北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

新聞に掲載された人事異動情報

2023-04-03 22:34:47 | Weblog

 

 諸官庁で春の人事異動情報が新聞に掲載されていました。

 何百人もの人たちについて、どこのどんな役職に発令になったかが書かれて、( )書きで今の役職が紹介されています。

 日本の官庁の役職って、組織名が長いので役職名も長々と書かれますが、共通できるところは共通にするとかすればもう少しは短くできそうな気もします。

 新聞の活字の小さな文字をたどって何百人もを追いかけるのは目が疲れますが、知り合いが出世してゆくのを見る楽しみがある反面、(ああ、彼はもう退職か)と職場を去る人の名前もあって、時の流れをかみしめる瞬間です。

 職名にもいろいろありますが、「本当に偉い人は文字数が短いんだよ」と言われます。

 総理大臣だったら「内閣総理大臣」で6文字、これなら「財務大臣」の方が短いですね。

 私の職名が一番短かったのは「掛川市助役」のときで5文字でした。

 今は助役が副市長に変わったので、文字数が増えました。

「釧路市副市長」なら6文字ですね。


     ◆
 
 
 市町村でいうと、市の名前が文字も読みも同じと言うのは日本で二箇所だけ。

 自治省が1970年に出した通達で、市の新設や町が市に昇格する場合は同一名称は避けるべき、とされているのですが、この通達の前に成立していたのが、府中市(ふちゅうし:東京都と広島県)と伊達市(だてし:北海道と福島県)の二つだったということらしいです。

 この二つの市の市長さんは市の名前の前に都道府県をつけておられるのでしょうか?

 はたまた「府中市長」はそのままで、住所に都道府県をつければよいのでしょうか。


 また町村名は同じ漢字表記で「読み方が同じ/異なる」というところもあれば、違う漢字で同じ読み方などのバリエーションが全国各地にあります。

 それらはやはり町村名の前に都道府県をつけるのでしょうか。

 
 職名は短い方が偉いのだ、と言っていたら、「じゃあ俺は"事務官"だから"事務次官"より偉いな」と言った笑い話がありました。

 中央官庁では大臣の次に偉いのが事務次官で官僚のトップですから、そんなことはないのですが、文字面だけだとなぜか"次官"になるのですね。

 
 4月の人事異動では、まだ引っ越しで着任していない方も多いことでしょう。

 本格的な挨拶回りは来週からかな。
 
 

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1 コメント

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マルテンサイト千年ものづくりイノベーション (サムライグローバル鉄の道)
2024-08-31 04:35:38
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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