北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

テレビ買い替えで最新機能全部盛りに ~ この先テレビはどうなるんだろう

2025-02-28 22:38:36 | Weblog

 

 先日新しい冷蔵庫を購入した際のついでにテレビも新しくしました。

 今までのテレビはFUNAIというところのもので、大手家電メーカーに比べて割安でありながらそれなりの機能もあったので満足していたのですが、ここにきてネットとの連携に物足りなさを感じていました。

 FUNAIテレビも一応家の中のルーターと有線でネットには繋げていたのですが、インターネット経由で観られる動画配信サービスはyoutubeやアマゾンプライムなど一部に限られていて、Tverやアベマ、ダゾーンなどには対応していません。

 ネット動画を見るだけならFireスティックやFireTVという手もあるのですが、そろそろテレビそのものの機能が今までのはBS4K対応やbluetooth接続対応をしていないという点で物足りなくなっていました。


        ◆


 
 お店に行って店員さんにお勧めの最新テレビを訊ねました。

 すると応えは「ソニーかシャープでしょうね」とのこと。

 私の頭の中ではPanaや東芝も候補にあったので意外です。

 シャープというのは液晶画面の製造元なので液晶調達に分があって、その分他社と同じ値段レベルで考えるとワンランク上位モデルが買えるのだそう。

 ただ人気はやはりソニーとのことで今回はソニーのBraviaシリーズにしました。

 これならそもそものテレビ機能に加えてインターネットにつなぐことで動画配信サービスも見られますが、無線ではスピードが出ないのでこれまで同様に有線で接続です。

 車でもテレビでもなんでもインターネットに繋げることで、可能性が格段に広がりますね。


 youtubeやNETFLIX、アマプラ、huluなどワンボタンでプリインストールされているアプリもありますが、動画配信の部分はGoogleTVなので、入っていない動画サービスはGoogle経由でインストールすることができます。

 初期設定にはTverもDAZNも入っていませんでしたがGoogle経由で難なくダウンロードできました。

 あとはリモコンを直感的に操作しながら慣れてゆくだけです。


 新しいテレビではbuetooth接続ができるようになったので、やがてはヘッドホンやサウンドバーとの接続も可能です。

 テレビの音が聴きにくくなったときはただただボリュームを上げるのではなく専用のヘッドホンを使うことにします。

 とりあえず最新の昨日は全部盛りのテレビになりインターネット経由で動画配信も見られます。

 この先のテレビって一体どうなってゆくのでしょうか。

 これで何年もつかな。


  
      ◆

 

 テレビを新しくしたことでテレビ回りがちょっとごちゃごちゃしていたのも整理。

 これなども何かきっかけがないとやれなかったことなので心機一転が図られました。

 気持ちを整えてやる気になってから整理をするか、物が変わることで半強制的にやらなくてはいけないのか。

 どちらもあると思いますが、物を変えて強制的に整理整頓をせざるを得ない効果も案外大きいものですね。

 
 

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クレジットカード変更の後始末 ~ デジタルでできることとできないこと

2025-02-27 22:55:11 | Weblog

 

 昨日のカード不正利用の後始末のお話。

 これまで使っていたクレジットカードを廃止したことで、このカードで支払っていた月々支払いの契約カードの変更を迫られることになりました。

 変更手続きも微妙なところで、次のカードが一週間前後に届くのを待って、それに替えても良いのですが、その一週間の間に「落ちませんけど」という連絡やら手続きをするというのも面倒ということがあります。

 実は私は同じクレジットカードを二枚もちしているのですが、それぞれを違う口座からの引き落としにしています。

 今回廃止にしたカードはゆうちょ銀行からの引き落としにして、もう一枚は別の銀行口座からの引き落としにしています。

 というのも、今勤めている会社の出張時の清算支払先銀行が指定されているのです。

 なので出張の際の支払いをその銀行から引き落とされるカードで行い、通常の買い物などは郵貯銀行から引き落とされるカードと使い分けていたのです。

 移すのと放っておくのとのメリ・デメを考えましたが、今回は二枚持ちの利点を生かして、まずはもう一枚のカードに移しておいて、新しいカードが来たら再度変更することにしました。

 やはり契約の空白期間は作りたくない、という思いです。


      ◆


 さて、改めて毎月請求が来る契約がなにかと確認してみると、①自家用車で使えるwifi契約、②ブログの有料サービス、③札幌市営交通のSAPICA、④携帯の写真保存の"Google One"の4つとわかりました。

 これらの契約先変更ですが、まず一番に連絡があったのが、"Google One"で、カードを廃止したその日にメールで「お支払いを処理できませんでした」と連絡が来ました。

 請求のタイミングと重なったのかもしれず絶妙なタイミングだな、と思いましたがすぐに連絡をくれればこちらも対応がしやすいものです。

 そしてここは契約確認のサイトへの誘導もあって、それに従ってすぐにカードの変更ができました。実に効率的です。


 次に手を付けたのが自動車のwifi契約で、契約先のトヨタからは、「Visaの決済ルールが変わったので…カードが有効かどうか確認・変更してください」という連絡が来ていました。

 ここはこの機会に私の個人カードから妻が管理している家計支出用のカードに切り替えて家計支出に変更で、これもネットからの誘導でスムースにいきました。


       ◆


 三番目に手を付けたのがブログの有料サービスでしたが、これはサイトのかなり奥深くにあって支払いカード変更にちょっと苦労しましたが、最後にはちゃんと変更を終えました。

 一番厄介なのが札幌市交通局のSAPICAカードでした。

 これはオートチャージにしてあり残金が減ると自動的にチャージされて月単位で合計金額がカード会社に請求されるという仕組み。

 これも支払いのカードを替えようと思ってその方法をネットで調べたところ「地下鉄駅などに置いてあるSAPICAの申し込み書(兼変更申し込み書)に必要事項を書き込んで郵送してください」とのこと。

 しかも「通常3週間以内に変更完了の手続きをいたします」とありました。

 これだと次に来るカードを待った方が手間が少ないように思うので、これだけは新しいカードが来るのを待つことにしました。

 やはりデジタル化が一番進んでいないのはお役所ということになっちゃうんでしょうかねえ。

 これでは国としてのデジタル化が進まないはずだなあ、と苦笑いです。


       ◆


 カード不正利用に伴う後始末でひどい目に遭いましたが、それをきっかけにして、自分の月々のサブスクがどうなっているかを改めて考える機会になりました。

 また同時に契約カードの変更手続きをどうするかも把握できたのと、デジタル社会の進展と遅れている部分も見えて面白い出来事でした。

 改めてデジタル社会を生きるためには、
①本人を証明する手段である「デジタル時代の必需品」の"アカウント"についての深い理解、
②本人証明をするためのパスワードなどの管理の重要性、
③それらを効率的に行うためのスマホとの連動、
④自分が契約している内容についての棚卸

 …などが必要だと痛感しました。

 パスワードの管理はちゃんとしていますか?


 良い記事がありました。ご参考にしてください。

【デジタル社会におけるアカウントの役割と重要性】
   https://bestcalendar.jp/articles/knowledge/11213

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カ、カードの不正利用だと!? ~ 防ぎようのない情報漏洩

2025-02-26 23:19:47 | Weblog

 

 昼休み中に見知らぬ番号からの怪しげな電話。

 「もしもし」と取ってみると、「コマツマサアキさまのお電話でしょうか。こちらは××カードのサポートの▲▲と申します」と、使っているクレジットカード会社のサポートからの電話でした。

 そこで伝えられた用件とは、「2月●日と■日に、コマツさまのカードで海外のサイトにアクセスして2千円相当の購入を行おうとしてキャンセルとなっている記録があるのですが、これはお客様の取引でしょうか」ということでした。

 記憶をたどっていろいろ思い返してみましたが、ちょうど2千円のものを何か買おうとした覚えはありません。

「いろいろ考えましたがやはり私ではありませんね」
「…そうなりますと、結果的には失敗していますがこれはカードの不正利用の兆候ということになります」

 幸い最後の砦のセキュリティコードまでは盗まれていなかったのでこの犯人は私のカードでの購入には失敗したようですが、しかし私の氏名とカード番号が漏れてしまっているということです。

「申し訳ありませんが、今後のリスク管理を考えますとこのカードは廃止ということでよろしいでしょうか?番号は変わりますが早急に代わりのカードをお送りいたします」とのこと。

 事態を冷静に考えると、カード周辺の情報が漏洩されているわけで、もうこのカードは危ないという判断が下されます。

 こうなると危険な事態は早急に回避すべきだと思いカード廃止を了承しました。

 長年使い慣れたカードでしたが急なお別れとなりました。

 それでもクレジットカードがよくぞ詐欺まがいを防ぐとともに、連絡をくれたものと感謝です。


        ◆


 事態の深刻さや今後どうしたらよいかがまだよくわからないままにとりあえずカード廃止の手続きを済ませたことで、このカードは使えなくなりました。

 そこでふと、「あれ、過去に使ったカードの支払いはどうなるんだろう?」と不安になりました。

 調べてみると、この27日に口座から落ちるべき支払いが20件近くあります。

(ええ?これ全部口座から落ちなくなるのか!?)と不安になって、再度カード会社のサポートに電話で確認をしました。

 すると答えは「もうすでに決済が下りているものはそのまま口座からお引き落としになります。カードを廃止したので新しいカードで買い物はできませんが、このカードでサブスクなど毎月引き落としのご契約があるとしたら、それは契約ができなくなりますので早急なカードの変更が必要になります」とのこと。

 過去の契約は問題ない、と聞いてまずは一安心。

 しかし毎月引き落としのカード変更の手間が発生しました。

 調べてみると、札幌市の交通カードSAPICA、自動車のwifi契約、ブログの有料サービス、インターネット電話の契約が毎月支払いの契約になっていました。

 これからこれらを一つずつカード変更しなくてなりませんが、幸いクレジットカードはもう一枚ありますのでまずはとりあえずこちらに変更です。

 新しいカードが来たらまたそちらに切り替えることになりますがいたしかたありません。

 やれやれです。皆さんもカードの不正利用の被害者にならないように、毎月の明細確認などできる範囲のリスク管理にご留意を。
 

 

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冷蔵庫を買い換えました ~ 何かが変わった気があんまりしない

2025-02-25 22:03:22 | Weblog

 

 以前「冷蔵庫のモーターの音が大きくなった」という記事を書きました。

 この冷蔵庫は買ってから13年と半年とのことで、買い替えることにしました。

 家の中で冷蔵庫の置けるスペースは決まっているので、大きさは今までのとほぼ同じサイズのものになります。

 この手のサイズの冷蔵庫となると、およそ家電メーカーはこぞってラインナップを取り揃えていて、各社各様の特徴や売り文句があるはず。

 野菜室と冷凍庫、製氷室の配置などレイアウトにそれぞれ会社のデザインアイディアが見えて実に多様です。

 選ぶのは妻で、大型電気店の冷蔵コーナーをぐるぐる歩き回りましたが、結局は「今まで使っていたのが慣れている」とのことで、これまでと同じP社の冷蔵庫にしました。

 

 


 搬入は昨日のことでしたが、朝から冷蔵庫の中のものを取り出して、冷凍のものなどはキャンプ用の冷蔵庫に移し替えたりして片づけをしていました。

 貯まっていて使っていなかった蕎麦汁のボトルも数本出てきましたがいつ作ったものかわからないので「もう捨てていいよ」と処分。

 奥に置かれていてもうメモ向けられなかったような瓶詰なども結構ありましたが、これらを思い切って捨てる良い機会でもありました。

 
 久しぶりに冷蔵庫の裏の壁がでてきたので拭き掃除もしましたがかなり埃で汚れていたので、掃除のきっかけにもなりました。

 おまけに「P社の冷蔵庫は天井部分が放熱になっているので、この上には直接物を置かないでください」と言われて、これまでずっと蕎麦を洗うざるなどをあげていたのは間違っていたことを知りました。

 気持ちも知識も暮らしも一新する良い機会になりました。

 
 同じタイミングで買ったテレビの話はまたいずれ。

 

 

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今シーズン二度目のワカサギ釣り ~ 新たな二つの試み

2025-02-24 21:36:50 | 釣りのはなし

 

 久しぶりにワカサギ釣りに行ってきました。

 今シーズンはまだ2回目ですが、特に朝早起きをして移動するということによる体力の消耗が激しいです。

 今回は友人と一緒に新しいポイントを攻めてきました。

 そろそろダムなどは春の放流に伴って水深が浅くなってくるのですが、この日に行った場所はまだ水深もあり深い釣りが楽しめました。

 特に今回はまた新たな試みを二つ加えました。

 一つ目は釣り穴を二つ開けて電動リールを二つ使っての両手での釣り。いわばワカサギ釣りにおける「両刀使い」と言えるでしょうか。

 ワカサギ釣りのベテランにとっては常識なのですが、私は道具はあるもののやったことがありませんでした。

 それは妻の釣りの餌もつけてあげなくてはならないので手間がかかると思っていたから。

 しかし両刀使いの友人が「まずはやってみないと始まらないよ」という声に押されて、やってみることにしたものです。


      ◆


 両刀使いが良いのは、もちろん電動リールを二つ使うことで竿二本分の釣果が期待できる、ということがあるのですが、それ以上に、そのタイミングが絶妙なのでした。

 例えば右の竿に反応があってフックしてラインを巻き上げます。

 その時に左側の竿にも反応があれば、まずフックしておいて右側のワカサギを釣り上げるのを待ちます。

 右が終わって再び穴に仕掛けを落とし込んでから、やおら左側のリールを巻き上げてワカサギを釣り上げることになるのですが、左側に反応があってから少し待つことで針が6つの仕掛けに複数のワカサギがかかる確率が高くなるのです。

 始めにかかったワカサギが動くことで、動く餌に反応して周りのワカサギが食いついてくるからなのですが、これで左側のラインを巻き上げてワカサギを釣り上げる最中に今度は右が反応して、それをまた少し置いて…、ということの繰り返しによって、左右で一度に複数の、それも4~5匹のワカサギがかかることが増えてくるのです。

 なるほど、これをずっと繰り返すことで一日千匹も釣る猛者が現れるわけです。

 自分の餌を替えながら妻の餌も替えてやるという手返しにもだんだん慣れてきて、効率の良い釣りになりました。


      ◆


 もう一つの試みは、リールの電源を電池からのUSBで取れるようにした電動リールの使用です。

 今までは単四電池2本で作動させていたのですが、マキタの充電池にUSBアダプターを付けて電気が取れるようにして、リールの方もその電源が使えるような仕掛けを施すことで電池の心配をせずに済む釣りができるようになりました。

 実際電池が少なくなると巻き上げのパワーが落ちてきたりして余計な気を遣うのですが、これなら電池がなくなる心配がありません。

 線がついているので何かの拍子に釣り穴の中にリールを落とす心配も少なくなりました。

 
 まず始めにじっくり時間をかけて、両刀使いでの釣り道具を用意してそれからは一定のペースで釣り続ければ結果として一本のリールで釣り続けるよりも良い釣果が得られることがよくわかりました。

 上手な友人がたくさん釣っていたわけがこれではっきりとわかりました。

 良い道具と入念な準備が肝心なのですね。

 今回は200匹オーバーで良い釣りができました。
 

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病気との向き合い方も変わりました ~ 単純水疱ヘルペス

2025-02-21 23:20:42 | 健康

 

 尾籠な話ですが、私ことしばしば唇回りに単純水泡ヘルペスという水泡ができる病気を発症します。

 これは病の元である単純ヘルペスウィルスが体内の奥深くに潜んでいて、体力が衰えたり免疫機能が弱ったりしたときに急速に増殖し始めるという病気で、根治はできません。

 まだ若かったときには唇にできる腫物の正体がわからず、何日も治らなくてひどい目にあったものです。

 治療は投薬治療がメインですが、ウィルスの増殖を放置して投薬が遅れると、水泡が大きくなりさらに放置すると赤黒く変色して水泡が破れ顔の見てくれが大きく損なわれることになります。

 この病気は初期症状として、再発するときに「患部の違和感」、「ピリピリする灼熱感」、「ちょっとかゆい」等の症状が唇に表れます。
 
 なので、何度も発症して慣れてくると、(むむ、この嫌な感じはヘルペスか…?)ということがほぼ正確に判断できるようになります。

 肝心なことは、これに気が付いたらとにかくできるだけ早くヘルペスウィルスをやっつける抗ウィルス薬を飲むことです。

 ところがその症状はしばしば夜間や休日、あるいは勤務中などに訪れて、思いのままに病院に飛び込むということができません。

 そこで常備薬としてそれらを事前に持っていて、もしもそういう症状が現れたらまずすぐに自分自身の判断で投薬治療を開始して、速やかに病院にかかるということが早期治療のカギになります。

 このようなあらかじめ処方された薬剤を初期症状に基づいて患者の判断で服用開始する治療のことをPIT(=Patient Initialized Therapy)と言い、海外では"1day treatment"というそうです。

 日本ではこれまで少量の抗ウィルス薬を5日間ほど服用する治療が主だったのですが、抗ヘルペスウィルス剤は発病初期に近いほど治療効果が期待できるということで、患者自身が正確に症状を判断できるならば、という前提で、初期に大量の投薬を行って一気にウィルスを叩くことで服薬日数の短縮に繋げられるという効果が確認されました。


 私も前回の治療の時に、「次回は症状を感じたらできるだけ速やかにこちらの薬を飲んでください」と今までの4倍の量の薬を処方してもらいました。

 そして先週後半に再び唇に違和感を感じたので、すぐにもらっていた薬を指示どおりに12時間で二度飲みました。

 その結果は、なるほど、見事なほど症状が極めて短期間で収束しました。

 この投薬のあり方は自分に合うということが分かったので、先日又皮膚科を受診して次回分の薬を処方してもらいました。

 治療のあり方もずいぶん変わりましたが、病気の兆候がわかるようになる自分も経験を積んで成長したな、と思います。

 亀の甲より年の功ですね。 
 

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一段のサポート ~ 車に優しさを

2025-02-19 20:48:29 | Weblog

 

 自家用車をトヨタのノアにしてから2年が経ちました。

 子どもが生まれてからは、三菱デリカ、日産セレナとジャンルでいうとミニバンを乗り継いで来ましたが、今のライフスタイルはもうミニバンの良さにどっぷりとはまっています。

 子どもたちも独立したので、もう普段乗せるような子供はいませんが、今は夫婦の釣りやキャンプのアウトドア趣味に始まって、セカンドシートドアがスライドドアなのも日常の買い物に便利でもあります。

 ミニバンとなると床が高いので乗り込むのにちょっと勢いが必要です。

 デリカに乗っていた時はアウトドアでの走行性が高いことがウリだったので、やたらに床が高くて乗り込むのが大変でした。

 今乗っているノアも、タイヤが16インチになった分床が高いはずなのですが、左側のスライドドアに、開けた時にステップが高さ200ミリのところに出てくる「ユニバーサルステップ」という仕掛けがついています。

 もちろんオプションでの装着なのですが、電動ではなくてギヤでせり出してくるカラクリでオプション料金が3万円と格安。

 以前の福祉車両などではオプション料金が20万円もするようなものが出回っていたのですが、今回は3万円とお値段は破格です。

 車を注文するときに「そのオプションいるかな」と考えたのですが、値段も安いし子どもや年寄りも乗るだろうし、ということで軽く考えて追加しておきました。

 最近は高齢の両親の買い物サポートなどで活躍しているノアですが、91歳の母が乗り降りするときには実に重宝しています。

 母は左の足が思うように動かなくなっていて、セダンタイプの車の後部座席に乗るようなときは左足を一度手で持ち上げて車の外に出さないと出られないような身体状況です。

 それがノアでユニバーサルステップがあればまだなんとか自力で乗り込むことができています。

 ただ乗り心地がよかろうとセカンドシートを下げて前の座席との距離を離したときには、体を起こして手すりを掴むことができなくてあたふたしてしまいました。

 それ以来シートはできるだけ前にして乗り込んだらすぐに座れるようにセットして事なきを得ています。

 歳を取ると"車に乗る"という当たり前のことですら当たり前にできなくなるということを目の当たりにします。

 両親の実家は家の中に手すりをつけるのに介護保険を使わせていただきました。

 道具や器具でサポートできるのならやっておいた方がよいですね。 

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タンチョウヅルの聖地鶴居村 ~ すぐそこにタンチョウが!

2025-02-18 22:57:43 | Weblog

 

 昨日今日で釧路へ一泊の出張でした。

 今日は午前中の朝一番であいさつ回りなどをほぼ終えて、帰るまでの時間を使って久しぶりに鶴居村を訪ねてきました。

 鶴居村は釧路市の北側にあって釧路湿原のまだ北側にある高台の村です。

 人口は2500人ほどですが、南側に広がる釧路湿原を一望することができ、釧路とはまた違った湿原風景の楽しみがあります。

 またなんといってもこちらは特別天然記念物タンチョウヅルの聖地と言われており、国内最大の生息地です。

 今の季節は雪で餌が少なくなることから、長年にわたって給仕活動を続けてタンチョウヅルの保護に尽力してきた伊藤サンクチュアリがあります。

 この日もちょっと寄ってみたところ、大口径望遠レンズのついたカメラで単調の姿を追うカメラマンが押し寄せていました。

 鶴を見て写真を撮るには確かに聖地と言えるでしょう。


 ところがそこから帰ろうと能動っぽい道路を走っていたところ、なんと目の前に親子のタンチョウヅルがゆうゆうと歩いているではありませんか!

 鶴はよく牧場に出入りをして積み草に隠れている虫を食べたりしているのですが、まさに牧場の入り口の真ん前でした。

 檻のない空間でこれだけ間近に鶴を見るのはおよそ初めての経験です。

 親子とみられる三羽のツルは、車でゆっくり近づいてみても一向に気にする様子はありません。

 ゆうゆうと道路わきの雪原に向かって歩いてゆきました。


 さすがはタンチョウヅルの聖地。

 道東らしい風景に心が和みました。
 
  

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鉄道の近未来 ~ 鉄道を維持できなくなる理由

2025-02-17 22:33:34 | Weblog

 

 先日、鉄道に詳しい友人と飲んでいていろいろと鉄道の問題を教えてもらいました。

 彼曰く、「ディーゼルエンジンの車両ってたくさん走っていますが、実はあれって昔のマニュアル自動車のように変速ギアが使われているんです。そしてその変速機のメンテナンスって実にデリケートな作業で手間と技術者が必要なのですが、その人材を確保するのが今後難しくなっていくと予想されています。
 一方、電気でモーターを動かす車両の方はずっと単純でメンテナンスも容易なので、鉄道車両としては電気で動く車両のほうがメリットが大きいと言えるんです」

「なるほど」
「そこで、車両から見ると電気を使う方が良いということになるのですが、一方で電車となると電力を供給するのに架線からパンタグラフで電車に電気を送っています。ところがこの架線とか電線系のメンテナンスをする技術者の確保と育成が今後どんどん難しくなるだろうと言われているんです」

「おお、そこ…ですか」
「ええ、なので架線を経由しないで電車を走らせたいというので今JRが躍起になって開発を急いでいるのが水素で動く電車というわけなんです」

「水素電車!」
「水素で電気を作るとなると、燃料電池が考えられますがさらには水素でエンジンを回して発電するというやり方もあります。電気で走行するようになるとブレーキの際に発電機を回して減速する回生ブレーキが使えてさらに省エネと効率化が進みます。日本の鉄道を守るには技術を単純化して優秀な技術者が少なくても回していけるような社会に移行させないといけないかもしれませんね」


 このお話を聞いて、つくづく日本には技術者をもっとたくさん育成させないといけないと思いました。

 若者に金融教育を進める動きもありますが、その行く末が現場労働をせずにネットを駆使してお金を儲けるだけの技術に長けた若者を増やすのでは困ります。

 これからの世代の人たちには先人が作り上げた社会インフラと財産を守り育てる役回りを感じていただき、それに少しでも参加するような心がけが欲しいと思います。

 八潮市の大口径下水道管の損傷でいちやく脚光を浴びた下水道インフラですが、これ以外にも上水道、道路、河川、ダム、電線、通信線など多数のインフラが社会を支えています。

 人任せでも外国人労働者頼みでもいけません。

 自らが守るという気概を醸成しないと安全安心な社会は望めません。

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「解体」のための講習受講

2025-02-16 22:52:48 | Weblog

 

 先月末に長野県小布施町で進められている総合防災公園nuovoを見学してきました。

 こちらでは、災害時の救援スキルとして小型特殊免許の取得を奨励し、さらに免許を取得した方たちのために普段から重機の操縦練習ができる場所を提供していました。

 見学当日も私とほぼ同世代のお父さんたちが小型バックホウを操って操縦の練習をしていました。

 精神としてのボランティアはもちろん大切ですが、せっかく現地へ赴くならばもっと役に立つ資格とスキルをもって臨むならばもっともっと被災者の役に立つのに。

 その代表的なスキルが泥搔きや廃材の移動を行う重機の操縦です。

 一人でも多くの方が、いざというときのために重機の運転ができるようになることは、真に災害に強いレジリエンスな社会ということになるでしょう。


      ◆


 そして今回施設を見学し、主催者である林さんから直接お話を聞いて、被災地に重機とボランティアのオペレーターを派遣するときに求められるスキルを知りました。

 それは、バックホウの操縦と建物を壊す「解体」、そして「チェンソー」の資格・スキルなのだそう。

 被災に実際に入ると、単にバックホウで土や泥を動かすだけではなく、廃材を運んだり木材や樹木をチェンそーで切るという作業が多いからなのだそう。

 林さんは本職はお寺の住職さんなのですが、以前は境内の樹木をお金を払って切ってもらっていたのが、チェンソーの練習をするフィールドとして境内を提供することで、大勢の方がお金を払って木を切ってくれるようになった、と笑っていました。

 なるほど、と納得したのですが、わが身を振り返ると、大型特殊免許と、作業免許としてはバックホウ・ホールローダーなどの建設機械とフォークリフトを持っているだけ。

 いざ実践となると、私には解体とチェンソーの資格・スキルがないことに思い至りました。

 そこで今般、まずは解体の免許を取得するべくとある教習機関に春先の講習申し込みをして先日受講票が届きました。

 私の場合、大型特殊免許と建設系作業免許を持っているので、解体の免許取得には5時間の講習で良い、とのことで、ペーパーではありますが少しは気持ちが楽になりました。

 解体用の重機では、バックホウのアームの先についているバケットを解体用の器具に交換すれば解体機材として使えます。

 nuovoでは、重機の操縦を練習しながらアームの先の器具交換もできるような練習が行われていて、非常に実践的でした。

 春になったら一年ぶりに重機の操縦ですが、あとはチェンソーの資格取得先を探します。
 

 

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