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著者は沖縄在住の歯医者さんです。
その主張は、
p.6 頭痛やめまいの原因は、脳の中の血流や脳脊髄液、
そして耳の三半規管のリンパ液の循環障害にある
その循環障害が起こった理由は、
まず、歯の噛み合わせの不具合が、夜間の食いしばりを
引き起こし、顎関節症を招きます。これがさらに
就寝中の頭の反り返りを招き、頚椎症となった結果、
脳や耳の内部の血液や脳脊髄液の循環障害が起こる
(中略)そのままの状態が今後も続くと、
今度はの脳梗塞か、認知症に向かいやすくなる
で、様々な症状で悩み、駆け込んでくる患者さん達に施術したり、
自分で行えるよう指導するのが「首のわしづかみ」なのだそうです。
やり方は簡単で、
P.29 左手を首の後ろに回し、後ろから首をわしづかみにします。
このとき左手の親指が内頸静脈に当たります。
(中略)そのまま指に力を入れ、グッと強めにわしづかみに
します。これが基本パターンで、
首にある「胸鎖乳突筋」がほぐれ、首の凝りを改善します。
脳へ流れ込んだ血液が戻る際、
最も大きな血管「内頸静脈」を通るのですが、
胸鎖乳突筋が凝ると、頭部をめぐる血液や脳脊髄液の循環が
悪くなります。
やり方は写真付きで詳しく説明されていますから、
気になる方は是非、本を読んで実行してください。
「気になる点」というのは、P.26にチェック項目があります。
①あごの関節部分を指で押すと痛みがある
②口があけづらい
③朝起きたら、あごが痛い
④上の犬歯が削れている
⑤下の前歯が削れている
⑥首が凝っている
⑦首がスムーズに回らない
⑧猫背だ
⑨夜間に3回以上トイレに起きる
⑩料理中、冷蔵庫の前に来て、何を取り出そうとしたのか
思い出せない
⑪めまい、ふらつきがある
⑫いびきをかく
⑬口を開けると音が鳴る
⑭歯茎の骨に異常に太くなっている部位がある(骨隆起)
一つでもあてはまるものがあれば「隠れ顎関節症」の
疑いがあるそうです。
いずれにしても、首根っこをつかんでマッサージするのは
チョー簡単ですし、気持ちが良いから体操指導で広めています。