3人の子供たちが保育園や学童クラブを巣立つまで
仕事と家事・料理・洗濯はもちろん、
自分の趣味まで手放さなかった私は<阿修羅の如く>
生活せざるを得ませんでした。
限られた時間を夫婦で取り合う葛藤・理不尽さ・子育ての難しさ……
その頃を思うと、今は夢のようです。
最愛の猫たちは、私たち夫婦をたよりきっているし、
雀や目白、植物も、目をかけただけ、応えてくれます。
夫も私も「どうでも良い」ことには目をつむり、
残り少ない時間を
「くだらない喧嘩」で潰さない努力を(自然に)しています。
この平安な暮らしの有り難さは、
シビアな戦いの苦しさを経験したからこそ!のモノです。
好むと好まないに関わらず、「子どもの居ない家庭」が増え、
子育てを経験しない夫婦の将来が心配になるのは
「年寄りの冷や水」かもしれませんが、やっぱり心配です。
「苦あれば 楽あり」で、「逆も真なり」だと思うから。