今年最後の一冊は、
「法然の編集力」松岡正剛著
NHK出版 2011(平成23年)/10/30第一刷発行
を読んでいます。
webをやっている方は、松岡さんの書評サイト「千夜千冊」をご覧になっているでしょう。
書評サイトはこちら。
↓
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1144.html
松岡正剛さんの新刊「法然の編集力」、現代人の眼で、それも僧侶でない方の一冊なかなか面白いです。
今年は、大震災と原子力事故があり、また法然800年御遠忌&親鸞750年御遠忌の年でもあり、仏教書が多く出版され読まれているようです。
先行き不安のある現在、何か依り所を求めているのでしょうか?
新しい視点での仏教書の読み解きが深まり、現代人の心に届く「選択」を通して、仏教を勉強する方々が多くなるのか楽しみですね。
現代の日本人が、新たに仏教に目覚めることから、日本の将来展望がひらけるように思います。