ニセアカシヤは直径20cmの木を2つに割った薪だと灰になるまで5時間以上持たせることが出来る。ところが同じような赤松の薪は早ければ1時間、がんばっても2時間もすると灰になってしまう。ならばもっと太い木ならいいかもしれないと思った。
ボッケ家では薪に関しては恵まれている。近くの河川敷で入手出来るからだ。ある時軽井沢町に丸太をタダで持ってていいよっていう場所があるというのを聞いた。ものは試しとヨメ見に行った。そこには直径50cm以上はあるような大きな丸太がゴロゴロと転がっていた。管理人は町民でなくても持ってていいよと言っていた。しかし木は太過ぎて切るのも大変そうなのでそこを利用するのは止めた。でも直径40cmから50cmの丸太が長さ30cm程度に切ったのが幾つかあった。これを貰わない手はないってことで10個ほど持って帰った。
そんな輪切りの丸太だけどあまりにも立派なので何かに使えないかと思いつつ燃やせないでいた。でも薪割り台にしたら2つに割れてしまったのがあった。そこでこれを細かくせずに燃やしてみようとストーブの中にそのまま入れてみた。
燃焼室が半分くらい塞がる大きな薪
1時間ほどしたら火が消えてしまった。そりゃそうだ、燃焼室の半分くらいを占めるようでは酸素不足ってもんだ。それでも細かい薪を補充したところ4時間くらいは燃え続けてくれてた。放置すればもう少し燃えていただろう。もしかすると空気の調整をすればこんな太い薪でなくても長時間燃やすことが可能なのかな。
ボッケ家では薪に関しては恵まれている。近くの河川敷で入手出来るからだ。ある時軽井沢町に丸太をタダで持ってていいよっていう場所があるというのを聞いた。ものは試しとヨメ見に行った。そこには直径50cm以上はあるような大きな丸太がゴロゴロと転がっていた。管理人は町民でなくても持ってていいよと言っていた。しかし木は太過ぎて切るのも大変そうなのでそこを利用するのは止めた。でも直径40cmから50cmの丸太が長さ30cm程度に切ったのが幾つかあった。これを貰わない手はないってことで10個ほど持って帰った。
そんな輪切りの丸太だけどあまりにも立派なので何かに使えないかと思いつつ燃やせないでいた。でも薪割り台にしたら2つに割れてしまったのがあった。そこでこれを細かくせずに燃やしてみようとストーブの中にそのまま入れてみた。
1時間ほどしたら火が消えてしまった。そりゃそうだ、燃焼室の半分くらいを占めるようでは酸素不足ってもんだ。それでも細かい薪を補充したところ4時間くらいは燃え続けてくれてた。放置すればもう少し燃えていただろう。もしかすると空気の調整をすればこんな太い薪でなくても長時間燃やすことが可能なのかな。
子供の頃の蕎麦の印象はというと黒くて細くて固いうどんって感じだ。18歳の頃、戸隠で蕎麦を食べた。だけど時の印象は今一つだった。それは汁の味のせいだった。東京の濃い味に比べてのことなんだけどそのせいで蕎麦の味は記憶も感動もなし。山梨でも年越し蕎麦を作ったけどつなぎにトロロイモを使ってたせいもあると作り方も婆さんの自己流なので味はちょっと独特。長野に来てから蕎麦を時々食べてこれが蕎麦ってもんかと思ったものの普段は乾麺で十分だと思ってた。
ボッケ集落では新蕎麦を食べるという行事がある。その目的はここでは触れないけど何と種蒔きから始めるという懲りようである。その役に当ると春頃から種蒔きだ草取りだなどと何かと出番が多い。それでも新蕎麦を食べてからこれが蕎麦の味なのかぁと思った。それから数年、そんな蕎麦の味をもう一度体験したいと思い集落の行事が嫌いな俺が初めて自らの意志で参加。手伝った人は蕎麦を食べることが出来るのだ。
蕎麦打ちも教わりたかったけどどうもそれは女の人の仕事みたいで専ら茹で担当。といっても釜の傍で沸騰しそうになって湯に水を差すだけ。まぁ子供でも出来る仕事だけどワークシェアリングってなもんだ。
蕎麦は昼に食べるんだけど、朝の8時頃から準備が始まるという気の長い話。素人が作った蕎麦の太さはうどんのように太い。かなり細く切れただろうと思ってても蕎麦屋で出て来るような細い麺にはならない。でも味は遜色無い。自分の中ではこの蕎麦が一番美味い。
何より風味が良い。蕎麦屋で食べても臭いというか風味を感じないことがあるが新蕎麦のせいか蕎麦独特の臭いがする。蕎麦湯、これの何が美味しいんだろうと思ったがそれ以来好むようになった。唯一の欠点はというと、これまでどんな蕎麦でも美味しく食べることが出来たのにそれ以来こんなのは蕎麦じゃないなって感じで舌が贅沢になってしまったことかな。困ったもんだ。
来年の参加はどうかというと微妙かなぁ。あの人は他所から来たのにこの集落に積極的に馴染もうとしてるなんて思われて色々な役に白羽の矢を立てられるのも困るしなぁ。ヨメも役でもないのに流しの前で最後まで食器を洗ってた。すると再び夫人部に入らないかなんていうお誘いがかかったりすることもありそうだ。色々と不幸(?)なこともありそうなのだ。
ボッケ集落では新蕎麦を食べるという行事がある。その目的はここでは触れないけど何と種蒔きから始めるという懲りようである。その役に当ると春頃から種蒔きだ草取りだなどと何かと出番が多い。それでも新蕎麦を食べてからこれが蕎麦の味なのかぁと思った。それから数年、そんな蕎麦の味をもう一度体験したいと思い集落の行事が嫌いな俺が初めて自らの意志で参加。手伝った人は蕎麦を食べることが出来るのだ。
蕎麦打ちも教わりたかったけどどうもそれは女の人の仕事みたいで専ら茹で担当。といっても釜の傍で沸騰しそうになって湯に水を差すだけ。まぁ子供でも出来る仕事だけどワークシェアリングってなもんだ。
蕎麦は昼に食べるんだけど、朝の8時頃から準備が始まるという気の長い話。素人が作った蕎麦の太さはうどんのように太い。かなり細く切れただろうと思ってても蕎麦屋で出て来るような細い麺にはならない。でも味は遜色無い。自分の中ではこの蕎麦が一番美味い。
何より風味が良い。蕎麦屋で食べても臭いというか風味を感じないことがあるが新蕎麦のせいか蕎麦独特の臭いがする。蕎麦湯、これの何が美味しいんだろうと思ったがそれ以来好むようになった。唯一の欠点はというと、これまでどんな蕎麦でも美味しく食べることが出来たのにそれ以来こんなのは蕎麦じゃないなって感じで舌が贅沢になってしまったことかな。困ったもんだ。
来年の参加はどうかというと微妙かなぁ。あの人は他所から来たのにこの集落に積極的に馴染もうとしてるなんて思われて色々な役に白羽の矢を立てられるのも困るしなぁ。ヨメも役でもないのに流しの前で最後まで食器を洗ってた。すると再び夫人部に入らないかなんていうお誘いがかかったりすることもありそうだ。色々と不幸(?)なこともありそうなのだ。