私が参加している、都市計画学会北海道支部では、2月28日に今年度二度目の都市地域セミナーを開催します。
前回は昨年11月9日に、北海道鉄道観光資源研究会と共催で道庁赤レンガ庁舎にて講演会とパネルディスカッションを開催しました。
今年のテーマは、「鉄道遺産・鉄道資産を生かしたまちづくり」というもので、今回のセミナーは、安平町の道の駅「あびらD51ステーション」を取り上げます。【http://d51-station.com/about/】
この安平町の道の駅は、今まさに建設中で、今年の4月19日(金)にグランドオープンをする予定なのですが、ここの一番の目玉が、施設名にもあるようにD51の蒸気機関車を保存する鉄道資料館です。
またさらにここに、北海道鉄道観光資源研究会が、北海道を長く走った特急気動車キハ183系を保存する活動を、クラウドファンディングで行い、このクラウドファンディングを成功させました。
そうした道の駅の取り組みの狙い、そして外部から地域の取り組みを応援するクラウドファンディングについて、それぞれ詳しい方からお話を聞こうというものです。
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講師は二人の方にお願いをしました。
お一人目は、安平町 地域推進課 道の駅経営推進グループリーダーの岡 康弘さんです。
上でも述べましたが、安平町では今年平成31年4月に、道の駅「あびらD51ステーション」を開設する予定となっており、その目玉の一つが、『クラウドファンディングを活用してJR 北海道の特急用気動車(キハ183系)を保存する取組み』で、昨年1月からスタートさせたプロジェクトでは、クラウドファンディングにより多くの寄付を集めています。
道の駅に、鉄道資源を結びつけたその背景と、地域の狙いを伺います。
そして二人目の講師は、北海道鉄道観光資源研究会 事務局次長の矢野友弘さんです。
北海道鉄道観光資源研究会は、鉄道ファンというジャンルを背景に、今の鉄道、過去の鉄道、さらにはおもちゃの鉄道まで幅広い鉄道ジャンルを用いて、鉄道の魅力を磨き、鉄道に光を当てる様々な取り組みを行っている団体で、上記の安平町のクラウドファンディングを主催しています。
改めて、北海道鉄道観光資源研究会の活動の狙いと現状、そして安平町での取り組みについて、伺い、安平の鉄道保存とまちづくりの関係について伺います。
鉄道が残した資産、遺産をこれからのまちづくりに生かしていこうという、様々な取り組みですが、また興味深いお話が聞けそうです。
鉄道ファンならずとも、まちづくりに関心とお悩みをお持ちの方はぜひご参加ください。
【鉄道遺産・鉄道資産を生かしたまちづくりシリーズ VOL.2】
~安平町の道の駅とクラウドファンディングによるサポートについて~
開催日時:平成31年2月28日(木) 18:30~20:30
開催会場:TKP札幌ビジネスセンター カンファレンスルーム5B(5階)
(中央区北3条西3丁目1-44ヒューリック札幌ビル)
※事前申し込みの方は、下記都市計画学会のチラシをダウンロードしてご登録ください。