一昨日、「職業柄」と書きましたが、
ネットでみると、「職業=生計を立てるために日常従事する仕事」だそうです。
だとすると自力整体ナビゲータという仕事は、生計維持どころか殆ど赤字。
世田谷元気リーダーの仕事もボランティアです。
で、私のタイトルは今ふうの言い方をすると、
健康体操研究家・健康料理研究家・アマチュア脚本家
健康料理の基本は「あなたと健康社(以下、あな研)」(東城百合子先生主宰)の料理教室で
学びました。
その後、自分なりに色々研究してきたので、講習会を頼まれることもあります。
「あな研」の料理は、かなり厳しい「玄米菜食」なので、
出汁をきちんと取り、手間暇かけて昔ながらの方法を学びます。
基本が分かれば、後は応用で、機械や圧力鍋を使うのは自由です。
が、電子レンジだけは避けられていました。
私は冷凍して置いた玄米を温めたりはしますが、調理には使いません。
市販品には色々な保存料や添加物が加えられていると思うので、手作りが殆どです。
「普段(ケの日)は一汁三菜が基本で、ハレの日は甘いモノやご馳走を愉しむ」
もちろん旅行に出たときは、毎日がハレになってしまいますが、
帰宅したら軽めの食事を続けて帳尻をあわせます。
こういう「自由な考え方・やり方」は、基本を知ってから応用することが肝心です。
この本の著者・ムラカミさんも、基本を経て、一人暮らしなりの知恵と工夫を重ね、
その秘訣を示されているので、
「若い人は、もっともっと基本を勉強して欲しい」というのが私の希望です。
以下、簡単クッキングの例
P.101 <ムラカミ流10秒だし>
カップに削り節(さば節、ウルメ節、宗田カツオ節の混合削り節)を
3本の指で一つまみ(3~4g)入れ、熱湯180gを注ぎ、10秒おいてこす。
P.110 <干し野菜>
冷蔵庫の上は放熱板になっているうえ、温かい空気が集まるので温度が高く、よく乾きます。
①切り干し大根:大根の皮を千切りにして盆ざるに広げ、2~3日おいてチリチリに乾かす。
②オレンジピール:橙の汁を搾ったら、皮はワタを除いて適当に切り、
電子レンジ600Wで100gにつき2分チン。キッチンペーパーにはさんで水分をとり、
バットにのせて冷蔵庫の上で一昼夜。カラカラになった皮をミキサーで粉砕。
(使い道:鯖缶とゴボウの炊き込みご飯に散らしたり、ケーキのスパイスにする)
③ドライアップル:りんごの芯を除いて2~3㎜で1㎝角の色紙切りにし、橙の皮と同じように
レンジにかけてから乾燥する。蜂蜜入り紅茶に加えると甘い香りを
楽しめる。(柔らかくもどったリンゴそのものも美味)