自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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人生100年の習慣  6   微小循環

2019-01-28 06:09:41 | 推薦図書


取材班がサルデーニャ島を訪れた直後に発表された研究成果に「微小循環」が。
P.98 血液中のバイオマーカーと呼ばれる指標を用いて、臓器の状態を測定すると、
   スーパーエイジの人々でも、心臓、腎臓ともに機能が悪化していた。
   (中略)長寿地域で元気に暮らす高齢者といえど、
   体内の臓器の状態は決して良好ではなかった

   ところが、微小循環と呼ばれる機能は非常に高いことがわかった

P.100 「微小循環(ミクロ循環)」とは、
   全身に張り巡らされた毛細血管を流れる、目に見えないレベルの細かい血流。

   これに対し、「マクロ循環」は心臓から動脈などの太い血管を通る血流で、
   血流の根幹とされてきた。

マクロ循環は、文字通り「大動脈」ですが、
ミクロ循環も「各細胞に必要な酸素や栄養素を行き渡らせる」という重要な役割が。

P.101 そして今、微小循環が担うもうひとつの役割が注目されている。
   それは、臓器や細胞で作られたゴミを回収するという機能。
   (つまり、慢性炎症を起こす原因となるゴミを処理してくれる。)

微小循環の研究はイタリア・アッチャーリに住むスーパーエイジが対象です。
ここもサルデーニャ島と同じく、勾配のきつい傾斜地が多く、負荷の強い動きが
求められる暮らしだそうです。

で、運動論の結論は、昨日と同じく、
「生きがいを持って、楽しみながら、強い負荷のかかる暮らしをすればよい」
のようです。
コメント
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