはないだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_suki.gif)