天気も少し良さそうなのでどこかへ行きたいね、ということでゴールデンウィークらしい過ごし方一日目。今日は小樽へ行ってきました。
【そうだ、小樽へ行こう!】
朝に思い立って、今日は家族で小樽へ小旅行。小樽などは車で30分くらいなので、行楽地としてはあまりに近すぎるために、いつでも行けると思って案外歩いていないものです。
冬の雪あかりのイベントのときにはローソクの明かりを見て回りましたが、雪が融けた後の春から夏の季節の小樽も、小路のお店巡りなどが面白そうです。
家を出てから高速道路に乗って最初の目的地であるカマボコで有名な「かま栄」さんに到着するまでわずか40分。一時間もかからずに道内有数の観光地に行けるのですから、もっと味わってもよいのにと改めて思いました。
さてカマボコの老舗「かま栄」さんは創業が明治38(1905)年と言いますから、既に創業100周年を経過しています。小樽でも有数の老舗店です。
しかしそれだけではなく、伝統に頼るだけではなく常に新しい製品を世に問う進取の気質もあるところがかま栄さんの魅力です。
カマボコというと板の上に赤や白の魚の練り物が乗っている物を想像しますが、お店ではウズラの卵やチーズなどいろいろな食材を練り込んだカマボコを揚げたてで出してくれて、この揚げたてが実に美味しいのです。
今日一番の目的は、カマボコをなんと食パンでくるんで揚げた「パンロール」です。これはとんねるずの「食わず嫌い王決定戦」に大泉洋さんが持ち込んだ事も話題になっているのだそうですよ。
早速これを買って食べてみました。あまりパンという感じはしませんが、確かに面白い食感ですし、なにより味が本当に美味しいのです。この揚げたてはやはり小樽へ直接来ていただかなければ味わえません。
中には真空パックの揚げかまぼこの商品もありますが、現地に来る事が絶対に必要な差別化が出来ています。これこそ観光の原点だと言えるでしょう。
かま栄のカマボコのすごさを改めて知り脱帽しました。近くて良かった~!
* * * *
続いて運河通りから一本南に入った小路を散策。ここもかつては問屋街で賑わったと言いますが、いまではお土産屋さんが店を連ねてちょっとした観光路地になっています。
「七日食べたら鏡をごらん」という曰くありげなお店に入ってみました。
お店の名前は「利尻屋みのや」さんといい、ここは昆布屋さんでした。ご主人は利尻島出身なのだそうで、日本の95%を算出していながら案外北海道では食べられていないという昆布を、もっと道民にも消費してもらいたいということで始めたお店なのだそうです。
中国の不老長寿の薬とは実は昆布だったのでは?といった奇抜な発想の昆布物語がお店の中には飾られていて、昆布に興味がわくような面白い仕掛けが満載です。
昆布を醤油で煮た2センチ角くらいの一片を湯飲みに入れて、熱湯を注ぐだけでこれが美味しい昆布茶に早変わり。かと思うと、粘りけ成分フコイダンのあることで有名な「がごめ昆布」を粉末にした「アラジンの秘密」という不思議な商品も面白かったです。
おみそ汁にちょっとだけ入れると、あら不思議みそ汁がぬるぬるになって昆布風味もアップします。納豆でもオクラでも、ぬるぬるは健康に良いと言われますがいかにも健康になりそうな気がしてくるから不思議です。
お店のご主人と奥様の愛想も抜群に良くて、試飲などすると私などはもうすぐに引き込まれて買う気になってしまいます。こういう商売っ気に出会うのも商店の面白さであり、ショッピングセンターにはない売り物です。
今日は小樽の面白さの一面に触れる事が出来ました。うーん、昔の建物といい、雰囲気といい、札幌より面白いかも。
【そうだ、小樽へ行こう!】
朝に思い立って、今日は家族で小樽へ小旅行。小樽などは車で30分くらいなので、行楽地としてはあまりに近すぎるために、いつでも行けると思って案外歩いていないものです。
冬の雪あかりのイベントのときにはローソクの明かりを見て回りましたが、雪が融けた後の春から夏の季節の小樽も、小路のお店巡りなどが面白そうです。
家を出てから高速道路に乗って最初の目的地であるカマボコで有名な「かま栄」さんに到着するまでわずか40分。一時間もかからずに道内有数の観光地に行けるのですから、もっと味わってもよいのにと改めて思いました。
さてカマボコの老舗「かま栄」さんは創業が明治38(1905)年と言いますから、既に創業100周年を経過しています。小樽でも有数の老舗店です。
しかしそれだけではなく、伝統に頼るだけではなく常に新しい製品を世に問う進取の気質もあるところがかま栄さんの魅力です。
カマボコというと板の上に赤や白の魚の練り物が乗っている物を想像しますが、お店ではウズラの卵やチーズなどいろいろな食材を練り込んだカマボコを揚げたてで出してくれて、この揚げたてが実に美味しいのです。
今日一番の目的は、カマボコをなんと食パンでくるんで揚げた「パンロール」です。これはとんねるずの「食わず嫌い王決定戦」に大泉洋さんが持ち込んだ事も話題になっているのだそうですよ。
早速これを買って食べてみました。あまりパンという感じはしませんが、確かに面白い食感ですし、なにより味が本当に美味しいのです。この揚げたてはやはり小樽へ直接来ていただかなければ味わえません。
中には真空パックの揚げかまぼこの商品もありますが、現地に来る事が絶対に必要な差別化が出来ています。これこそ観光の原点だと言えるでしょう。
かま栄のカマボコのすごさを改めて知り脱帽しました。近くて良かった~!
* * * *
続いて運河通りから一本南に入った小路を散策。ここもかつては問屋街で賑わったと言いますが、いまではお土産屋さんが店を連ねてちょっとした観光路地になっています。
「七日食べたら鏡をごらん」という曰くありげなお店に入ってみました。
お店の名前は「利尻屋みのや」さんといい、ここは昆布屋さんでした。ご主人は利尻島出身なのだそうで、日本の95%を算出していながら案外北海道では食べられていないという昆布を、もっと道民にも消費してもらいたいということで始めたお店なのだそうです。
中国の不老長寿の薬とは実は昆布だったのでは?といった奇抜な発想の昆布物語がお店の中には飾られていて、昆布に興味がわくような面白い仕掛けが満載です。
昆布を醤油で煮た2センチ角くらいの一片を湯飲みに入れて、熱湯を注ぐだけでこれが美味しい昆布茶に早変わり。かと思うと、粘りけ成分フコイダンのあることで有名な「がごめ昆布」を粉末にした「アラジンの秘密」という不思議な商品も面白かったです。
おみそ汁にちょっとだけ入れると、あら不思議みそ汁がぬるぬるになって昆布風味もアップします。納豆でもオクラでも、ぬるぬるは健康に良いと言われますがいかにも健康になりそうな気がしてくるから不思議です。
お店のご主人と奥様の愛想も抜群に良くて、試飲などすると私などはもうすぐに引き込まれて買う気になってしまいます。こういう商売っ気に出会うのも商店の面白さであり、ショッピングセンターにはない売り物です。
今日は小樽の面白さの一面に触れる事が出来ました。うーん、昔の建物といい、雰囲気といい、札幌より面白いかも。