阿寒湖畔からの帰り道で、昨日案内された国際ツルセンター「グルス」を再度訪問。
「午後二時に給餌をするのでぜひ見てください」と言われていたのだが、ほんの数分遅れてしまいました。
給餌場の周りにはカメラの放列がずらっと並んでいて壮観です。
【この数はすごいし、カメラも皆さん高級です】
また既にタンチョウが数多く集まっていて、クォー、クォーという鳴き声があちらこちらで聞こえます。
昨日と同様、河瀬さんに会って解説をお願いしました。
「この給餌場での被写体としての見ものは何なのですか?」
「タンチョウで言うと、求愛のダンス、縄張り争いの喧嘩などに動きがあってカメラマンの皆さんは良くねらっていますよ」
「それ以外には?」
「はい、今日も来ていますけどオジロワシがしょっちゅう餌をねらってきます。そうするとタンチョウとオジロワシが同じフレームで写真に撮れるのですが、そういうシチュエーションってまず他にはないと思います。世界中のバードウォッチャーが憧れている意味がそこにあるんですよ」
なるほど、確かにオジロワシが来てタンチョウと同じフレームの写真に納まります。
「さらに言うと、ときどきオオワシも姿を見せます。オオワシとタンチョウは海外のバードウォッチャーたちが一生の間に見た記録であるライフリストに必ず入れたい憧れの鳥です。やはり道東の自然のポテンシャルはすごいんです」
私も初めてオジロワシとタンチョウが同じフィールドにいるのを見て感動しました。
カメラがずらっと並ぶのも当然と言えるでしょう。
ぜひ阿寒湖畔へ行くまりも国道を午後に通る際はグルスへ一度立ち寄ってみてください。
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