大人のクラブ活動、北海道蕎麦研究会での出店の二日目です。
年寄りは朝早いのはもちろんですが、今日は今年の北海道チャンピオンを決める北海道名人戦に参加する人もいるので、気合が入って皆早起きです。
朝4時には起きて蕎麦打ちの練習をする人と、あとは今日売る蕎麦を打つ人たちで、朝早くから蕎麦打ち会場はごった返しています。
名人戦に出ようという人が、とりあえず我々が売る蕎麦を練習用にと売っていましたが、さすがに上手です。
でも正直言うと、茹でてみるとなお一層腕の違いが出てきます。皆同じ粉で打っているにもかかわらず、短くなったり腰がしっかり出ていたり。蕎麦の世界は微妙なのです。
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さて、昨日時間を食ってうまくいかなかった配膳のシステムを今日はいろいろと変えてみて、今日は昨日よりも多く売ることを狙います。
今日は不思議に天ぷらつきの蕎麦が売れて、天ぷらが間に合わないためにお客さんを待たせるという時間ロスが発生しました。
それでもとにかくお客さんがたくさん押し寄せてきて、茹で方に上手な人が来てくれたことで、数は売れました。
結局目標の1,200食をはるかに上回る1,300食が売れたそうで参加者一同歓喜の声、達成感に充ち溢れました。
座る間もなく食べる暇もなく、それぞれの持ち場を守って得た成果です。実に爽快な気持ちになりました。
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さて、別会場で行われていた北海道チャンピオンを決める名人戦ですが、わが蕎麦研究会の保住トヨが女性としては初めての名人になりました。会にとっても名誉なことですし、努力を重ねた結果と心から敬意を表します。
この女性、実は昨日は一緒に蕎麦稲荷を詰めたり、天ぷらを揚げたりしていたのですが、今日は一躍時の人です。
なんでも一つの事に打ち込むということは人生を豊かなものにしますね。
新そば祭りに来てくれた皆さんありがとうございました。そして参加してくれた会員の皆さん、お疲れ様でした。