![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/6c/eee36e071f73ab189c0397559dc03a8d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/48/4deaa9263b557c931541412109929f5a.jpg)
落水停止
滝の岩肌が 異様
遊歩道を行きついた所に 滝見台
間近に 滝が 見れます
マジカ⁈
滝なんですが なんか 変ですよね~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/de/7ab735cd13c1be7cf2e10a9737abc4b3.jpg)
岩盤の上に 堰
発電所の水を確保するため
そうでした 見た目が ダムみたいでしたが
滝なので ダム湖は ありません
滝の上流は 川です
発電所が 稼働してた時は この状態だった
ってことなんですが
近年まで 落水停止してて
落水させるための 修景工事が施され
平成8年 1996年
落水復活
堰は 1909 明治42年
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/7b/10eaf5c040f25629a169d87678d65c3f.jpg)
岩盤の上の 堰
緑になった直線的な部分 苔でしょうか
岩盤上部 プレートのようになってます
これも 修景工事
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/f4/1649c2720acb85d89da6470343bd9fe5.jpg)
よーく見ると 工事の跡が わかりますね
阿蘇溶結凝灰岩
9万年前の 阿蘇山噴火の堆積物
阿蘇四 と呼ばれている 最近の噴火
地学的には ついこの間の出来事
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/46/62a97240a4876aa3623d2e788781c29c.jpg)
岡城の断崖も 阿蘇四 でした
この川は 大噴火で 堆積物で 埋め尽くされ
その後 川の流れで 浸食されて
こうなった ってことです
が… 滝が 落水していると 浸食は
進むということです
魚道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/78/21c9ab2e480f21d3784ac8bde0a6fa22.jpg)
滝見台 対岸
江戸時代 魚道が造られていました
トンネルも 掘られ 魚架も造った
動画で 詳しく見れます
9月の時の 滝見台からの 落水
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/a4/f731692ce4cb0da84bf5df9e7fc210f8.jpg)
魚道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/e1/47b694276a2bb214005094d42739fda4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/e5/9d7bcfd1f8dbc368ce8b60cb1b6edb29.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/19/65306c61f04341e7be293b6d67267d61.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/d0/bafe8a1ae5d74756ea861d8ad2167f56.jpg)
滝が二段になっています
発電所の建設に取水用の高さ5.5mの堰堤がつくられました
上流は沈堕ダムになります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/31/985a28e19aa4f38e0e9cf0e4c8b4557e.jpg)
岩盤の崩落が続き かなり早いペースで上流に近づき
堰堤も一緒に崩落する危険性があり
堰堤の管理者である九州電力は
1998年に川床や岩盤の補強工事を行った
滝の移動と景観の消滅を防いだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/b9/a80bb9ff2f64e3558680228d7ca12659.jpg)
滝と堰堤の間の岩
補強工事の際に取り付け
「十一条」の滝の流れを復元した
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/15/e215f1260bbb954088c4421be6afd7b2.jpg)
雪舟 鎮田瀑図 では 「十三条」とありました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/0c/ec8dbfd6e6fc24efc0bf767932a3de63.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/13/d9e1eb9930e342f35df922074964a42e.jpg)
誰も見た者はいない
9万年前の まだ 阿蘇山 という名前もなかった
火山の 大噴火
噴火物で 埋められた谷が 浸食されできた
滝
なんだが
以前は もっと 下流に あったものが
今現在 ここにある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/76/ce593f3e2cc2b8077ec3b5998f0df0c7.jpg)
ということ
どういうこと?
阿蘇溶結凝灰岩は 柔らかい地質
落差もあり水量も豊富なため
滝の川床や岩盤も水圧に耐え切れず崩落を繰り返し
徐々に上流へと位置をずらしていった
らしい
以前 って言っても…
地学の 以前ってのは…
1万年前 とか 2万年前 とか…
いつ頃のことなのかは…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/9e/8322e51587ef9f4b8a0bea13dd3a6128.jpg)
150年ほど前には
滝は現在の場所から 240m下流の位置にあったという
だとすると 1年間で1.6m 移動 している
9万年前の阿蘇山の大噴火で流れてきた火砕流が
大野川流域を埋め尽くし
阿蘇溶結凝灰岩と呼ばれる柔らかい地質
落差もあり水量も豊富な滝であったため
滝の川床や岩盤も水圧に耐え切れず崩落を繰り返し
徐々に上流へとその位置をずらしていった
と、うことなんです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/78/2cf926ab44da8745c1950dc0d02d1800.jpg)
なるべく 水圧を低くするために
傾斜つけたり プレートつけたり 階段状にしたり
直接落ちないように工夫して
岩盤 川床が 崩れるのを予防してるということ
ですが
補強工事も 絶対なものではないでしょうね
これから どうなるか…大自然は 予想もできません
沈堕の滝 洛陽
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b2/217ded9f7b5ecc4d41b4c0e5cd0f5943.jpg)
夕焼け空には なりませんでしたが
ナイス タイミング
ナイス タイミング
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/6c/eee36e071f73ab189c0397559dc03a8d.jpg)
朝夕は 思わぬ風景が見れる
とかなんとか 言ってる場合ではない
日が落ち 暗くなった 林の中の遊歩道
戻らなければなりません
背中が ⚡ で 急ぎ戻ります
誰か付いて来る
とかなんとか 言ってる場合ではない
日が落ち 暗くなった 林の中の遊歩道
戻らなければなりません
背中が ⚡ で 急ぎ戻ります
誰か付いて来る
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