昨日は「玄米食の危険性」の部分を紹介しました。
今日は、その毒性を取り除く調理法です。
p.135 2合の玄米を土鍋で炊く場合
①玄米を水に浸して17時間おく
②その間に水が濁ってくるので2回ほど水を切り、
新しい水を入れる
③炊く前に、浸水した米をザルにあげて、水を切る
④鍋に米と水(玄米の1.4倍)、塩を入れ、やさしく混ぜる
⑤蓋をして中火にかける
⑥沸騰したら、弱火にして25分くらい
⑦蒸気が弱々しくなってきたら蓋を開け、水気がなかったらOK。
⑧火を止めて、蓋をしたまま、10分ほど蒸らす
⑨しゃもじでかき混ぜる
鶴見氏はさらに健康的に食べるため、下記のようなレシピを推奨。
超健康・玄米完全レシピ
p.137 ①玄米2合と小豆少量を水に浸して17時間おいて水を変える
②鍋に米と水(玄米の量の1.5倍)を入れる
③海藻類(昆布1枚:細かく切ったもの)、十穀米(大匙1)、
きのこ類(干し椎茸1個:細かく切ったもの)、粉寒天2g、
棒寒天2g、干しひじき少々、干しきくらげ少々、
ごぼう少々(ささがきにする)、梅干し1~2個
備長炭(炊きあがったら取り除く)
④上記のような食物繊維を加えて、13時間浸水する
⑤水を捨てず、蓋をして中火にかけ、沸騰したら弱火で25分。
⑥火を止めて10分ほど蒸らす
⑦しゃもじでかきまぜる
鍋に関しての記述もあります。
p.134 磁性鍋:電子レンジ専用の特殊な土鍋
電子レンジのマイクロ波の害を防ぎ、
遠赤外線に変える
磁性鍋で玄米をたく方法は、
①17時間浸水して水を入れ替える
②磁性鍋にこの玄米と海藻・梅干しを入れる
③電子レンジで5分間チンを6~8回続けてする
5分毎に電子レンジに駆け寄り、スイッチを入れ続けるのは
私にとっては苦痛です。著者は本当にやっているのかしら?
と、疑いたくなりますが、何事も実践してみなければ分かりません。
p.142に著者の実践している方法が出ています。
①夜10時に玄米を水に浸す
②朝7時に水を取り替える
③夕方5時に水を取り替える
④朝6時に他の材料を入れ、炊き始める
一度にたくさん炊いて冷蔵庫で保存し、
食べるときに磁性鍋でレンチンする